「座敷わらし」老舗旅館が全焼　岩手

　４日午後８時２５分ごろ、岩手県二戸市金田一長川、旅館「緑風荘」から出火していると、近所の住民から二戸消防署に通報がありました。同消防署によると、木造２階建ての建物が全焼しました。出火時、宿泊客２１人と従業員ら計９人がいましたが、全員避難して無事でした。
　緑風荘は「座敷わらし」が出るとのふれこみで全国的に有名な旅館。県警二戸署と消防が出火原因を調べています。
　緑風荘は金田一温泉の老舗旅館で、多くの文化人や著名人が過去に宿泊。座敷わらしに会った人は幸せになると言い伝えられており、同旅館の「えんじゅの間」は予約が大変困難であることでも知られています。

（日本共産党 http://www.jcp.or.jp/　機関誌
「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
　2009.10.06.）

「時給千円」で取材をうけた
　　　青森・十和田市　斗沢テルオ（印刷業　５５歳）

「知りたい聞きたい」（９月２６日付）に、「時給１０００円」が取り上げられていた。私は、印刷業を経営しているが、時給１０００～１２００円を支給している。
　有休も利用した分を、時給に換算して現金を支給。有休を利用すると、高時給が支給されるという、夢みたいな就業規則をつくったのだ。
　同業者からは、社員を甘やかすことになると、冷ややかな目で見られている。生来、「よい人になりたい」タイプで、「まあ、いいか」と思っている。時給をけちっても、いいことなんかあるかと、開き直ってもいる。
　当社では、共産党のビラも印刷している。そこには、「時給１０００円」の文言が。それを、時給７００円で社員に印刷させるなんて、党員社長としてはできない。
　こんなことが珍しいのか、一昨年、ＮＨＫから電話取材を受けた。「ワーキングプア」シリーズに活用したいと。時給１０００円支給で取材を受けるなんて、なんという世の中だ。
　とはいっても、資本主義の競争の中で生きる弱小業者には、１０００円の壁は厚い。

（日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
　機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
　2009.10.06.)

　知る楽　歴史眠らず日本借金史
　（ＮＨＫ教育＝午後１０：２５）
　日本人の「借金」の歴史的変遷を４回でたどる。１回目は「借金は社会の潤滑油」。中世の日本で、借金は、物や労働で返してもよかった。財産を取り上げることも禁じられていた。飢饉（ききん）が頻発し、「共同体の維持」を大切にしていた。



　ガイアの夜明け
　（テレビ東京＝午後１０：００）
　住宅ローンを返済できず、自宅を競売にかけられる人たちが急増している。一定の期間がたつと金利が上がる住宅ローンを組んだものの、収入が上がらず、返済が行き詰まる人もいる。“派遣切り”などで寮を追い出された「ハウジンブプア」の実態も追う。

（日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
　機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
　2009.10.06.）