『 山の別荘 』 (ふもとバージョン)
 木造平屋建て。屋根は赤。

 地方の小都市まで車で小一時間、最寄りのJR駅と小さな幹線道路の商店街までなら、(雪が無ければ)歩いても30分。

 夏でも冷涼、冬はスキー場が遠い! (^^;)

 静かで賑やかな、お客の多い山荘。

(ウッドデッキとかに散らばってる椅子は、来客「雑魚寝用」ソファベッド♪)
 太陽電池内蔵で動いている桐木りすですが。(そして充電のため?か、お日様が照っている時に限って惰眠を貪ってしまう桐木りすですが!☆)

 今日は朝からグレーな曇天で、わが蓬生の宿には太陽エネルギーが降り注いでくれません★ (TT)” お日様さえ照れば、真冬でも暖房のいらない「温室仕様」な南向きの六畳間なのに…… と嘆きながら、ストーブ点灯。

 まぁ、人間一人と猫2匹が一緒に温くまるんだから、費用対効果はいいよね。(?)

 幸いにして午後から出張整体の依頼が一件。

 わ~い♪

 これでお米が買える♪ o(^v^;)o




(本日の気になる情報・1)
 「ため込み」1。/企業メタボ~★
 大企業の内部留保
 10年で倍増 429兆円

 超不況下でも ため込む

 昨年来の深刻な不況にもかかわらず、企業がため込み利益である「内部留保」を依然として増加させていることが、労働運動総合研究所の調査で分かりました。18日発表した経済危機打開の緊急提言で明らかにされたものです。この10年で内部留保は倍加し、428.6兆円にも達しており、労働総研は「労働者と中小企業を犠牲にしてため込んだ内部留保を還元し、内需拡大をはかることが急務だ」と指摘しています。


 社会還元し内需拡大急げ
 労働総研調査

 内部留保は、剰余金や積立金などの名目でため込まれている利益です。企業の売上高は2008年10~12月期が11.6%減、経常利益も同64.1%減など3期連続で激減する一方で、内部留保は1.7%増、0.6%減、1.4%増と増加傾向が続いています。
 内部留保が急増したのは派遣労働が原則自由化された1999年以降で、209.9兆円から218.7兆円も増加。(略)このうち69.3%は資本金1億円以上の企業がため込んだものです。
 この急増分を労働者などに還元した場合の経済効果について、最低賃金の時給1000円への引き上げや、非正規雇用者の正規化をはじめ働くルールの確率など五つのケースで試算(略)。国内需要総額の半分に相当する国内需要の拡大で国内生産などが誘発され、3%を超える経済成長が上積みされると指摘。税収増も今年度補正予算の公債発行額にほぼ匹敵します。
 最賃時給1000円に必要な財源は、急増分のわずか2.7%。非正規の正規化も3.5%あればできるもので、異常な内部留保を取り崩すだけで可能だと強調しています。
 (略)内部留保の異常なため込みが内需を縮小させ、国際的にも落ち込みが著しい日本経済の危機の原因となっていると指摘。内部留保を労働者と社会に還元し、内需を拡大することは急務だとのべました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.11.19.)


>内部留保が急増したのは……

「1999年7の月」って、そーゆー意味だったの??!

 (@@;)”
(本日の気になる情報・2)
「ため込み」2./学費滞納~★(><;)★
 私立高含め無償化を
 宮本議員 奨学金拡充など迫る

 日本共産党の宮本岳志議員は18日の衆院文部科学委員会で、高校教育の無償化を一刻も早く実施するよう求めました。
 深刻な経済状況のもとで、3カ月以上の学費滞納者は9月末に私立高校で4587人と過去最高にのぼっています(全国私立学校教職員組合連合調べ)。4月から9月にかけて高校中途退学者は149人も出ています。
 宮本氏は、「緊急減免措置の拡大、さかのぼっての授業料減免や緊急融資など、いますぐ具体的措置をとるべきだ」と主張。さらに、OECD(経済協力開発機構)30カ国中、高校授業料が有料なのは日本をはじめ4カ国だけだと指摘しました。川端達夫文部科学相は「新たな支援制度(高校無償化)を来年4月から導入できるよう国会の審議に付したい」と答えました。
 一方、新政権の政策を実施しても、私立高校の場合、授業料・入学料・施設整備費をあわせると47万円から58万円もの自己負担になります。
 宮本氏は「『私学も実質無償化を』という声がおきるのも当然だ」とのべ、年収500万円以下の世帯は無償、800万円以下は2分の1補助という日本共産党の提案を検討するよう求めました。
 宮本氏は、返済不要の給付制奨学金についても、年収350万円以下の世帯の生徒約45万人を対象に導入しようとしていることを評価しつつ、「通学費がなく学校をやめた」などの悲劇をなくすため、対象枠を広げ年収学も500万円に引き上げるよう求めました。(略)


 
 国際人権規約の教育無償化条項
 政府、留保撤回を検討

 中等教育・高等教育無償化の漸進的導入をうたった国際人権規約の条項の批准を日本が留保している問題で、川端達夫文部科学相は18日、「留保撤回に向けた施策について検討を進めたい」と表明しました。日本共産党委の宮本岳志議員が衆院文科委員会で「一刻も早くこの条項の留保を解除すべきだ」と迫ったのに対し答えたものです。
 国際人権規約(A規約)の第13条2項(b)(c)は、高校と大学の学費を漸進的に無償化することを求めています。条約加盟160カ国(09年5月現在)のなかで、同条項の批准を留保しているのは日本とマダガスカルの2カ国だけ。2001年には国連の社会権規約委員会が日本政府に対して留保撤回を勧告したにもかかわらず、政府は回答期限の06年が過ぎても回答してきませんでした。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.11.19.)


 企業は貯め込み、失業者は滞納し、そして政府は条約批准を留保する……★


 なんなの? この「偏在」ぶりは??

 さすがの私も、そろそろマルクスが読みたくなってきちゃうよ???




 
(本日の気になる情報・3)
 都議会民主 公約どこへ
 都立3小児病院
 廃止容認へ転換


 都議会民主党は18日の総会で、第4回定例都議会(12月1日開会)に東京都が廃止を決めた都立3小児病院(清瀬小児病院、八王子小児病院、梅ヶ丘病院)を存続させる条例案を提出せず、廃止を容認する方針を確認しました。存続条例案は日本共産党都議団が民主党に働きかけ、共同提案することで合意し、具体案を協議してきたものです。
 日本共産党都議団の大山とも子政調委員長は同日、同党の対応について「都民の切実な願いに背を向けるばかりか、同党が都議選前後にとってきた立場とも矛盾しており、きわめて遺憾」とし、病院存続の立場を貫くよう再検討を求める談話を発表しました。
 民主党は、3月の都議会で3小児病院廃止条例に共産党、生活者ネットとともに反対しました。7月の都議選では、小児病院存続を掲げて当選した都議もいます。
 民主党は13日、都に3小児病院廃止を前提とした「多摩地域における小児医療に対する緊急要請」を提出。清瀬、八王子両小児病院の廃止後の「後医療」について▽医師、看護士の増員支援▽八王子市内に小児の救急・入院機能を有する病院の整備-などを求めました。梅ヶ丘病院の要請項目はありません。
 これに対し都は基本的に養成項目を受け入れると回答。しかし都の回答は、北部医療センターについては医師・看護士の採用をできる限り支援する、八王子については新たな病院整備に努め、仮に整備される場合は、極力提携していくというものにすぎず、とうてい都立病院の代替になるものではありません。
 存続を求め活動している多摩地域の母親(39)は「都議選で病院存続公約を掲げていたから民主党に投票したのに…。都立病院がなくなったら大変になると娘の主治医も言っています。あきらめずにがんばりたい」と話しています。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.11.19.)

(本日の気になる情報・4)
 職員を解雇するな
 年金機構移行凍結求め国公労連

 国公労連は18日、社会保険庁解体による日本年金機構への移行を凍結し、職員の分限免職・解雇をやめるよう求めて、厚労省前で宣伝しました。
 日本年金機構への移行予定が来年1月に迫るなか、再就職未定者が552人にのぼり、100人以上が、民間での解雇にあたる分限免職となるといわれています。
 国公労連の川村好伸副委員長は、「年金機構には、民間から1000人以上を採用するのに、社保庁職員を排除する合理的理由はない。年金記録問題を解決するには、年金業務に精通した職員が不可欠だ」と指摘。「民主党の選挙公約にもなかった年金機構をつくり、旧自公政権時代と同じように民間委託を広げることは許されない」と強調しました。
 年金機構を不採用とされた社保庁職員の男性(34)は、「いままで無欠勤で、懲戒処分を受けたこともなく、成績評価も平均以上なのに、不採用の理由も示されない。職員の人生をもてあそぶな」と訴えました。
 自由法曹団の菊池紘団長は、「雇用を守る厚労省が、失業者を生み出すことは許されない。たとえ懲戒処分を受けた職員であっても、排除することは二重処分となり、労働法上あってはならない」と指摘しました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.11.19.)

(本日の気になる情報・5)
 就職氷河期 再来を示唆
 民間リポート

 民間シンクタンクの三菱UFJリサーチ&コンサルティングは17日、「雇用情勢の現状と課題」としたリポートを公表し、この中で、「第二の就職氷河期世代が誕生する可能性がある」と指摘しました。
 リポートは、「2008年秋以降、世界的な金融危機の影響が実体経済に及び、非正規労働者を中心に雇用調整が急速に行われた」と指摘。今後も企業による「雇用調整」が進む危険があり、その影響について「当初の雇用調整の1.2倍にまで拡大する可能性がある」と分析しています。
 「新卒採用は大幅に削減される見込みであり、若年層の雇用環境の本格的な悪化はむしろこれからである」と強調しています。
 さらにリポートは、09年には増加に転じた可能性のあるフリーターが「10年にはさらに増加する」と予想。若年層の失業やフリーター、ニートの増加など、「そうした現象が再び生じる可能性がある」と結論付けています。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.11.19.)


 結論自体に異論はぜんぜんありませんが……。

>民間シンクタンクの三菱UFJリサーチ&コンサルティング

 なんてゆーか、こう。

 マッチポンプというか、
 説教強盗というか、

「おまえが言うな!」というか……


 むかつく?




 みたいな~……★(==#)★
「家のお片づけ」の懸案事項の一つについて、mixiで聞いてみたら、意外な知識が増えました☆
 (^^;)

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=48164244&comm_id=19382
こちらミクシィ探偵事務所 トピック
 11/17 鼈甲(べっこう)の再利用(できれば換金)方法について。
 2009年11月17日 23:39 歌いながら大地を歩く

 家の片づけをしていたら、祖母の形見の「嫁入り道具」だった和式の髪飾りセットの残骸が出てきまして、てっきりプラスチック製だと思って無防備に紙箱に入れたまま放置していたやつが……。

 なんと! 謎の虫(小さいむくむくした足のないノミみたいなやつ)に、
 喰われている!!

 !(@@)!

 ……どうも、本物の、年代物で値打ちもので、天然物の「鼈甲」(ベッコウ=亀の甲羅から採った天然樹脂の加工品?)だったらしいです☆

 <(--;)>” あぁ、もったいないことを……★ と、反省することしきりなのですが、すでに幾つか虫に食われてしまってますので、骨董品(美術工芸品)としての価値は失われています。

 とはいうものの、無事なものも何点かありますし、たしか、鼈甲って、最近の技術だと、「溶かして再形成して再利用」とかも……できたはず??

 と、思って「鼈甲 再利用」でぐぐってみたら、中国語の記事しかヒットしませんでした……☆ 読めません☆

 どなたか、日本国内で、骨董品の「鼈甲」のリサイクルの受け付け(または買い取り?)をしてくれるような団体さんとかメーカーさんとかの連絡先をご存じないでしょうか?

 貧乏なので換金できると嬉しいのですが、それがダメなら、現にカメの保護活動とかしてるNGOの活動資金などに役立てて頂ければ最高です。

 よろしくお願いいたします。



コメント(10件)[1]全てを表示 最新の20件を表示

1 2009年11月18日 00:01 ゆうぜん

http://search.auctions.yahoo.co.jp/jp/search/auc?p=%F3%E8%B9%C3&auccat=0&alocale=0jp&acc=jp

ヤフーオークションで売るというのはいかがでしょう?

セルロイドの偽物でさえけっこう入札が入っていますし
加工する方もみると思うので虫食いがあったとしても売れると思いますが・・・



2 2009年11月18日 08:03 ゆた

古道具やさんで普通に買い取ってもらえますよ。ただ、鼈甲の櫛はそんなにすごい値はつかないです。鼈甲そのものはまだまだ、たくさん残っているので。それよりも、その櫛にほどこされた装飾に価値がある場合があります。

できれば、リサイクルショップみたいなところでなく、プラスチックと鼈甲の区別をつけてくれそうなお店に持っていくのがおすすめです。



4 2009年11月18日 10:51 TargetZone!

メガネ・宝石店に居た時にべっ甲製品色々あったっけなぁ・・・
ビックリするくらい高い物もありますよねべっ甲。

ちなみに、鼈甲(べっこう)はタイマイという亀の甲羅の加工品ですが、溶かしたり抽出した樹脂ではなく、ほぼ甲羅そのものと思って良いです。

白い(アメ色)であるほど高価とされ、茶色くなるに従い価値は低くなっていきます。
(模様の入り方によっても価値は変動する)

※余談ですが、落語家のショウヘイさんのトレードマークのあのメガネがもし、べっ甲であればトンでもない価格になります。
(私の取引先だった職人さんの所では100万は軽く越す事になると見積もっていました)



グーグルで検索する際には漢字で鼈甲と入れるより、
「べっ甲 修理」「べっ甲 再生」などと入れたほうが日本語の記事にヒットしやすいと思います。

買取は・・・・金/プラチナ地金のような買取は聞いた事が無いので何ともいえませんが、美しい状態であれば、その物によってリサイクルショップレベルから美術品レベルまで色々なので何ともいえません。

べっ甲職人さんによっては、修理用の材料として欲しがるかもしれません。
(べっ甲の修理は色が合うべっ甲を張り合わせていく方法)

私も店頭で「使わなくなったべっ甲製品を買い取って欲しい」という相談を受けた事がありますが、あいにくお受けする事は出来ませんでした。


ご贔屓にしている呉服屋さんやべっ甲職人さんなどで相談するのもいいかもしれませんね。
綺麗な状態でしたら手っ取り早く現金化するのは質屋さんですが、今回は状態が芳しくないようなので質入れは難しいでしょう。




宝飾品を扱う仕事をしていた身としては、もう手に入らないべっ甲製品、それもご家族の遺品ということでしたら、形見としてキチンと保管される事のほうが、受け取る僅かな金銭よりも大きいような気がします。

修理をして、特別な日に使うというのも素敵ではないかと思います。


宝飾工芸品は相当特別なものでない限り、中古品は本当に二束三文にしかなりませんので・・・・金銭に換えるのはあまりオススメではないですよ。



5 2009年11月19日 00:15 歌いながら大地を歩く

 みなさん丁寧なアドバイスをありがとうございます。

 色はとてもきれいな透き通った黄色(飴色?)です。それだけに、「もう使わないから捨てる!」という母(祖母の実の娘)から奪い取ってきて、うちに保管(?)していたのですが。

 祖母の「お嫁入り」の頃(戦前)までは結構な大金持ちだったので、たぶんそれなりに「良い品」なのですが、戦後どんぞこまで没落してまして、今では着物(和服)の一着すら家族の誰も持っていない状態なので、使いようがないんですよね……。

 誰か、価値のわかる人に売り払って「再利用」してもらったほうが、と思ったのですが……。

 飾り簪にてんこもりの「めでたもの装飾」としてついていた、腕のいい職人さんの手作業であろう細かい彫りの鶴とか亀とか松とかは分解というか取れちゃってるので、根付けや携帯ストラップとかに改造?して、「日用品」として愛してあげたほうが、「活かす」ことになるのかも知れませんね☆

 櫛本体と、コウガイ(<漢字が出ない☆)や、修理材に使えそうな破片?とかについては、古道具屋さん?か、オークションの線をあたってみようと思います。

 ありがとうございました♪

 (^^)v



6 2009年11月19日 00:35 TargetZone!

透き通った黄色(アメ色)!!!多分我々が白トロと呼んでいた物ですね!
御祖母様はかなりのお金持ちだったようですね。
なかなか出てきませんからね、白トロは。

タイマイの大変希少価値の高い部位だけを集めて作られた物ですよ。

もし、引き取り手が居なかったりした場合は、キチンとした保管方法で現状保存し、余裕のある時に職人さんの所に持ち込んで根付や装飾小物(ブローチなど)に再加工してもらうのも素敵かもしれません。

どんな風にするにしても、元の持ち主である御祖母様への報告をしてあげましょう。



7 2009年11月19日 07:07 エルビス ξ

余談だけど、笑瓶の黄色いメガネは「10万円くらいした」って
こないだリンカーンて番組で言ってたよ。



9 2009年11月19日 14:02 TargetZone!

>7 エルビスξ 様

「もし、べっ甲なら」って言うのを職人さんと話したのですが、やはり違いますか。
アレがべっ甲なら相当な物だけど、噺家さんだからもしかしたらねーって言ってたのですが。
(実際にあんな感じの色のべっ甲がかなりの上モノです、メガネに仕立てた物が稀に売れてるらしい。私も7年間で1度しかメガネは見た事無いです)

フレームが10万だったら他の素材でオーダーメイド製作が色々あるのてそちらでしょうね。



10 2009年11月19日 14:07 歌いながら大地を歩く

 「白トロ」ですか。なんだか美味しそうな……☆

 祖母の父(私の曾祖父)は土地の名士で、無所属で国会議員まで(一期だけ)務めた人で、今でも土地の農協前にはその功績を讃えて金ぴかの銅像(!)が立っている……というような大人物?だったので、とても可愛がっていた(らしい)自慢の美人の末娘の嫁入り支度には、それなりの大金をつぎ込んだものと思われます。

 が、その曾祖父が「見込んで選んだ」(らしい)「娘の婿」が、国策戦争に内心で反対してたりして、特高警察に目をつけられちゃったりする「アカにかぶれ」てまして……(苦笑)
 戦時中は、村八分?すれすれの憂き目に。

 戦後は、市立図書館長という職に就いて、それなりの地位と収入は得ていたはずなんですが、若い頃の無理がたたってか、私の母が中学生だった頃に健康を害して失職し、無収入になってしまいまして……。

 祖母は、「お父様の横暴で、貧乏書生に泣く泣く嫁がされた」と嘆きながら4人の子育てをして、そのうちの一人を戦時下の栄養失調で亡くし、お嬢様時代の手すさびにと習ったはずの毛糸編みの芸で、手内職で夜なべしてセーターを編んで売って娘たちの高校の学費を支払ったり……して、経済的な苦労を重ね、老後は見る影もなく落剥して、ほぼ無一文の、ガラクタしか残らない状態で、寂しい一生を閉じました。

「戦後のタケノコで金目のものは全部売り払っちゃったから、もう何も無いわよ!」と、物の値打ちのわからない無学な母や伯母たちは、一切合切を調べもせずに「燃えないゴミ」として市の業者さんに出してしまったんですが……★

 一部、どうしても、「これは捨てちゃだめ!」と叫んで私が引き取ったもの(壊れかけた鼈甲の簪とか、人間の髪を使った特大「市松人形」とか)だけが、手元に残っております。

 そうですか。燃えないゴミ、どころか、とんでもない値打ちもの? だったんですね……。

 祖母が、嫁入り支度だったそれらだけは、戦中戦後の困窮生活の中でも手放さなかった、良家のお嬢様だった最後の栄光の思い出?の品として、大事にしていたのだとすれば……



 う~ん……。



 処分。できませんね……★(--;)☆




 大事にして、「供養する」方向で、保管したいと思います。


 ありがとうございました。




  


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