中仏が相互に特使
 チベット問題など 関係修復へ会談
 
【北京=山田俊英】中国外務省の姜喩報道官は二十二日の定例記者会見で、趙進軍・元駐仏大使が胡錦濤国家主席の特使として十八日から二十二日にかけてパリを訪問し、サルコジ仏大統領らと会談、胡主席の親書を手渡したことを明らかにしました。
 フランスからもラファラン元首相が大統領の親書を持って二十三日に訪中、今週末にはレビット大統領外交顧問も北京を訪れる予定です。両国はチベット問題や聖火リレー妨害で悪化した関係の修復を図ります。
 姜報道官によると、サルコジ大統領は趙特使との会談で「中仏関係を極めて重視しており、台湾・チベット問題で『一つの中国』政策を堅持する」と言明し、北京五輪の成功を希望しました。
 また、パリで暴徒に襲われた中国人リレー走者の金晶さんに対し、中国を訪問中のポンスレ仏上院議長がサルコジ大統領の書簡を手渡しました。姜報道官は、大統領が手紙で金さんの勇気をたたえ、襲撃を批判したことを明らかにしました。
 一方、パリ市議会がチベット仏教指導者ダライ・ラマ十四世を「名誉市民」としたことについて、姜報道官は「乱暴な内政干渉で、中仏関係を著しく傷つける」と強く非難しました。仏資本の大手スーパー、カルフールに対するデモは不買運動については「愛国心のあらわれ」と擁護する一方、「政府は誘導措置を取った」と沈静化に努めていることを示しました。
 
 
 
 ダライ・ラマと米特使が会談
 
【ワシントン=鎌塚由美】米国のチベット大使を務めるドブリャンスキー国務次官(地球規模問題担当)は二十一日、ミシガン州アンアーバーでチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ十四世と会談しました。
 ロイター通信によるとドブリャンスキー氏は会談を前に記者団に対し、中国政府の指導者とダライ・ラマ側の対話を支持するという米国の立場を改めて表明。「われわれは対話が前進するための重要な手段だとみている」と語りました。ダライ・ラマはドブリャンスキー氏に対し、「われわれはあなたの助けを必要としている」と表明しました。
 
 
 
 中国外務省が
 米国を批判

 
【北京=山田俊英】訪米中のチベット仏教指導者ダライ・ラマ十四世がドブリャンスキー国務次官と会談したことについて、中国外務省の姜喩報道官は二十二日、「中国の内政に干渉する誤った無責任な行為だ」と米国を批判しました。米側に「厳重な申し入れをした」といいます。
 
(『しんぶん赤旗』2008.04.23.)

 
 ……あいかわらず「絶好調」だなぁ〜……

 中華 儘罠 不協和国……★(=_=)★
 
 
 
 おっと、もうひとつ有った!!

 チベット問題
 平和的解決を

 全日本仏教会
 
 日本の主要な寺院などが参加する全日本仏教会の深沢信善事務総長は二十二日午前、首相官邸に岩城光英官房副長官を訪ね、チベット問題について「平和的な対話の積み重ねで、一日も早い人道的な解決に力を尽くしてほしい」とする福田康夫首相あての要望書を手渡しました。岩城副長官は「同感だ。首相に必ず伝える」と応じました。
 
(『しんぶん赤旗』2008.04.23.)

 
 
 ようやく、動き始めましたね。
 日本の宗教界も……♪(^-^)♪
 
 

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