(090901未明入力)
 新彊ウイグル自治区
 トルファン
 オアシスの暮らし 5

 仏教遺跡、ベゼクリク千仏洞はトルファン市街から約40キロ、「西遊記」で玄奘(げんじょう)三蔵一行の行く手を阻んだと伝えられる火焔(かえん)山近くの断崖に83の石窟があります。中には仏教壁画が一面に描かれていました。最盛期は9世紀のウイグル高昌国といわれます。
 壁画を保護するため、いま内部を見学できるのは数カ所だけですが、多くの仏を一面に描いた千仏図やシャカの死を嘆く弟子たちの図など1200年の時を超えた色が鮮やかです。
 しかし、壁画ははぎとられ、塗りつぶされ、仏の目に穴を開けたりと、完全なものは一つも見当たりません。
 10世紀以降ここを支配したイスラム教徒、20世紀初頭に来たドイツ探検隊、「文化大革命」による三つの破壊が致命的だったと案内人が説明してくれました。ドイツ探検隊が壁画をはがして持ち去った跡には灰色の大きな四角い壁があるだけです。
 中央アジアと中国の苦難の歴史が壁画に刻まれているようです。
(中国新彊ウイグル自治区トルファン=山田俊英)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/ 機関誌
「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.06.11.)


>中央アジアと中国の苦難の歴史

 くぉら! 一方的に「被害者」ぶるな~ッ!!

 その中国政府と軍が、チベットの仏教文化と仏教美術に対して何をやったか?
 それを見ないで、自分たちだけ美化して風化させてんじゃねぇッ!!!!!!!!!!

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