(2014.05.30.転記)
 猫のひげ

 天下分け目の参院選の真っただ中、列島を襲ったのは台風と地震。自然災害は地球温暖化の影響か頻発し、そのたび深刻な被害が出るが対策はおざなりだ。昔も今も、この列島は台風の通路にあたるし、突然の大地の揺れにも怯えてきた。

 北朝鮮から飛んでくるテポドンから「国民の皆様の命と安全をお守りするために」と、一隻1200億円というイージス艦を5隻も保有し、6隻目も準備中らしい。

 しかし、強硬路線から対話路線に切り替えた米国によって、北朝鮮の核施設の稼働も停止した。自民党長期政権は膨大な税金を武器に使い、広大な土地を米軍に提供してきた。

 この国の命と安全を守るためと言うなら、必要なのは防衛省よりも災害対策省だ。

 今回、地震列島に原子力発電所を建てることの無責任ぶりも露呈された。

 放射能を含む水が海へ流れ「安全性が確認されるまでは稼働を止めます」と塩崎官房長官は厳しい表情で宣言していた。

 もっと大量の放射能を、青森県・六ヶ所村再処理工場からは流しているのに。

 まさかその事実を知らないはずはないだろうに。

(束)
(婦人民主しんぶん『ふぇみん』
 http://www.jca.apc.org/femin/
 2007.07.25.)


>まさかその事実を知らないはずはないだろうに。

誰ですか?「原発は安全です!」と、言い続けてきた、

詐欺師の殺人者は……?


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