介護職場の労働条件。
2010年4月5日 ( 「 T T - ふぁいる 」 (仮称) )(2010.04.06.入力)
いろいろ前後してます……☆(--;)★
まぁ、悪意の暴力(八つ当たり?)行為だったのか、うっかり馬鹿ヂカラの乱暴者だったのか……それによって罪の程度は違うと思うんだけどね……★
※1 文中アンダーラインは私。
※2 民主党でもない、自民党でもない、2大政党に飽き足らない民意を受け止める力を持っているのは国民目線に立った◇◇党
◇◇内に、あなたが適切だと思う単語を入れよ。(2または4文字)。
いろいろ前後してます……☆(--;)★
ろっ骨折りの
看護師再逮捕
兵庫県警
兵庫県佐用町の佐用共立病院で看護師が入院中の高齢者の肋骨(ろっこつ)を折ったとされる事件で、県警捜査1課などは4日、傷害容疑で看護師の容疑者(26)=傷害罪で起訴、懲戒解雇=を再逮捕しました。県警によると、容疑を認めているといいます。
再逮捕容疑は、昨年1月17日から19日の間、当時88歳の女性患者の胸を両手で強く押し、肋骨4本を折った疑い。
県警によると、女性は骨折の約6カ月後に死亡。死因は慢性心不全で、県警は骨折との因果関係はないとしています。
同病院では2008年12月8日から09年1月19日の会田に75~99歳の寝たきりの患者6人が肋骨などを骨折しました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.05.)
まぁ、悪意の暴力(八つ当たり?)行為だったのか、うっかり馬鹿ヂカラの乱暴者だったのか……それによって罪の程度は違うと思うんだけどね……★
映画
「やさしい嘘と贈り物」(アメリカ)
麗しいファンタジー
だれにもやがては訪れる老いと、孤独。身につまされるような話が展開する。
小さな町で独りで暮らす年老いたロバート(マーティン・ランドー)が迎える一日はいつも変わらない。目覚ましの音で起き、顔を洗い髪をとかし1錠の薬を口に。近所のスーパーで働く昼間はまだしも夜はいい知れぬ寂しさだ。
向かいの家に引っ越してきたメアリー(エレン・バースティン)というチャーミングな老婦人と出会ったことからロバートの孤独な日々が一変する。食事に誘われ、デートを重ねるうちに、彼女といると胸がときめき、生きている喜びがわいてくる。
ある日ロバートは薬を飲み忘れ、先刻までの記憶がすっかり消え失せてしまったことに気づいて動転する…。
24歳の監督ニック・ファクラーが高校生時代に書いた脚本。念願の2人の主演を得て、老いても変わらぬ純な愛をみずみずしく描く。
ほどなく観客は気づき始める。ロバートは認知症を患っており、家族ばかりかすべてが忘却の彼方(かなた)にあることを。そして妻のメアリーはじめ息子や娘がやさしく嘘(うそ)をつくことでロバートを見守り、温かく包み込んでいることも。
クリスマスの夜、ロバートはメアリーの家族と一緒に過ごし、雪降る屋外で2人頬(ほお)を寄せ合って踊る美しさ。マーティンに老いの悲哀があり、エレンはしわまで愛らしい。
世知辛い現世から見れば麗しいファンタジーに思える。だがこれがこの映画の真骨頂だろう。身につまされる話だけでは気が滅入ってしまう。
東京・死ねスイッチ銀座、
大阪・生めだガーデン死ぬまでほかで上映中
(うすいすみえ・映画ライター)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.05.)
鳥取
障害者の講座継続
鳥取市の障害者福祉センターさわやか会館は、3月31日で障害者デイサービスの14講座を打ち切る計画でした。説明会で障害者らが「生きがいを実感できる重要な役割を果たしている講座の継続を」と訴えました。盛田洋一郎所長は、11講座の継続を表明しました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.05.)
激動の19世紀フランスを
生きた先覚者の実像
知的障害(イディオ)教育の
開拓者セガン
-孤立から社会化への探求-
川口幸宏 著
監禁、遺棄、あるいは殺害され、社会から孤立状態に置かれてきた「イディオ」と呼ばれた人々。その孤立を終わらせるべきとし、教育実践にとりくんだエドゥアール・セガンの知られざる前半生を、フィールドワークで明らかにする。激動期のフランスを生き、近代障害児教育を創始した人の実践と思想を探る上で必読の労作!
定価2310円(税込)
新日本出版社
http://www.shinnihon-net.co.jp(略)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.05.)
「いのち・からだ・体育」と
「出会い・伝え合い」
それは車イスの
なわとびから始まった
加藤徹 著
『やったー! もっともっと楽しい体育つくろう』(前書)の第2弾として障害児教育35年間を、第一部でからだ・体育の実践、第二部でその背景や学びを中心に紹介しています。
「子どもを守りきる」ことを信条に障害をもつ子どもたちの教育への熱い思いをしるしました。
杉並けやき出版
定価1680円(略)
ISBN 978-4-434-14297-0
(略)
http://www.s-keyaki.com
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.05.)
厳しい介護の現状 誰がした
公明党代表、反省は口にせず
参院選に向けて全国遊説をスタートさせた公明党は4日、東京都内で山口那津男代表が街頭演説し、「年金も医療も介護も、暮らしの土台をしっかりと立て直すということは公明党にしかできない」などと声を張り上げました。
しかし、厳しい介護や医療の現状に誰がしたのか。医療では、毎年2200億円の医療費削減を続け、後期高齢者医療制度をつくったのが公明党です。介護でも2003年、06年と2回連続の引き下げ(合計マイナス4.7%)を強行し、介護職場の労働条件悪化を招きました。06年に介護保険制度を大改悪し軽度者の利用を制限するなど介護が必要な人からサービスを取り上げてきました。
山口氏は「介護保険制度は歴史が新しく、わずか10年。しかし現場にはいろいろな問題が山積みである」と指摘しますが、反省は口にしません。
「民主党でもない、自民党でもない、2大政党に飽き足らない民意を受け止める力を持っているのは国民目線に立った◇◇党こそ今存在感を発揮すべきときだ」「厳しい目で与党をチェックする力がある」として参院選を政権交代の是非を問うと位置づけ第三の政治勢力を強調してみても、これまでの悪政の推進勢力としてやってきたことは消えません。
(良)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.05.)
※1 文中アンダーラインは私。
※2 民主党でもない、自民党でもない、2大政党に飽き足らない民意を受け止める力を持っているのは国民目線に立った◇◇党
◇◇内に、あなたが適切だと思う単語を入れよ。(2または4文字)。
体重は一円玉3~6枚ぐらい
2010年4月5日 ( 「 T T - ふぁいる 」 (仮称) )(2010.04.06.入力)
>団原 ……段腹……???? (^^;)”
ん~☆
地域と年代から推して、もしかするとTさんの同窓生とか先輩?
とかだったりしそうな方々……♪
(ただし、Tさんは長い間、「アンチ共産党」でしたが☆)
……もし、このビルの改築後に、図面にない(なかったはず!)の外壁装飾ガーゴイル(妖怪)像が一個増えたり、していた場合には……(そしてソレが、いささか滑稽で、コワクナイ外見をしていた場合には、さらに)……
“手乗りT木さん”がちゃっかり「パリ在住」とシャレ込んでいる……可能性が、かなり高いと思います……☆
h(^w^;)”
ひと
野鳥の紹介本(日本野鳥の会出版)を制作
川田裕美(かわだ・ひろみ)さん(30)
本を開くと、「はじめまして キクイタダキです。日本で一番小さい鳥のひとつだよ。体重は一円玉3~6枚くらい」とあります。名前くらいは聞いたことのあるような身近にくらしている野鳥30種を紹介しています。極細ペンで描かれた毛並みは、生きている鳥がそこにいるようです。
「くちばしはピンセットのようだ。狭い場所の虫や卵をつかむ。針葉樹林での長い生活で進化した」。鳥のしぐさや図鑑にはない体験談などがわかるように絵文字を挿入しています。(略)県内の全小学校に本を寄贈したら「鳥が好きです」と絵付きの手紙をもらい「続けてよかった」。
「オオタカは山奥で暮らしていると思っている人も多いのでは? でも宇都宮市役所最上階の窓の外にとまっていることもあるんです」
野鳥の身近さを話すととまらない“生き物大好き人間”です。同県真岡市の井頭(いがしら)公園にある、野鳥を観察する「鳥見亭」で毎年11月から3月まで、指導員としても奔走。来園者の質問に答えています。
「この望遠鏡をのぞいてください。鳥のまぶたが見えますよ」。くりっとした目が輝きます。
(文・ 団原 敬)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.05.)
>団原 ……段腹……???? (^^;)”
岡山・久米南町議選
2議席を確保
岡山県久米南町議選(定数8、2減、立候補9人)が4日投開票され、日本共産党の河原文明(60)、政広幹夫(59)の両現職候補がそろって当選しました。
定数減のなか現有2議席を確保。議席占有率が25.00%となり、議会招集権を得ました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.05.)
ん~☆
地域と年代から推して、もしかするとTさんの同窓生とか先輩?
とかだったりしそうな方々……♪
(ただし、Tさんは長い間、「アンチ共産党」でしたが☆)
「ダビデの星」を拒んだ画家
フェリックス・ヌスバウム
大内田わこ 著
アウシュビッツのガス室で殺されたユダヤ人画家フェリックス・ヌスバウム。彼の肉体は滅びても彼の残した作品と亡命の日々は平和を守る大事さを今日に語り継ぐ。
定価1600円
光陽出版社
http://www.koyo-net.co.jp(略)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.05.)
■パリの百貨店改修へ
「建築界のノーベル賞」と呼ばれる米プリツカー賞受賞が決まったばかりの日本の建築家、妹島和世、西沢立衛両氏の共同設計事務所SANAAが、パリにある閉店中の老舗百貨店サマリテーヌの改修を手掛けることになりました。(略)モエヘネシー・ルイヴィトン所有の同百貨店を店舗のほか住宅、事務所、ホテルを持つ複合ビルに改築する予定で、年末までに建築計画を提出します。【パリ=時事】
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.05.)
……もし、このビルの改築後に、図面にない(なかったはず!)の外壁装飾ガーゴイル(妖怪)像が一個増えたり、していた場合には……(そしてソレが、いささか滑稽で、コワクナイ外見をしていた場合には、さらに)……
“手乗りT木さん”がちゃっかり「パリ在住」とシャレ込んでいる……可能性が、かなり高いと思います……☆
h(^w^;)”
(2010.04.06.入力)
Tさぁ~ん……☆
ぜひ「読んでほしい」文章なんだけどぉ……
長い~……★(--;)☆★
……とか、入力の途中に、またなんだか、
大規模な暴突風が吹き始めましたんですが……☆★
(--;)h””
Tさぁ~ん……☆
ぜひ「読んでほしい」文章なんだけどぉ……
長い~……★(--;)☆★
学問/文化 月曜インタビュー
作家 落合恵子 さん
子どもたちのため何ができるか
差別される側に生まれて
女性や子ども、高齢者、障がい者といった声の小さい側から社会を見つめ、発言してきた作家の落合恵子さん。(略)貧困と格差が広がり混迷する今こそ、生きづらさにあえぐ子どもたちのためにおとなは何ができるのか、一人ひとりが問い続けていこうと呼びかけます。
(略)
「かつてサルトルは、飢えて泣く子の前で文学は何が可能か、と問いました。子どもの本の専門店を34年やってきて、同じような問いを今、突きつけられます。私にできることは、すべての子どもに、あなたが生まれてくるのを本当に待っていたんだよ、いつだってあなたを見ている、と伝えていくことではないかと思っています。絵本というのはもともと、生まれてきてくれてありがとう、ということを、いろんな角度で描いたものでもあるのです」
今も私の中で
輝いてる言葉
「あなたが生まれてくるのを本当に待ってたんだよ」-この言葉は、落合さん自身が母からもらった宝物でもあります。「私の活動の原点の一つは出生にある」と語る落合さんは、1945年、敗戦の年、シングルマザーの子どもとして生まれました。(略)
生い立ちゆえにいじめや差別に遭っても、母の揺るぎない愛情にいつも支えられてきたと振り返ります。
「同時に、母は、差別される側に生まれたことを大事にしてほしい、差別される側の人と共にいるあなたであってほしいと言い続けていました。今も私の中で輝いている言葉です」
在宅で7年間
最愛の母介護
2007年の夏、この最愛の母を見送りました。(略)
介護の日々、外に目をやれば、海外では戦争で奪われる命が絶えず、国内では年間3万人を超える自殺者がいる。各地で開かれる集会にも参加できず、焦ったこともあったと言います。
「自分の親のことしか考えないエゴイスティックな人間じゃないかって。でも、目の前の一つの命を深く見つめることは、ほかの命も地続きのものとして見つめることだとも思いました。そしてつくづく実感したのは、日本がまがりなりにも平和だから、介護ができるということです」
(略)
母の死後、介護の体験を美談や苦労話にはしたくない、いつまでも女性が福祉の担い手にさせられるのはおかしい、介護は社会化されなければならない、と果敢に発言を続けています。(略)
(平川由実)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.05.)
……とか、入力の途中に、またなんだか、
大規模な暴突風が吹き始めましたんですが……☆★
(--;)h””
「主権を行使する」
2010年4月5日 くたばれ!カイザー(ん)!仏軍基地取り戻す
セネガル大統領
【ダカール=AFP時事】アフリカ西部セネガルのワッド大統領は3日、独立50周年を前に演説し「4日午前0時(日本時間同9時)をもって在セネガル仏軍基地をすべて取り戻す」と一方的に宣言しました。セネガルは1960年4月4日にフランスから独立しましたが、仏軍は残留。現在も首都ダカールの基地に約1200人が駐留しています。
ワッド大統領は演説で「主権を行使する」と宣言。仏軍駐留によって「若者や公務員、軍人も、国民は独立の不完全さを味わい続けてきた」と批判しました。既に「基地からの撤退時期について首相や軍に仏側との協議開始を指示した」といいます。
仏国防省はセネガルの基地閉鎖の方向性は認めつつも「地域全体に目を向けた軍事協力の拠点」は確保したいと表明しました。サルコジ仏大統領は2月末、在セネガル仏軍を300人まで減らす考えを示していました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.05.)
レッド・ネッド・ウッド……
じゃなくて、ワッド大統領閣下に乾杯!!
♪ (^^) ♪
常岡さん情報
依然得られず
【バンコク=時事】アフガニスタンで取材中に消息を絶ったフリージャーナリスト、常岡浩介さんについて、内務省スポークスマンは4日、電話取材に対し、「所在に関する情報は依然として得られていない」と述べました。
警察は、常岡さんが何者かに誘拐された可能性もあるとみて2日に捜査を開始しました。スポークスマンは、反政府勢力タリバンを含め「いかなるグループからも接触はない」と述べました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.05.)
(2010.04.14.未明入力)
原潜基地近くでデモ
スコットランド “核廃絶こそ”
【ロンドン=小玉純一】英国のトライデント型核ミサイル搭載原子力潜水艦基地があるスコットランドのファスレーンで3日、核兵器禁止欧州デー行動の一環としてデモが行われ、約100人が参加しました。
参加者は、基地の門前で約2時間、示威行動をしました。参加したジェーン・タレントさんは報道機関に「核兵器保有国が核兵器を撤廃せずに自国の安全保障を核兵器に依拠するなら、多くの国が核兵器を持とうとする。核拡散阻止の唯一の方法は地球上から核兵器を廃絶することだ」と語りました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.05.)
■イランは核開発で譲歩しない
【カイロ=時事】イランのアハマディネジャド大統領は3日の演説で、核問題をめぐる追加制裁の動きについて、核開発で譲歩する用意はないと表明しました。また、オバマ米大統領のイラン暦信念を契機とした対話の呼び掛けに関しては、対話に応じられないと強調しました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.05.)
(2010.04.20.入力)
主張
原子力空母修理
放射能「管理」作業は約束違反
2008年9月から横須賀基地(神奈川県)を母校にしている米原子力空母「ジョージ・ワシントン」について、岡田克也外相が「放射能の管理を必要とする作業が艦内で行われている」と初めて認めました(3月16日)。日本共産党の井上哲士参院議員への答弁です。
原子力空母の放射能「管理」作業は昨年以来、常態化しています。岡田外相の見解は、「放射能の管理を必要としない通常のメンテナンス」を行っているというこれまでのごまかし説明では通用しなくなったため、新たなごまかしで米軍の作業を追認するのがねらいです。
新たなごまかしで
「ジョージ・ワシントン」は昨年に続き今年も1月から定期修理を行っています。日本人は排除され、米国ワシントン州にある海軍造船所からやってきた分遣隊約600人が横須賀港内で原子力空母の作業にあたっています。この分遣隊は放射能「管理」を任務とする特別の専門集団です。
放射能の「管理」が必要な作業というのは、原子炉本体ではなくてもその周辺で放射能の汚染が予想される作業だということです。空母艦内とはいえ横須賀港のなかでの作業です。汚染の危険がないという保証はありません。
空母内での放射能管理作業を認めたのは、原子力潜水艦の日本寄港を認めたときの日米両政府のとりきめに照らしても重大です。1964年に日米両政府が交わした外交文書「エードメモワール」は、原潜の「燃料交換及び動力装置の修理」は日本の領海内で行わないこと、港内では放射性物質が「原子力潜水艦から搬出されることはない」と明記しています。
しかし、寄港して短期間で出港をくりかえす原潜と違って、原子力空母は1年の半分は横須賀基地に停泊します。そのため「動力装置の修理」や艦内にたまった放射性物質の艦外搬出・処理が必要になったといわれます。原子力空母の母港化を機に、「エードメモワール」違反をただすこともせず、アメリカいいなりに、日本の領海・港湾内で放射能管理作業を認めるのはとうてい許せません。
「エードメモワール」が修理をしないと明記している「動力装置」は「原子炉」を含む推進システムのことです。「動力装置」は放射能にさらされる可能性があります。そのため、原潜寄港反対の運動が高揚し、米政府は「日本国民の懸念を承知している」といって「原子炉」だけでなく「動力装置」そのものを修理しないと約束せざるをえなかったのです。岡田外相の見解は、絶対に通用しません。
放射能物質の「陸揚げを伴わない」からといって、空母から別の艦船に移し、処理してもいいというのも、「エードメモワール」に反する、ごまかしにすぎません。
ごまかしにごまかしを重ね、なしくずし的に原子力空母の修理に道を開くのを、政府はやめるべきです。
母港化を返上してこそ
政府が原子力空母の放射能「管理」作業を認めたのは、日米軍事同盟を絶対視し、原子力空母の横須賀母港化をこれからも維持するためです。日本は米原子力空母に立ち入りもできず、安全規制を適用することもできません。
横須賀市民と首都圏の住民を守るなら、政府は原子力空母の母港をきっぱり返上すべきです。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2010.04.05.)