庭。

2010年4月10日 日常
 憧れの「ターシャ・テューダーの庭」には及びもつかないガサツさではあるが、なかなか自分好みの見目良い庭になってきた♪ と、西半分の色とりどりに小花が咲き競うボーダーガーデンもどきと、東・南面の猫の額的“庭先菜園”を眺めて、ちょっと自己満足に浸る半日。

 幸か不幸(--;)か、この週末は1件しか出張整体の予約が入らなかったので、今日は朝からのんびりゆったり家事と雑用三昧。いつものごとく「始める前よりちょっとマシ」という低レベルな努力目標はまずまず達成できたので、ちょっと満足して精神衛生も安定。しかし一ヶ月前の今頃も全く同じ事をしていたし、一年前の今頃にも、ほぼ同じようなことを「努力」していたような記憶があるのだが……

 私の人生、溜まる一方の家事と雑用と、膨らむ一方の赤字と借金に追われて逃げまくるだけで、終わってしまうんじゃなかろぉか………………★
 (--;)”

 と、ちょっと焦りも感じはしつつ。

 しかし心身ともに健全で、おなかはすくし、よく眠る。そして20年前の「役には立たない予知夢」に視た、現にいま住みついて21年目に突入している我が最愛の埴生の宿な貧乏おんぼろ借家の東南の庭先にすっくりと立つ若木は、つい先月までは腰ほどの高さ(約1m?)だったのが、今朝、気がついたら、私の身長を追い越すほど(1m70cm?)に、すくすくと成長している……。


 予知夢で視た高さ数メートルの美しい樹形を完成させるまでには、ほんの数年すら要しないのかもしれない。

 それまでには、私は自分を「トキさん」と呼んでくれる人たちを見つけ出したいと思う。いや、その人たちとの「再会」を果たすべく、私自身が、無駄かもしれないとは知りつつ、常に「努力」を……

 し続けなければならない。

 (^^;)”””” 

 けっして、あきらめないでね!




 さて、余談だが。(と、前項の勢いのままに続けて書こうとして、途中で気が変わって分割しました☆)


 日頃私は、いずれは「モノカキは恥かき」を職業=収入源にしたいと勘案している人間として、常に責任ある?文章を書くよう心がけるべく、「書いたら消すな、消すなら書くな」を、念頭において、かつ、実践している。

 ではあるのだが、某関係筋から削除要請が入ったので、この意味不明ブログ上の幾つかの書き込みは、本日これより「秘密日記」内への格納作業を行います……


 あしからずご了承下さい。
 m(--)m”







 しかして思う。訃報から約20日というのは、関係者にとって「日常モード」へ戻る、ひとつの区切りなのだろうなぁ。

 私も今日は、Tさんの遺品の山(すでに完全なる「私は不要だが誰かは使用可能品」類はリサイクルショップちいろばへ出荷済み。)の残りの一山というか「一山脈」を、点検して拭き掃除して分類・移動・収?納(……というか“山を移動させただけ”ではあるが★)。10日ほど埋まってしまって私を苛々と悲憤慷慨させていた東のスペースがやや空いてきたので、ちょっと精神衛生状態が向上。しかし、……やっぱり大型本棚までもらってきたのは、ちょっと多かったかなぁ……(--;)……と反省しつつ、西の部屋の間取り配置変更図を鋭意検討中。(これの作業でまた半月ぐらいかかる?)

 もらったお布団はまだまだ十分使える品物だったのだが、数日間の“夜露干し”の結果、それだけでは染みついた薬品臭が抜けないらしいと判明したので、数年前から壊れたガス釜を放置したまま、浴室としての機能は放棄して「足踏み洗濯器」と化している浴槽に放り込んで漬け込み洗い中。ま、10回も水と酸素系漂白剤を取り替えれば、臭いも抜けるでしょう……
(それでもダメなら2000円出して「ふとんの丸八丸洗い~」に電話☆)

 なんだっけ?

 そうそう。お布団を水に漬けこんで水没というか水死?(^^;)というか、ぎゅうぎゅう押し込んで空気を抜いて……の“水攻め”の作業中。

 Tさんが喜んでいる姿を感じた。



 においというのはかなしみににているのだろうとおもう。

 においがとれると、かなしみもぬけていくようなきがする。

 Tさん、かなしかったの? ごめん。あんまりわたし、よくわかっていなかったよ。

 ごめんね。

 でも、ゆっくりしてね?

 おふとん、みずにさらして、かぜにさらして、おひさまにさらして……

 ふかふかにして、だいじにして、きもちよく、

 だいじにつかわせてもらうから……






 ころころころがっては風とたわむれている“手乗りTさん”まぼろしは、私の精神衛生のための幻なんだと、おもいたいひとはそうおもってくれたほうがよろしかろうでしょう……






 あ、この一文のタイトルが思いつかない☆





 えとね。

 「人間、“自分を理解し、同調してくれる人”というのは、絶対に必要な存在なんだろうと思う。

 私はTさんのクラシック音楽やフランス文学古典に関する造詣の深さには全く完全についていけていなかったけど。

 そしてTさんの“病に倒れて”夢も人生も断たれてしまった……という怒りと八つ当たりと苦しみや悲しみや切なさややるせなさ……は、全然あんまり、ちゃんと理解してあげていたとはいえないらしかったけど。

 でも、根本的なところでは、Tさんの基本的かつ根元的な価値判断の基準や、Tさんの超個人的な“悲憤慷慨”やら公的な問題に関する義憤や慨嘆を、そして世間の基準からすれば辛口で超絶ブラックで、それをユーモアと賞するには些かややかなり辛辣に過ぎるであろうきっついジョークや、それに反比例するかのようなお茶目で子どもじみて食い意地と衝動で生きてる部分が多いような半面などを……

 ほぼ、理解はしていた、と思う。


 Tさんに、私がいて、良かった。(そして、Tさんの最期をTさんの密かな本音の願望に沿った“世間並みのセレモニー”付きで盛大に(?)見送ってくれる人たちが、他にちゃんといてくれて、良かった。

(私じゃ絶対、Tさん好みの“お見送り”なんかしてあげられない。絶対途中で「また」邪魔して引き戻してしまっていたに違いない………………<だからあえて枕元には呼ばなかったんでしょ、Tさん?)

 (^w^;)”


 なんの話だっけ?



 そうそう。だから、私は遠慮なんかしないよ。って、話。

(まぁ、Tさん個人/故人の意思に反するよーなことは、たぶん書かないとは思いますが……ていうか、私が書く必要はないと判断することは、書きませんが。)



 Tさん、ころころころがって、満足いくように、転生の準備をしてください。

 前世では私のほうが早世して、迷惑かけたよね。
 今世では、もうちょっとお互いつっこんだ話をするべきだったのかもね。
(でも、お互い“クール”を気取りたい性格だし。ねぇ……)

 来世でも、また会おうよね……





(ん? それでけっきょく、なんの話なんだったっけ……????)
 老朽原発 材質もろく
 吉井議員指摘 運転延長は危険

 温暖化対策に名を借りて老朽原発を酷使すれば、取り返しのつかない事態になる-。日本共産党の吉井英勝衆院議員は9日、衆院経済産業委員会で、運転開始から40年たってなお運転を続けている日本原子力発電・敦賀原発1号機(福井県敦賀市)の問題をとりあげて、政府の安全軽視の姿勢を批判しました。
 吉井議員は、金属がある温度以下になると急激にもろくなる問題で質問しました。原発を長期間運転すると、原子炉容器や機器などの金属材料は、核反応で発生する中性子を浴び、もろくなる温度が上昇します。吉井議員は、ツルが原発1号機の場合、運転開始当初はマイナス23度だったが、現在は51度に上昇したのではないかと指摘。経産省はそれを認めました。
 吉井議員は「巨大地震など、緊急に原子炉を冷却しなければならない事態が発生すると、ECCS(緊急炉心冷却装置)が働いて、(51度以下の)常温の冷却水が一度に入り、原子炉容器が破損する可能性がある」と述べ、運転延長をやめよと追及しました。
 また吉井議員は、1960年代に日本原子力産業会議(現・日本原子力産業協会)が行った試算を示して、炉心溶融など最悪の原発事故を想定した放射性物質の総放出量や、原子炉から何キロメートルの範囲がどの程度被ばくするのか、電力各社に試算させるよう求めました。
 直嶋正行経産相は(略)原発災害対策に後ろ向きの答弁に終始しました。


 40年超、今後10年で18基に
 解説

 敦賀原発1号機が営業運転を開始したのは1970年3月。70年代に運転を始めた18基の原発(略)が、2010年代、次々に運転開始40年を超すことになります。
 老朽原発を廃炉にすることで原発から段階的に撤退して自然エネルギー重視に転換するのか、危険を顧みずに原発を酷使するのかが問われています。
 原発は、もともと寿命が30~40年程度とされていました。しかし2000年ごろから老朽化が問題となったため、政府は、60年間運転することを想定した対策を05年にまとめるなど、老朽原発を酷使する路線をとってきました。
 原発の機器は、過酷な環境にさらされるため、老朽化による事故が頻発しています。04年に死傷者11人を出した美浜原発3号機の蒸気噴出事故は、老朽化による拝観の減肉を放置していたことによるものです。
 また、温度や圧力の変動を繰り返したり、中性子の照射を長期間浴び続けることで金属材料がもろくなり、ひび割れなどの原因になっています。コンクリートの劣化も指摘されています。
 一方、先月末に島根原発1、2号機で123件の点検漏れが発覚するなど、電力会社の保守・管理能力や政府の審査能力そのものが問われる事態が続いています。
 長期間の酷使による機器の劣化状況を把握できる保証はまったくありません。
 老朽原発の酷使は、もともと技術的に未確立な原発の危険性をさらに高めるものです。この方向から根本的に転換するべきです。

(中村秀生)


 原発推進を鮮明に
 「地球温暖化防止」を口実
 原子力白書

  国の原子力委員会は9日、2009年版「原子力白書」を閣議に報告しました。地球温暖化への対応を口実に、原発推進の立場をいっそう鮮明にしています。白書は、(略)原発は、温室効果ガスを削減する効果が大きいとして、既存原発の利用率向上と、原発の新増設をあらためて強調しています。
 現在、14基ある原発の新増設計画については、各地で反対運動が起きているにもかかわらず、電力会社に取り組みを進めるよう求めています。
 一方、使用済み核燃料からプルトニウムを取り出して利用する核燃料サイクルは計画どおり進まず行き詰まっていますが、白書は、「プルサーマル(プルトニウムを含む燃料を一般の商業用原発で燃やすこと)がスタートしたことは、核燃料サイクルの大きな一歩」と強弁。核燃料サイクルに固執する姿勢をあらわにしています。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.04.10.)


■MOX輸送船日本へ

 【パリ=時事】使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを再利用するプルサーマル計画用のウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料約15トンを積んだ英輸送船「パシフィック・ヘロン号」が8日、仏北西部シェルブール港を出発、日本へ向かいました。AFP通信が報じました。
 九州電力と関西電力の依頼を受けたもの。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.04.10.)

(2010.04.11.入力)
 原子力空母ジョージ・ワシントン
 展開周期が判明
 横須賀 米軍の戦争出撃拠点に


 放射能漏れの危険と隣り合わせの定期整備や艦載機の低空飛行訓練による爆音と部品落下など、住民生活を脅かす米海軍横須賀基地(神奈川県)の原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)の部隊。配備されて2年、日本周辺にとどまらずアジア・太平洋全域で活動する同空母と艦載機部隊の定期整備や作戦行動の展開サイクルが判明しました。

 GWは毎年1月から5月にかけ放射能管理の必要な4カ月定期整備を実施し、6月から3カ月間の夏の作戦行動と10、11月の秋の作戦行動でアジア・太平洋各地へ出動しています。(略)
 作戦行動サイクルは日本が文字通り米軍の戦争のため原子力空母や空母艦載機が出撃する拠点として強化されていることを改めて浮き彫りにしています。

(佐藤つよし)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.04.11.) 

 社会リポート
 独り暮らしの死 きっかけ
 仲間と入れるお墓
 福岡・年金者組合が運営

 「自分が亡くなったあと、お墓をどうしよう」「お墓の管理が不安だ」-。そんな不安に応えようと、全日本年金者組合福岡県本部(略)の組合員らが設立した共同墓所(篠栗町)が注目されています。

 「篠栗四国霊場八十八カ所」として知られる同町。山あいの緑に囲まれた一角に共同墓所「ささぐりの郷(さと)」があります。(略)近くの石碑には、加入者595人の名前が、亡くなった人は黒、存命中は赤でそれぞれ刻まれています。
 墓前祭で遺族を代表してあいさつした(略)さん(68)=北九州市八幡西区=。「夫と造っていたお墓をどうしようかと悩みました。子どもがいないので、私が亡くなったらお墓を見る人がいない。ここなら墓前祭のとき、たくさんの方にお参りしていただけます」と話します。
 「ささぐりの郷」ができたのは2002年4月。きっかけは、ある独り暮らしの組合員の死でした。
 組合員の間で話になりました。「一緒に活動してきたのに、亡くなったら無縁仏になってしまうなんて…」「それなら一緒に活動してきた仲間たちで入れるお墓をつくろう」。墓所設立の計画が動き出しました。


 核家族などで

 (略)「“実家の墓は遠い”“民間の墓地は高くて入れない”という声が寄せられていました」と当時を振り返ります。
 背景には、社会の大きな変化があります。(略)「就職などで古里を離れ、先祖代々の墓を守ることが難しい。核家族化や過疎化で家族のきずなや村落共同体のつながりも崩壊し、墓の管理が困難になっています」
 当初、組合内で「なぜ年金者組合で墓を造らなくてはならないのか」「資金はどうするのか」などと議論になりました。(略)
 「テレビで知り、夫婦で入りたいと思って申し込みました」(略)「ここなら、これだけ多くの仲間に見守ってもらえる。幸せです」。(略)「墓前祭では、皆が一つになっていました。緑に囲まれ、眠る場所として最高ですね」と笑顔で語りました。

(内田達郎)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.04.10.)


 Tさん、自然葬の手続きは10年以上も前に済ましちゃった後で、こうした共同お墓の取り組みを知って、ちょっと羨ましそうにというか、「前向きに検討」していたようだけど、結局、「自然のなかに帰りたい」という当初の意見に戻りました……

 それにね、これ、いっこ問題点があるんだよ。(^^;)
 「年金者組合」が母胎でしょ?
 年金制度が崩壊して、年金が払えない貧困人ばっかりになって、組合員がいなくなっちゃったら、墓守も、いなくなっちゃうんだよね………………★

 h(--;)””

参照> (これから入力するので、ちょっと待ってて☆)
はい、これ。
 http://85358.diarynote.jp/201004111204388210/
 http://85358.diarynote.jp/201004111148327770/

 ……ね……? たとえ「共同墓」であろうと、生前にお金を払っておくなんて余裕……

 どこにも無いでしょ??

 (--;)★


 あ、おまけ。> http://85358.diarynote.jp/201004111222195371/
 通院などの交通費を給付
 生活保護 移送費
 制限撤廃 運動の成果

 「病院行けない」切実な声届け
 全生連事務局長 辻清二さんに聞く

 生活保護の「移送費」について、厚生労働省は給付制限を撤廃する社会・援護局長の通知を出しました(3月12日)。(略)
 移送費は生活保護の医療扶助のひとつで、通院などの交通費を給付するものです。「生活保護法による医療扶助運営要領について」(1961年、厚生省社会局長通知)に実施要領が示されています。
 給付への厳しい制限は、2008年4月の「局長通知」によってつけられたもので、生活保護利用者や社会保障関係団体が「制限規定は生活保護の切り下げになる。撤廃を」と厳しく批判し、運動してきました。
 今回の通知では「認められるべき必要な交通費が支給されない事案等が見受けられた」として08年の通知そのものを改正し、通院先を「福祉事務所管内」と限定していたものを「居住地の比較的近くの医療機関」と修正。「交通費の負担が高額になる場合」の表現を削除するなど制限を原則撤廃しています。
 政府が私たちと国民の批判によってたださざるをえなくなったもので、私たちの運動の成果です。
 今後は自治体への周知徹底が求められるとともに、利用者が各自治体に給付を申請していく必要があると思います。(略)

 日本共産党の小池晃参院議員が08年局長通知の実施前から通知撤回を求めて国会で質問を重ね追及しました。厚労省が、「是正期間」を設けると小池議員に回答し、厚労相から「生活保護の方々が必要な医療を受けられないという事態は絶対に起こさない」という答弁を引き出しました。(略)
 しかし、08年「局長通知」そのものは残ったことから、地域によって給付を認めない機械的な運用を続けるところもありました。このため私たちは通知の撤回をたびたび申し入れてきました。
 通院している生活保護利用者の切実な声をもとに、機敏に運動に取り組み、国会でのたたかいと結び、世論を広げた-これが撤廃の通知を出させた原因だと思います。
 私たちは、引き続き社会保障削減の動きとたたかい、生存権を守る運動を大きくしていきたいと思います。

(聞き手 竹田捷英)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.04.10.)


 車なし世帯4分の1
 「経済的理由」で手放す 最多

 日本自動車工業界が8日まとめた2009年度の市場動向調査結果によると、全国で乗用車を保有する世帯の割合は75.8%となり、前回の07年度調査に比べ3.4ポイント低下しました。1995年度以来、14年ぶりの低水準。09年度の新車販売台数は4年ぶりにプラスに転じましたが、不況下で所得が伸び悩む中、車を手放す世帯が急速に増えています。
 保有率の低下は年収200万~500万円の世帯で顕著でした。車を手放した理由について、「維持費などの経済的理由」を挙げた世帯が11.2ポイント増の33.2%と最多でした。
 調査は09年9~10月に実施。3926人から回答がありました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.04.10.)


 生活保護基準未満の低所得世帯
 受給わずか15%
 厚労省推計

 生活保護基準が定める最低生活費を下回る所得しか得ていない世帯が705万世帯にのぼり、そのうち、実際に生活保護を受給しているのは108万世帯(15.3%)にとどまることが厚生労働省の推計で9日にわかりました。国がこうした調査を行うのは1965年以来です。
 現行の生活保護は受給用件が厳しく、所得が最低生活費を下回っても、貯蓄が最低生活費の1カ月分未満でないと受けられません。この要件を満たす337万世帯に対しても、保護を受けている世帯の割合は32.1%にとどまります。
 また、総世帯に占める生活保護基準未満の所得の世帯(保護受給世帯を含む)の割合は14.7%。母子世帯に限ると74.3%にのぼります。
 推計は、2007年の国民生活基礎調査を使って行ったもの。各地の生活保護基準から個々の世帯の最低生活費を計算し、その世帯の所得と比べました。
 この計算では、最低生活費に家賃分や医療・介護費などが含まれていません。これらを含めれば最低生活費が上がり、それに満たない所得の世帯数はさらに増えます。低所得世帯に対する保護受給世帯の割合はいっそう低下することになります。


 生活保護基準未満の所得調査受け
 厚労省 自治体に通知で徹底

 厚生労働省は9日のナショナルミニマム研究会で、生活保護基準未満の所得の世帯のうち15.3%しか生活保護を受けていなかったという同日公表した調査の結果を受け、「保護の要件を満たし、保護を受給する意思のある方が保護を受けられないことはあってはならない」とし、自治体に通知して徹底する意向を示しました。
(略)「イギリスでは生活保護が必要な人の8割以上は受給しています。それに比べ日本の数字は異常に低いものです。受給への締め付けをやめること、貧困を解決する対策を取ることは、政治に求められる待ったなしの課題です」(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.04.10.)


>所得が最低生活費を下回っても、貯蓄が最低生活費の1カ月分未満でないと受けられません。

 とっくの昔にこの要件なんか軽く下回っているんだが……

 いまだに私は、「保護の対象」には、なっていない……★
 (--;)””””””




 ていうか、これも「Tさん用」かな☆
 参院選 駆ける
 仁比そうへい 比例候補
 貫く信念は現場主義

(略)福岡県田川市での介護保険調査。電気代を極限まで節約し、昼間も真っ暗な部屋で暮らす女性(78)から手を握られました。「死んだほうがましです…」。要介護度を下げられ、ほぼ寝たきりのままで必要なサービスを受けられずにいました。
 「福祉をお金で買う商品のようにした『応益負担』が、福祉をもっとも必要とするお年寄りを排除している」(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.04.10.)

 国際会議が閉幕
 文化財返還求める声明
 要求リスト ユネスコに提言へ

 【カイロ=時事】盗掘などで国外に持ち出され、外国の博物館に収蔵されている文化財の返還を求めるエジプト政府主催の国際会議が8日、閉幕しました。参加国が遺物の返還要求リストを作成したほか、文化財を守るため国際的な法的枠組み構築の必要性を訴える共同声明をまとめました。(略)「盗まれた遺物を取り戻すために初めて結束した」と、共同歩調を取って返還実現を図る重要性を強調しました。
 遺物返還をめぐっては、盗掘か合法的に持ち出されたかで水掛け論になることも多いほか、国外の文化財を多く所有する英仏独などは今会議に参加しておらず、直ちに遺物の返還につながるわけではありません。
 エジプトは、ベルリンの「新博物館」にある古代エジプト王妃ネフェルティティの胸像や大英博物館所蔵の古代文字が刻まれた石碑ロゼッタストーンなど6点の返還を求めています。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.04.10.) 


 ……中国政府も、チベット自治政府に、「チベットの秘宝」(仏具・仏像)の数々を、速やかに返還してくださ~い………………★★

(2010.06.10.未明入力)
 原発推進を鮮明に
 「地球温暖化防止」を口実
 原子力白書

 国の原子力委員会は9日、2009年版「原子力白書」を閣議に報告しました。地球温暖化への対応を口実に、原発推進の立場をいっそう鮮明にしています。
 白書は、鳩山総理大臣が昨年の国連総会で温室効果ガスを2020年までに1990年比25%削減すると演説したことを紹介。原発は、温室効果ガスを削減する効果が大きいとして、既存原発の利用率向上と、原発の新増設をあらためて強調しています。
 現在、14基ある原発の新増設計画については、各地で反対運動が起きているにもかかわらず、電力会社に取り組みを進めるよう求めています。
 一方、使用済み核燃料からプルトニウムを取り出して利用する核燃料サイクルは計画どおり進まず行き詰まっていますが、白書は、「プルサーマル(プルトニウムを含む燃料を一般の商業用原発で燃やすこと)がスタートしたことは、核燃料サイクルの大きな一歩」と強弁。核燃料サイクルに固執する姿勢をあらわにしています。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.04.10.>


最新のコメント

日記内を検索