「コレは予言よ!!」
2008年4月14日 環境は、生命圏で、生存権。全国的に(?)「新聞休刊日」のため、お休み。
したがって記事も無し。(当然か☆)
かわりにと言ってはナンだが、
前にも書いたように日本共産党とは犬猿の仲(-_-;)のほうの「婦人民主クラブ」発行『ふぇみん』4月15日号所載の関連?記事をば無断転載させて頂きます。(赤石さんごめんなさい。)
チェチェンの友人
遺体を家族の元へ (投書)
3月21日、友人が多臓器不全で亡くなりました。彼は、日本政府に難民認定を求めていたチェチェン人で、私と同じ28歳でした。
今、私に残された彼の遺品は、たばことライターと吸い殻の入った携帯用の灰皿です。
「6ミリから3ミリにした」と病室で笑っていたのが、いつのことだったかは思い出せません。「家族が心配するからロシアに電話はしない」と、強がっていたことも。
本当に死ぬまで“バカ”なやつだったと思います。でも、彼だって死ぬために日本に来たわけではありません。彼が危篤になったとき、私たちはロシアにいる家族を呼び寄せようとしました。けれど、家族は誰もパスポートを持っておらず、発行される見込みもありませんでした。
なぜなら彼らはチェチェン人だから。
ロシア政府は、最期の瞬間まで彼を家族と引き離し続けました。
私たちは、彼が難民であるということを結局日本政府に認めさせることができませんでした。私たちが彼の名前を公開したのは、彼の死後、遺体を家族に届けるために必要な106万円の寄付を募ったときだけでした。遺族にとっては彼の名をここに書くことさえ危険かもしれないからです。
けれど、何度も思います。遺体を届ける寄付を集めるためにだけ、彼の名を表に出した自分たちは何だったのだろう、と。
寄付については、ふぇみんを始めとする多くの方々にご協力いただき、4月4日、無事に遺族に棺を届けることができました。本当にありがとうございました。
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20080325
……ヤマダシモンは御推奨のチベット情報の感想として中国政府が「焦っている」と感じたというようなことを書いていたけれども。
そう感じるのは単に、きみが今までと今現在とこれからの、世界中で弾圧を受け続けている少数者の現実をあまりに知らないからだ。
チベットでは今現在行われているのと同じ程度に酷いことが過去に何度も何カ所もで繰り返されてきたし、今後も簡単には止むことはないだろう。
そして、チェチェンでも、パレスチナでも、アフガンでも、その他多くの地域で……
同じように酷いことは、
常に起こり続けている。
私は今の「チベット問題フィーバー」を、少し懸念している。
一過性のもので終わってしまうのなら、それは結局、関心が薄れた後のチベット民族「粛正」作業を、より苛烈過酷なものにしてしまうだけの結果になるからだ。
しかし一方で、少しの希望も見ている。
「今まで知らなかったけれども、知った以上は黙っていられない」と……
かぼそい声をあげはじめる「若い連中」の、
なんと多いこと!!!!!!!! !(^^)!
彼らは…… 希望だ。
世界を…… 動かすかもしれない。
.