7月27日の日記

2010年7月27日 日常
 おはようございます。
 現在09:13です。

 午前0:30頃就寝、7時起床。
 昨夜はかなり賑やかに雷が鳴って稲光も走って、ちょろっと雨が降って、夜半の気温は25℃まで下がり、じつに快適に熟睡できました……♪

(まぁ、おかげでというか逆に、せっかくお風呂の王様まで涼をとりに(「避暑」しに)出かけたというのに、コストパフォーマンス的には「あれ?うちにいたほうが涼しかった??」てなことで、むだに悩むハメになりましたが……w)

 現時点で西側の室温はまだ29℃です。
 直射日光のあたる東側の温度計は30℃。

 西の温度計が30℃台に上がるまでのあいだ「記事アップ」して、その後は、洗濯と古漫画整理の続きと、夕方が厚すぎなければ、庭の南側の整美作業の予定です。

 …………えぇ。

 今日も、仕事の予約は、入っておりません………………(号泣★)
 「民主主義とは対等な友人をつくる思想である」
(byアレクサンドル・ビュコック@田中芳樹『銀河英雄伝説』)

 ……ってことで、つまりこいつら、
「どこが民主だッ?!」な民殺(民主主義抹殺)党。

 なんですけど……★★
(この記事よんで怒り狂ってる今朝の私をさらに刺激しやがった、タイミングの悪さ最悪の某魚さん http://85358.diarynote.jp/201007261109396512/
 お気の毒さま……w)
 「独裁」容認、「貧乏人は麦を食え」
 菅内閣3人組の危ない思想

 「菅直人内閣の重要政策決定を主導するトロイカ体制」(民主党衆院議員)といわれる菅首相、仙谷由人官房長官、玄葉光一郎内閣府特命相(民主党政調会長兼務)。その危うい政治思想に永田町の目が向けられています。

 菅首相は今年春の国会審議で、憲法と議会制民主主義の原則とは異質の国会観を披露しました。「言葉が過ぎると気をつけなきゃいけませんが、議会制民主主義というのは期限を切ったあるレベルの独裁を認めることだと思っているんです」(参院予算委3月16日)。
 菅首相は、著書『大臣』のなかでも立法府(国会)と行政府(内閣)が一体化し、内閣が優位に立つとする「国会内閣制」を主張しています。国会を国権の最高機関と位置づける憲法から見ると、与党の多数独裁を認める独特の憲法解釈です。

 公務員制度改革担当で入閣した玄葉氏も「独裁」という言葉に抵抗感が薄いようです。茂木友三郎キッコーマン会長(21世紀臨調共同代表)との誌上対談で次のようなやりとりをしています。

「茂木 政治形態でいちばんいいのは『ビナイン・ディクテーターシップ(優しい専制政治)』だという人が多かった…。
 玄葉 まったくおっしゃる通りで、私もそう思います。非常に賢くて、権力を抑制的に使う人が、独裁体制のもとでリーダーになったら、いちばんいいですよ」(『味の手帳6月号)

 民主党が参院選で大敗した一因に、6月の首相交代後に慣例の衆参予算委開催を拒絶するなど民主党の強権的な国会運営がありました。数を頼みに強権政治へ暴走した背景に、政権を握った側の独裁は許されるという民主党首脳陣の安易な政治思想と関連づける見方があります。

 参院選で消費税増税を持ち出したのも、菅-仙谷-玄葉ライン。トロイカ体制をリードする仙谷氏は、自身が主催する21世紀改革研究会の発足講演(略)で語っています。
「かつて『貧乏人は麦を食え』といった政治家がおりますけれど、今はそんな度胸のある政治家はありません。私はここまで(注・のどもとを指す)でかかっておりますが、次の選挙でもう一回落ちたらもう立ち上げれないと思っていますので、ちょっというのを控えています……」(仙谷由人『金融・経済危機、そして日本』)。「独裁」の裏腹としての国民軽視の思想がにじんでいます。

 仙谷氏が紹介するかつての政治家の発言とは、吉田茂内閣当時の池田勇人蔵相の国会答弁です。翌日の全国紙は「貧乏人は麦を食え」と伝え、当時の国民の憤激を呼びました。
 低所得層ほど負担が重い消費税増税は、「貧乏人こそ消費税を払え」といわんばかりの現代版「貧乏人麦飯」論です。

 参院選で国民は民主党に単独過半数を与えませんでした。民主党政権がはらむ棄権を鋭敏な感覚で拒否したといえるかもしれません。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.07.27.)


>貧乏人は麦を食え

 参照>http://85358.diarynote.jp/201007031157552699/
(笑)

 「大連立はあり得る」

 仙谷由人官房長官は26日午後の記者会見で、民主党と自民党との大連立について「政府として重要法案(が通らない)、あるいは決まらないことを避けるために、そういうこともあり得るのかなという気はする」と述べました。
 仙谷氏は大連立に関して「翼賛体制極まれりみたいなことになる可能性がある」と指摘。野党の質問の時間が少なくなることなどに触れ、大連立の前提として国会の在り方について検討する必要があるとの認識を示しました。(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.07.27.)


 自民党
 消費税増税 “前のめり”
 世論、勝手に解釈 党内論議を開始

 自民党が参院選の結果を受け、消費税増税に“前のめり”の姿勢を強めています。(略)参院選で公約した消費税率の10%への引き上げについて、「制度設計」の議論を開始しました。8月上旬から議論を本格化させ、来春のいっせい地方選挙までに結論を出す方向です。
 自民党の谷垣禎一総裁は22日の会見で、「今回の参院選の自民党の公約の中でも、当面10%というのは柱の一つ」「基本線は変えるわけにはいかない」などと述べ、税率10%を最低線として党内議論を行うことを表明。石破茂政調会長は税調幹部会の席上、「わが党はこれから総選挙モードに入る。(略)」と語りました。(略)


 比例は最低

 自民党が消費税増税に前のめりになる要因の一つには、国民世論の勝手な解釈があります。伊吹文明元財務相が税調幹部会で「民主党の敗因は消費税ではない。もし消費税なら、わが党はもっと負けているはずだ」と述べたと報じられているように、自民党が参院選で議席を増やしたことから、国民から消費税増税への理解が得られたとの受け止めがあることは明白です。
 しかし、参院選挙で自民党は、選挙区で民主党を11議席上回る39議席を獲得したものの、比例では過去最低の12議席で、得票も前回参院選から247万票減の1407万票でした。国民が増税への新任を与えたなどとはとてもいえる状況ではありません。
 「毎日」26日付が発表した世論調査結果では、消費税引き上げ反対が52%で、賛成の45%を上回り多数派となっています。また同調査では、「自民党が政権に復帰することを期待しますか」との問いに、「期待しない」が71%にのぼっています。


 財界の圧力

 さらに、前のめりの背景にあるのが、消費税増税路線の震源地である財界の圧力です。日本経団連を中心にした財界がこの間、法人税減税と抱き合わせで消費税増税を強く求めてきました。(略)自民党の理屈を先取りしたうえで、消費税増税に「超党派」で取り組むよう改めて要求したのです。

 自民党と民主党の「大連立」騒動(2007年)の際の“仲介役”を自認する森喜朗元首相は、23日の民放番組で、税制や社会保障などをテーマに超党派で協議する「救国国民会議」の設置を呼びかけ。同じ番組に出席した民主党の渡部恒三もと衆院副議長が「賛成だ」と応じるなど、危険な動きはくすぶったままです。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.07.27.)


>「救国国民会議」

 ……「国民」を「軍事」に入れ替えたら、
 まんま『銀英伝』の軍政クーデターのパロディ。

 (--;)

 なんですけど……??????




 神戸のポスター弾圧事件
 “選挙の公正 犯していない”
 勾留理由開示公判
 男性が堂々陳述

 神戸市西区で日本共産党後援会員の男性が、選挙ポスターを信号柱と道路標識柱に掲示したとして9日に公選法違反容疑で不当逮捕され、拘留されている事件で26日、拘留理由開示公判が神戸地裁でありました。
 約100人の傍聴席に200人以上がかけつけ、熱気のなか開廷。男性が入廷すると、割れんばかりの拍手が起こりました。
 裁判官は、勾留理由として罪証隠滅や逃亡の恐れがあると説明。男性が陳述し、「私は信念を持って政治活動をしてきました。そして、不当な政治弾圧に抗議する意味で黙秘してきた。選挙の公正を犯すようなことは何一つしていません。早期に釈放されることを申しのべます」と堂々とのべました。妻は、「やさしい夫です。2人で寄り添って生きてきました。逃亡して何の得があるのでしょうか」と切々と陳述し、釈放を求めました。
 弁護団は、全国で選挙ポスターが信号柱などに多数張られているが何ら取り締まられず放置されているのに、本件は仮止めしただけで警告もせず逮捕したことなどを告発。「特定の政党や特定の思想信条を持つ者の活動を狙い撃ちにしたものと強く推測される」と指摘し、勾留理由が成り立たないことを詳しく明らかにしました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.07.27.)


参照> http://85358.diarynote.jp/201007260957434794/
ほか。
 なんだっけ。

 どうもタイミングが悪い。

 このタイミングでこれを書いたらまるで暴走していることの言い訳みたいじゃないかとちょっと思うのだけれども。(いや言い訳なのかな?)

 熱中症のせいなのか、またぞろ生え始めたらしい親不知(今度は右下奥)が筋骨格神経系に負荷をかけているせいなのか、はたまた向こう三軒両隣の新しく越して来やがった迷惑隣近所が無遠慮にまき散らし続けている(いま現在も超臭い★)

 殺虫剤(=神経毒性の強い有害化学物質)のせいなのか……


 昨日の昼過ぎぐらいから始まって、だんだん頭痛がひどくなってきている。


 むかしの私は「頭痛持ち」だった。とにかく物心ついた時には「頭が痛い」のがおともだち状態だった。とくにひどくなると寝込むぐらいの偏頭痛持ちだった。小・中・高と頭痛薬は常時携帯していて、その後、環境問題だの自然食だのに興味を持ち始めて「化学薬品中毒」のこわさを知ってきっぱり「化学薬品断ち」をしてからも延々十数年、自力整体をしたり鼻をおもいっきりかんだりするたびに、体液の奥から「頭痛にノーシン」の薬品臭(つまり、残留化学物質)にまみれた体液が染み出してき続けるのに、恐怖を覚えていたぐらいなのだが。


 ……なんの話だっけ?

 そうそう。それがここ数年、根気よく自力整体を続けてきた甲斐があって、自分が頭痛で苦しんでいた時期がある、ということすら、すっきりすっかりこん! と、忘れるぐらいの、ばりばり健康体だったのだが。

 昨日から……

 アタマが頭痛で痛い。(<「超悪文」として知られる有名な例文☆)


 なんでかな…… やっぱり、このところの気象条件のせいで熱中症が慢性化(?)、しているのかな……????



(ずっと体温も高めなんだよー☆ 昨日はせっかくゆっくり避暑したのに! 今日の暑さでまた元の黙阿弥なんだよぅ~…………っ★(Tへt;)””””
 さて、自分のことばで何か書くたんびに敵を増やしてばっかりいる対人関係処理能力皆無(というかマイナス?(^^;)”)の日本共産党不良党員としては、舌禍を惹起する心配のない、他人のふんど……もとぇ、「借り物競走」の続きを走りましょうかね??
 生保業界の政界工作追及
 口火切った大門議員質問

 生命保険業界が保険金不払い問題発覚後の2006年から自民、民主両党の政治家に飲食接待やパーティー券購入などによる政界工作を強めている疑いが浮上しています。この追及の口火を切ったのは、今年の通常国会での業界関係者から寄せられた内部告発と独自調査をもとにした日本共産党の大門実紀史参院議員の3回にわたる質問です。
 大門議員は、保険金不払い問題をめぐる07年5月の斉藤勝利生命保険協会会長(当時、現第一生命副会長)への衆院での参考人質疑が行われた際、「大手4社(日本・第一・明治安田・住友)を中心に生保業界が関係議員を分担し、質問時間短縮を要請した」と内部資料を示し追及しました。2時間半で与野党の合意済みだった生保協会への質疑時間は、この時期に行われた生保業界の議員・秘書への接待とあいまって、1時間に短縮されています。
 大門議員は、「このように国会の運営を保険業界の政界工作が動かしている」と批判しました。さらに、今年4月に第一生命が東証一部に株式上場したことに関係して、「上場の支障にならないように金融庁が何らかの配慮をしたのではないか」として生保業界の工作で政治がゆがめられている実態がないのか解明が必要だと強調。「不払い隠し、株式会社化の陣頭指揮を取ってきたのが渡邊光一郎生保協会会長・第一生命社長だ」として同氏の国会への参考人招致を要請しました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.07.27.)


 生保業界 政界工作 何狙う
 大門参院議員の追及から

 金融関係の国会議員・秘書の飲食接待を開催、パーティー券をこまめに購入。そのうえで議員会館を幾度も訪問し懇談する-。生命保険業界の政界工作に注目が集まっています。その実態、目的は何か?(略)


 参考人質疑の時間短縮
 接待・献金攻勢が “奏功”

(略)大門議員に寄せられた業界関係者の内部告発の資料には、国会議員を10ランクに分け、(略)上位には財務大臣経験者、(略)民主党議員、公明党議員の名前も挙がっています。
 保険行政に影響力を持つ国会議員と緊密な関係を結び、影響力を行使しようという狙いは明白です。(略)大手4社(日本・第一・明治安田・住友)が関係政治家を分担し要請、その結果、斉藤勝利生保会長(現第一生命副会長)への質疑時間が大幅に短縮されたのです。
 そればかりか当日、質問に立った山本氏は「意図的な不払いと請求漏れは違う」「第一生命はよく頑張っている」と業界用語の発言までしています。
 自民党の政治資金団体「国民政治協会」への生保業界の献金額は、06年の4788万円から07年に5840万円に跳ね上がっています。


 保険金不払い今も
 金融庁に告発あったのに

 大門議員の質問のもう一つのポイントは、生保業界の保険金不払いが今も続いている点です。
 「金融庁の業務改善命令が出された08年7月以降も不払いは続いている」と内部告発は指摘しています。
 大門議員は、病院で治療中に請求があった場合、過去に他の病院で治療を受けていた分の案内をしないなど、具体的事例を示し、これが本社の幹部会議で決められていること、不払いが第一生命全体で7万件、40億円を超える可能性があると指摘。金融庁にも業界関係者から公益通報(内部告発)があったにもかかわらず、その後の立ち入り検査で「問題なし」としたことを批判しました。
 大門議員の追及に対し、大塚耕平内閣府副大臣は「事態を認識できていなかった。公益通報の報告体制を立て直す。私自身も公益通報の内容を精査する」と、「問題なし」の態度を改めました。
 利潤追求のために保険者を軽視して保険金不払いを続ける生保業界。詳細な内部告発があったにもかかわらず、見過ごしてきた金融庁。そして国会審議にも影響を与えてきた生保業界の政界工作。
 これらの関係・実態の解明が必要です。

(「政治とカネ」取材班)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.07.27.)


>自民党の政治資金団体「国民政治協会」への生保業界の献金額は、06年の4788万円から07年に5840万円に跳ね上がっています。

 これの原資は、つまり、顧客の皆さんが支払っている……「保険料」よ?
 みなさんに対して支払われるべき保険料を「不払い」にして……
 その犯罪行為を見逃してもらうために、みなさんが支払っている保険料を、悪徳政治業者どもに、「献金」するのに、使っているわけよ……??????

 こんな悪徳不良保険会社、私なら掛けないね★


>金融庁にも業界関係者から公益通報(内部告発)があったにもかかわらず、その後の立ち入り検査で「問題なし」とした

 これがコワイよね。一番コワイよね……。



 みんな、もっと、世の中を疑え……


 そして、怒れ!!




 
 「保険」つながりで……
 介護保険改定
 軽度者給付 対象外も
 社保審部会 議論日程を示す

 2012年度の介護保険制度改定に向けて議論している厚生労働省の社会保障審議会介護保険部会が26日に開かれ、11月に意見をとりまとめるまでの検討スケジュール案を同省が示しました。来年の通常国会に介護保険法改定案を提出する方針です。
 30日には「施設・住まい」のテーマで、現在は社会福祉法人に限られている特別養護老人ホームの運営に社会医療法人の参入を認めることについて検討、さらにどのような法人を参入拡大の対象とすべきかを検討するとしています。株式会社参入の突破口とすることを狙った動きです。
 低所得者の施設居住費・食費を介護保険から給付するのをやめて公費で行う方向や、療養病床廃止の方針についても議題とします。
 8月23日には「在宅・地域密着」を議題とし、料理や掃除などの生活援助のあり方を検討するとしています。生活援助を介護保険の給付から外す方向の是非が論議される見込みです。「制度の持続可能性確保の観点から保険給付は重度者に特化すべきとの指摘がある」として軽度者を給付の対象外とすることも議題にあげています。
 要介護認定の「簡素化」「廃止」や、在宅サービスの支給限度額引き上げを求める意見も検討されます(8月30日)。財源のあり方としては、公費負担の割合や、現在1割の利用者負担のあり方を検討するととしています(9月6日)。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.07.27.)


 深刻化する自治体職場
 自治労連(略)さんの発言
 全労連大会

 全労連大会(略)の討論で公務員攻撃に対する発言が相つぎました。自治労連の(略)さんの発言を紹介します。

 いま、どの自治体でも、劣悪な待遇の非正規雇用労働者が増えています。
 保育園の保育士は、非正規のほうが多く、クラス担任まで非正規にしている公立保育園がごく普通にみられます。また事務も含めた役所の職員も半数以上が、非正規雇用になっている自治体も出てきました。
 しかも、その雇用や賃金、労働条件はまったく劣悪です。


 年収200万円以下

 昇級制度がない、一時金や退職金がない、休暇がないという「ないないづくじ」。そのため若い正規職員を指導するようなベテランとなっても、賃金はその正規職員より低い。フルタイムで働いても年収200万円以下です。
 非正規雇用の仲間の声を紹介します。「正規とまったくう同じ責任を持って働いているのに、こんなに賃金が低いのはおかしい」、「正規職員の一時金支給日には、職場に行くのがイヤになる」。
 忌引休暇の差別について、「正規と非正規で悲しみに違いがあるのですか。悲しみにまで差をつけるのは悲しい。許せない」。こうした怒りの声があふれています。
 非正規雇用労働者の雇用期間の問題は、いっそう深刻です。
 臨時的な仕事ではない、恒常的な業務を担っているにもかかわらず、半年、一年の雇用契約を繰り返し、年度末が近づけば、来年も働けるだろうかと、みんな不安をかかえながら仕事をしています。
 ある非正規看護師は、こう語ってくれました。
「正規と同じ仕事をしています。なのに雇い止めがあると思うと仕事の意欲もなくなりまう。現在2年目でやっと覚えたことがたくさんありますが、雇い止めでパーになるし、再就職も難しい年齢になっています」。このように、みんな悩んでいるわけです。


 長期雇用を制限

 問題は総務省です。総務省は、非正規の雇用期間が長くなると、自由に雇い止めができなくなるとして、昨年4月、「通知」を出し、長期雇用の制限などを自治体に押し付けています。
 そのためいま、多くの自治体では、この「総務省通知」にもとづく検討が行われているところです。昨年末、早くもその影響があらわれ、いっせいに雇い止めを提案する自治体が出てきました。
 たとえば、虐待問題などを扱う児童相談所。非正規の相談員も多数働いています。経験を積み重ね、専門性を高めていくことが求められているにもかかわらず、その自治体では、長年勤務していた非正規の相談員全員を5年の雇用上限を理由に、いっせいに雇い止めにして新人に置き換えました。今後も5年ごとに交代させていくとしています。これで虐待への対応が十分できるのでしょうか。
 また別の自治体では、長期に雇用していたことは違法だったとして、160人の臨時職員全員をいっせいに雇い止めにした自治体も出ています。
 そのうえ人事院が国の非常勤について、事実上の3年上限を示そうとしていますから、この秋以降、全国各地で大量の “いっせい雇い止め” が強行されかねない重大事態になっています。


 雇い止めを撤回

 自治労連は、昨年までの取り組みで、雇い止めの通告に対し、非正規の多数を組織して提案を撤回させた(略)や、更新制限を撤廃させた(略)など、前進もたくさんつくりだしてきました。
 これらの成果を確信に、また非正規労働者の「誇りと怒り」を大切にしながら、この秋、雇用を守る大運動を推進していきたいと考えています。
 「誇り」とは、劣悪な賃金・労働条件であっても、住民サービスを担い、住民のみなさんに役立っているという「誇り」です。
 「怒り」は、そうした仕事の実態をふまえずモノのように扱い、仕事を奪い、住民サービスの質も低下させ、職場の混乱までもたらそうとしている国や自治体当局への「怒り」です。
 1人ひとりの「誇りと怒り」を職場から集め、組合員を増やし、かつてない規模の取り組みを展開することで、世論を高め、雇い止めの阻止と、雇用の安定、均等待遇を実現していく決意です。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.07.27.)


X 効率保育園が不通にみられます。
O 公立保育園が普通に見られます。

 ある意味、Xで正しいような気が……★★

>虐待問題などを扱う児童相談所。
>長年勤務していた非正規の相談員全員を5年の雇用上限を理由に、いっせいに雇い止めにして新人に置き換えました。今後も5年ごとに交代させていくとしています。

 血も凍るような恐怖の事実だね。
 職員を虐待している地方自治体が、
 児童の虐待を防げるわけがない…………


>この秋以降、全国各地で大量の “いっせい雇い止め” が強行されかねない重大事態になっています。

 これが、民主党のやってる、「政治」だよ?

 ……今年は、派遣村じゃなくて、「自治体雇い止め村」かなぁ……


(2010.07.28.未明入力)
「TTファイル」とこれは、境目がごっちゃだなぁ……☆
 (^へ^;)”
 ひと
 大学非常勤講師の使い捨てや過酷な待遇の改善に奔走
 (略)さん(48)

 憲法など授業は週5日、13コマ。自宅のある神奈川から千葉、東京、埼玉の6カ所を分単位で移動する平均5時間強の通勤にヘトヘト。「毎日が小旅行です」
 大学非常勤講師の平均像は45歳、年収300万円、研究費は自腹、96%が社会保険未加入、突然の雇い止めにおびえる日々。「採用者の機嫌を損ねたらアウト。子どもが病気でも休めない」
 雇い止めトラブルに遭い10年前、首都圏大学非常勤講師組合に加入。5年前に“匿名”で委員長に就任しました。今は「私の後ろには声をあげられない人がいっぱい。私が風よけになる」と公然と名乗って、仲間の待遇改善に奔走中です。
 大学教員の父を見て「好きな事で稼げる」と学者の道へ。しかし博士になっても既婚女性は非常勤で当然という扱い。男性も選任教員からあぶれる状況で「数年の冷や飯は覚悟したけどこれほどひどいとは…」
 夫や子どもたち “家族が保険” です。「家族の支えのない人は、一歩間違えればどん底。専門家が社会に役立つ場はあるはずなのに」
 信仰心ゼロで入った宗教系大学でショックを受けて「国家と宗教」を専門に。性格・思想信条・病気など本人が変えられない物事を理由に少数者を社会から排除する動きが許せません。性的少数者とともに、戸籍の性別を変更できる法律制定へ駆け回り、関係者が連帯し声を上げれば世の中は変わると実感しました。
 「タイムマシンで過去に戻っても、また学者かな」

(文・ 中村 秀生)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.07.27.)


 公務災害を認める
 うつ病で自殺の芦屋市職員に
 兵庫

 阪神大震災の復興事業などを担当し、2002年にうつ病から自殺した兵庫県芦屋市の男性職員=当時(41)=について、地方公務員災害補償基金兵庫県支部が、民間企業の労災に相当する公務災害と認定していたことが26日、市への取材で分かりました。精神疾患の公務災害が認められる例は珍しいといいます。
 男性は(略)1カ月の超過勤務が100時間を超えたことが何度もありました。01年3月にはうつ病と診断され、市は職場を変えましたが02年5月に自殺しました。
 遺族は同年9月に同災害基金県支部に公務災害認定を申請しましたが、因果関係はないとして退けられました。不服申し立てを受け、同支部審査会が業務は質的、量的にも過重で、うつ病は公務に起因すると判断したため、同支部は昨年12月に公務災害と認定しました。(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.07.27.)


 希望者全員を正社員に
 応募者への4段階評価やめよ
 日本郵政に山下議員が要請

 日本共産党の山下芳生参院議員は26日、日本郵政グループで働く非正規雇用社員の10万人を正社員化するにあたって、郵政グループから進ちょく状況の説明を受け、希望者全員が正社員として採用されるべきだと要望しました。
 郵政グループは、5月に勤続3年以上で、週所定労働時間が30時間以上という応募要件を発表。6月には「週所定労働時間が30時間に満たない(20時間以上に限る)であっても、長期にわたり勤務しており、上記要件に準ずると所属長が求める場合には、応募できる」と要件を緩和しています。現在、正社員への応募者数は3万4098人です。
 このなかで山下議員は、応募者に対し所属長が事前に、「是非正社員に登用すべきと考える」「登用の可否は一次・二次審査の結果次第と考える」「正社員に登用できる水準にあるか判断に迷う」「正社員に登用できる水準にないと考える」と、4段階の評価をおこなっていることを批判、「所属長の恣意(しい)的な判断、ふりわけにならざるをえない。これはやめるべきだ」と求めました。(略)希望者全員が正社員になれるようにすべきだと訴えました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.07.27.)


 奴隷制度 まだあった
 イエメン

【カイロ=時事】アラビア半島南西端の貧困国イエメンで、共和制に移行した1962年に廃止されたはずの奴隷制度がひそかに存続していることを地元紙が暴露、人権団体などが対応に乗り出しています。
 地元人権団体によると、奴隷制度が残存しているのは西部ハッジャ、フダイダ両州で、約500人の奴隷がいるとされます。奴隷を所有するのは、大規模農園主や地元有力者。権利証書だけで取引される奴隷は、農作業や政府と対立した際の実力行使役、性的行為の提供といった見返りに金銭は支払われず、住む場所と食事が与えられるだけだといいます。
 奴隷使用は法律で禁止されていますが、奴隷を使う農園主や有力者の多くが親政権の立場を取っており、権力基盤の弱いサレハ政権は事実上黙認しています。
 世襲の奴隷集団は11、12世紀に地域を支配した勢力の子孫とされ、たたかいに破れた後に奴隷化されました。
 人権団体は、地元有力者や議員らによる委員会を設置。奴隷解放を拒否する人物に対する訴訟を起こすほか、元奴隷に住宅や農地の提供を進めるよう政府に働き掛ける計画です。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.07.27.)



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