(2014.05.30.転記)
 免責が新たな戦争犯罪を招く
 ETV特集 裁かれなかった毒ガス作戦
 あす放送 NHK教育 2日 午後10:00

 日中戦争から70年。旧日本軍が遺棄した毒ガス兵器は今も中国の人を苦しめ続けています。

 しかし、国際法違反の毒ガス作戦は、東京裁判では裁かれませんでした。

 なぜ闇に葬られたのか。

 アメリカに残る調査報告や尋問調書、元兵士らの証言で、負の遺産といわれる毒ガス作戦の全容と免責の背景を検証します。

 東京裁判開廷4日前、国際検察局が提出した起訴状には旧日本軍の毒ガス使用が明記されていました。

 急転直下、不問に付されることに。

 中国側の128ページの証拠書類や検察官モローの調査を退け、免責を主張したのは米軍の化学戦統括部隊。

「われわれの行動の自由を拘束してはならない」

というのが理由でした。

 番組は部隊が第二次大戦後、ベトナム戦争で枯れ葉剤を使用したことを告発します。

 戦争犯罪の免責は、新たな戦争犯罪を招くという実証例です。

 圧巻は、中国戦線で毒ガス作戦に加わった元日本軍兵士の証言。

 終戦直後、毒ガス埋設の命令を受け「見つからないように夜になって埋めた」という元兵士は、「流れ出せば毒になるとわかっていた」と背を向けたまま語ります。

 その証言が戦後62年たってなお匿名で語られるところに深刻さがあります。

 問題はまだ終わっていないのです。

(板倉三枝)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2007.09.01.)


 嗚呼、このころの鬼HKは、まだニンゲンだった……

>戦争犯罪の免責は、新たな戦争犯罪を招くという実証例です。

>「流れ出せば毒になるとわかっていた」

 ……原発犯罪の免責も、新たな原発犯罪を招くんだよ、鬼HK……

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