(記入@090321未明)

 名ばかり店長、マックと和解
 会社が1千万円支払い

 日本マクドナルドが直営店店長を管理職扱いにして残業代を認めないのは違法として、店長の高野広志さん(47)が同社に未払いの残業代などを求めた訴訟は十八日、東京高裁(鈴木健太裁判長)で、同社が高野さんに和解金約一千万円を支払うとする和解が成立しました。
 高野さんの代理人によると、同社は和解条項で、高野さんが「管理監督者」に当たらないことを確認。訴訟を理由とした降格や配転などをしないとしました。和解条項にいわゆる「報復人事」を行わないとする内容が盛り込まれるのは珍しいといいます。

 一審東京地裁は昨年一月、「直営店店長の権限は限られており、管理監督者にはあたらない」とし、同社に約七百五十万円の支払いを命じました。

(『しんぶん赤旗』2009.03.19.)

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