(090826夜入力)
 浜岡原発
 排ガスから放射能
 5号機 駿河湾地震後に検出

 中部電力は20日、静岡県御前崎市にある浜岡原発5号機(出力126万7000キロワット)で、12~19日にかけて排気塔から排出されたガス中に放射性物質が含まれていたことを明らかにしました。11日に発生した駿河湾の地震では、5号機で設計時の想定を上回るゆれが観測されており、中電は地震との関連についても調査するとしています。
 中電によると、排気塔で12~19日まで1週間使用したフィルターを分析した結果、この間に30万ベクレルの放射性ヨウ素(ヨウ素131)が排出されたことがわかりました。同期間中の周辺環境中の放射線測定値に異常は検出されていないといいます。
 5号機の排ガスで検出限界を上回るヨウ素131が検出されたことはこれまでなかったとしており、今回検出された原因については調査中としています。
 5号機では地震による異常が発生しており、運転再開の見通しはたっていません。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/ 機関誌
「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.08.21.)

(091015未明入力)
 MOX燃料 基準満たさず
 高浜原発

 関西電力は19日、高浜原子力発電所(福井県高浜町)で計画しているプルサーマル発電で、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の一部が、同社の検査基準を満たさなかったと発表しました。
 関西電力によると、MOX燃料を固めたペレットはフランスで製造され今年6月に同社が定める7項目の検査を実施。その結果、1項目の基準を満たさないことが判明しました。
 同社はこのペレットを使わないことを決め、ペレットを挿入した燃料棒を集めたMOX燃料集合体を、当初予定した16本から12本に変更しました。残り4本はウラン燃料に替えるといいます。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.08.21.)

(091027入力)
 耳が痛いのですぅ~ッ★
 一つの仕事で暮らせない
 副業しても低収入
 JIL・PT調査


 労働政策研究・研修機構(JIL・PT)はこのほど、副業者の就労に関する実態調査を発表しました。副業をしているのは8.1%で、ほぼ12人に1人。パートや派遣など非正社員の掛け持ちでは月収20万円に届かないなど非正規雇用が貧困を生み出す実態が明らかになりました。
 本業は正社員27%で、非正社員36%、非雇用者(自営業など)37%と大多数は正社員以外。世帯主は50.9%と半数をしめ、配偶者25.3%、世帯主の子21.5%でした。
 理由(複数回答)は「収入を増やしたい」がトップで53%。「自分が活躍できる場を増やしたい」「一つの仕事だけでは生活自体が営めない」と続き、「生活が営めない」を理由にあげたのは非正社員28%、正社員19%で、もっとも多いのは非雇用者で30%でした。非正規雇用と並んで自営業者や個人事業主らも低収入に置かれています。(略)本業が非正社員では副業しても低収入にとどまっています。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.08.21.)

(091129入力)
 地震で不安大
 原発を再認識

   静岡県 MH(自営業 57歳)

 三島市に住む私の周辺は、おかげさまで、地震直後も普段通りの生活ができています。相当揺れた地震の最中に、すぐ頭に浮かんだことは、「浜岡原発は放射能漏れが起きていないか?」という不安でした。
 放射能漏れを起こした場合、風下に住む私たちには、逃げ場がないのです。もし、浜岡原発が地震で甚大な被害が出ればその漏れた放射能は、そのまま風に乗って、人口の密集する神奈川、東京に到達するのです。
 いま、みなさんに再認識してほしいのは、浜岡原発の直下に、東海地震を起こすプレート境界があるということです。
 地震の際に恐怖にさらされる浜岡原発を、みんなの力で、即刻止めてほしいと訴えます。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.08.21.)

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