(注:これの入力作業をしているのは3月30日深夜……というか既に3月31日早朝で、なにゆえこの記事をアップしておきたいのかは、3月30日付の同タイトルの記事を御参照下さい☆)


 ダライ・ラマが会見
 チベット騒乱調査を要求

 ロイター通信などによると、インド亡命中のチベット仏教指導者ダライ・ラマ十四世は十六日、インド北部ダラムサラで記者会見し、中国チベット自治区での騒乱について、国際社会の調査を要請しました。
 ダライ・ラマは、チベット人が「二級市民」として扱われ、「文化的虐殺が起こっている」と指摘。中国が武力に頼って治安を維持しようとしていると述べました。
 同時に、中国の中での「チベットの高度な自治」を引き続き求めていく立場を再表明しました。
 ダライ・ラマはまた、八月の北京五輪について、中国は主催国になる資格はあるが、良き主催国となるよう促す道義的責任が国際社会にはあると語りました。
 中国チベット自治区での騒乱による死者については、国営新華社通信が十人としているのに対し、八十人に上るという情報もあります。
 
 
 
 パンチェン・ラマ
 「暴動」を非難

【北京=時事】中国チベット自治区で僧侶らによる抗議活動が拡大し多数の死傷者が出た騒乱で、中国政府の認定したチベット仏教指導者パンチェン・ラマ十一世は十六日、「暴動は仏教の教えに反する」と非難しました。ラサ発の新華社電が伝えました。中国仏教協会幹部らも暴力行為を批判しました。
 パンチェン・ラマはチベット仏教でダライ・ラマに次ぐ高位者。中国側は、インド亡命中のダライ・ラマ十四世が認定した少年とは別の人物を十一世として擁立し、指導者として育成しています。
 
 
 
 ラサは「平穏」 自治区市長

【北京=山田俊英】北京で開かれている中国全国人民代表大会に出席しているチベット自治区ラサ市のドジェ・ツジュ市長は十六日、「現在ラサは平穏で、戒厳状態ではない」と表明しました。しかし、在中国日本大使館が十六日発表した邦人向け情報によると、チベット旅行の起点となっている四川省成都市では外国人旅行者が同自治区に入れなくなっています。「自治区へ入る許可証が差し止められているようだ」といいます。十五日夕現在、ラサ市内は「おおむね沈静化」しているものの、軽戦車や装甲車が中心部をパトロールし、住民に外出禁止令が出されているようだと伝えました。
 
 
 
 四川省で放火 騒乱が広がる

【北京=時事】中国の四川省アバ県で十六日、チベット族住民約二百人が警察署を襲撃、警察車両に放火するなどの騒ぎが起きました。チベット自治区ラサの騒乱に触発されたもので、騒乱がさらに拡大した形です。ロイター通信が伝えました。また、AFP通信によれば、警官隊の発砲で少なくとも三人が死亡したといいます。
 ラサ騒乱後の十五日、近隣の甘粛省や青海省でもチベット仏教僧侶のデモなどが起きています。

(『しんぶん赤旗』2008.03.17.)

 
 ……だいぶマシになってきました……(=_=)

 ちなみに、この日の同じ「国際面」の、他の記事の見出しを列挙してみます。

*英軍は撤兵せよ
 ロンドン 4万人がデモ
 イラク侵略戦争5年
 帰還米兵証言集会
 差別語叫び 市民虐殺
 国防総省の弁明「会」が反論

*パレスチナとイスラエル
 和平交渉を再開

*パキスタンでレストラン爆発
 1人死亡

*軍基地で爆発
 5人が死亡 アルバニア

 など、など………………

 他の地域では爆弾テロで一人が死んでも、ニュースとして取り上げてもらえるのにね………………

 赤旗にとってチベタンは、

 人間以下なのか??
 
 
 (=_=)(=_=)(=_=)(=_=)(=_=)
 

 .
(注:これの入力作業をしているのは4月7日です。なにゆえこの記事をアップしておきたいのかは、3月30日付の同タイトルの記事を御参照下さい☆)
 
 もう二件、
 切り抜きがあったのに、
 見落としていました☆ (^^;)


 チベット騒乱「冷静対応を」
 中国公使に外務局長
 
 外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長は十五日、中国の孔鉱祐駐日公使に電話で、チベット自治区のラサで起きた騒乱での邦人の安全確保を要請しました。その上で、「死傷者が出ている情勢を懸念している。関係者が冷静に対応し、事態が早期、平和裏に沈静化することを強く期待する」と伝えました。同公使は「邦人を含め外国人の安全確保に努めている」と応えました。
 また、町村信孝官房長官は同日夜、「かねてよりチベットの人権問題に関心を持ってきた中で、ああいう事件が起きたが、基本的には中国の国内問題だ。双方が自制し、混乱が拡大しないよう望む」と都内で記者団に語りました。
 
 
 
 「関係を強固に」
 訪日巡り中国主席
 
【北京=時事】中国の胡錦濤国家主席は十五日午後、「日中青少年友好交流年」開幕式が行われた北京の中国人民大学内で、訪中団総団長の宇野治外務政務官らと約二十分会談しました。胡主席は、五月の訪中について「楽しみにしている。さらに政府間の理解を深めることで、いい方向に進みだした日中関係を将来に向かって強固なものにしていきたい」と表明。宇野氏らは福田康夫首相の胡主席あての親書を手渡しました。
 また、訪中団側が開幕式に先立ち各地で行った交流活動について報告。胡主席は「中国政府も交流年を重視している。さらに双方で発展させていきたい」と応じました。
 中国製ギョーザの中毒事件やチベット自治区での騒乱は、話題になりませんでした。

(『しんぶん赤旗』2008.03.17.)

 
 
>話題になりませんでした。
 
 
 もっとも怖ろしく、
 かつ凶悪非情な、
 弾圧にして、

 情報操作。
 
 

.

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