(091015未明入力)
 浜岡原発 異常24件

 11日に起きた駿河湾を震源とする地震によって、浜岡原発(静岡県御前崎市)では、燃料プール水の放射能濃度の上昇、制御棒駆動装置の故障、約20センチメートルの地盤隆起など、計24件の異常が確認されました。中部電力が同日実施した点検でわかりました。
 見つかった異常は、放射性物質に関係するものが4件、関係しないものが20件でした。
 5号機では、燃料交換エリアの放射線監視装置が警報を発したほか、燃料プール水で全放射能濃度が通常値の50倍程度まで上昇しました。中電は、燃料プールに保管している燃料の表面に付着していた鉄さびなどがはく離したことが原因だと推定しています。
 5号機ではまた、原発のブレーキにあたる制御棒の駆動モーターの制御装置で異常を示す信号が出ましたが、原因はわかっていないといいます。そのほか、タービンの軸ずれ監視装置の警報、壁や床面のひび割れ・はがれなどが確認されました。1号機の取水槽まわり数十メートルの範囲で最大20センチメートルの地盤沈下・隆起が発生。4号機で建屋の床2カ所で水たまりが見つかりました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.08.13.)

(091124未明入力)
 とんでもない時代になった
   愛知・一宮市 NY(67歳)

 とんでもない時代に、自分が立ち合っているという危機感を持っています。それは、政権交代を実現しようと訴えている民主党の「マニフェスト」にある、衆院の比例定数80の削減です。
 しかも、それを税金の無駄使いをなくすとして、「5つの約束」のトップ項目にあげています。財界から巨額の政治献金を受け、国民の税金から320億円もの政党助成金をヤマ分けしておきながら、よくも言えたもので、魂胆が透けて見えます。
 民主主義国家の要諦(ようてい)は、民意の反映と少数意見の尊重で、これが大前提だと思います。その意味で、各政党の得票率に応じて議席の配分がされる比例代表制は、民意を反映する鏡です。
 その民意を封じ込め、少数意見(政党)を排除した日本国の行く末は、戦前の大政翼賛会、国民や近隣諸国に筆舌につくし難い犠牲を負わせた暗黒の時代を想起させます。
 こんな政策は、絶対に許すことができません。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関誌「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2009.08.13.)

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