Pumpkin Scissors 3 (3)
説明 2005
講談社
岩永 亮太郎

レビュー  

 超絶ものすごくオススメの一作。d(・_・)"

 あまりにお勧め過ぎて、
 今までレビューの文章を書くのも難しかったほど
 特大のオススメ絶対自信作品。

  o( ̄^ ̄;)o"

 ほんとに超絶オススメなのだが、

 とりあえず、最新刊のセリフを抜粋。

「……昔は……純粋だったのだ……
 きっとこのまま庶民に理解のある
 良君になると……」

「それが……おまえ達の罪だ。」

「愚者が人の上に立つのは、大罪だ。
 立った者、立たせた者、全てを巻き込み
 破滅に向かう」

 愚かなる……

 領主……
 区長……
 上官……
 上層部……
 皇帝……
 
 ……愚者の帝国

         「反吐が出る」

 ……巨大な回転木馬に載った支配者……


 グルグル廻るだけで
 一歩も前には進まんだろうよ。





 はい。ぜひ……

 お読み下さい♪
             (^_^)v
 


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作成日時 2007年09月20日 04:35
満足度 ☆☆☆☆☆
カテゴリ 和書


最遊記外伝 2巻 (2)
説明 2005
一迅社
峰倉 かずや

レビュー つい先日、3巻が出た。
久し振りだったので話を忘れていて、
2巻を読み返した。

そして気がついて、吹いた……☆(^◇^;)☆

どう見ても「元帥」には見えない「元帥」と、
部下なのにやたらと態度のでかい「大将」☆

大将「小生、本日づけで××軍からトバされ……
   いや、転任してまいりました。(中略)

   で、着任の書類に認印……」

元帥「……ハンコ……ハンコ、ハンコねぇ……」

  (ひたすら混沌とした執務室の机の上を
   無駄に探し回って時間を消費する元帥。)



司令「……君が××大将か。
   噂はかねがね耳にしてはいたが……」

大将「色男はいつも噂の的なんですわ」

司令「上官を殴り倒した上、
   その妻を寝取ったそうだな」


大将「……あんたはさぁ、
  元帥なんて御大層な役職についてるクセに
  何でまた小隊まとめて前線に立ってんだ?」

元帥「そういうあなたは何故軍人に?」


(^◇^;)(^◇^;)(^◇^;)(^◇^;)(^◇^;)”


えぇ……。

( ̄ー ̄)( ̄ー ̄)( ̄ー ̄)( ̄ー ̄)☆


『最遊記・外伝』をまだお読みでない
『銀河英雄伝説』ファンのみなさま☆

 天蓬元帥=ヤン元帥
 捲簾大将=シェーンコップ大将

の、

類似点(共通項?)を探しながら
 
読んでみるのも……

 なかなか一興です☆

 ( ̄ー ̄)( ̄ー ̄)( ̄ー ̄)v
 
 
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作成日時 2007年09月20日 03:55
満足度 ☆☆☆☆☆
カテゴリ 和書


私は英雄じゃない ジェシカ・リンチのイラク戦争
説明 2004
阪急コミュニケーションズ
リック・ブラッグ, 中谷 和男

レビュー

 未読。

 ワールドピースナウの写真集を探していて
 偶然ヒット。

 この彼女の名前と事件を耳にして
 腹筋がひきつった銀英伝ファンは多いはず……

 (^^;)
 
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作成日時 2007年06月30日 05:30
満足度 ☆☆☆
カテゴリ 和書


群青学舎 2巻 (2)
説明 2007
エンターブレイン
入江 亜季

レビュー
 
 2巻が出たよ〜〜☆  ♪o(^−^)o♪

 女性版の「ラインハルトさま」と
 フケ役の「ロイエンタール」が主役の

 王宮反逆内乱漫画……(w)

 「ラインハルト王女」の曲線美と
 実は惚れてる敵将ロイエンタールの
 眉間にしわよせた苦悩っぷりがツボ押しグッズ♪

 (キルヒアイスはいないけど、ゼッレ君いるし♪)

 o(^−^)o o(^−^)o o(^−^)o 

 あと、個人的には、
 併載されてる「彼の音楽」が、好きだな♪
  
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作成日時 2007年06月26日 14:41
満足度 ☆☆☆☆☆
カテゴリ 和書


BASARA(1)
説明 1991
小学館
田村 由美

レビュー

最近は同名のゲーム?もあるようだが、
私はこちらを推す。

「殺されない国」そして、
「話し合いで決める国」づくりを目指して、

ごく普通の少女が、
 泣きながら、
 血を吐きながら、

 たたかい続けて、やがて…… と、いう話。

 うん。

 やっぱり、「殺されない国」は、

 大事でしょ?
 
 
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作成日時 2007年06月18日 03:25
満足度
カテゴリ 和書


平和に暮らす、戦争しない経済学
説明
アスペクト
森永 卓郎

レビュー

最初に謝ります。未読です。どうもすいません☆
  _(_^_)_

憲法「改正」論議について、私のごときトリ頭でザル論理な奴と不毛な論争(?)をするより、もうすこしはまともで有意義な「平和憲法擁護論」が、読めるんじゃないんでしょうか……?(と、責任回避戦術☆)

 (……また、怒られるだけだったりして……☆)
        ”

 ちなみに、以下は「アンチ共産党」市民派の最先鋒?たる「婦人民主新聞『ふぇみん』」というミニコミ紙の2007年6月5日号に掲載された書評より、抜粋して転載です……☆

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『年収300万円時代を生き抜く経済学』で話題の著者が、戦争をしなくてもすむ生き方を考える。

「戦争と経済は深いところでつながり、軍国主義化の流れと日本を支配しつつある新自由主義化の流れも密接に結びついている」と著者。

 軍事統計を調べると、武力の行使回数、その規模の大きさなどの点から世界で最も狂暴な国はアメリカ。米政権は軍需産業にべったりで、このことが戦争を起こし続ける大きな要因になっている。

 そんなアメリカにくっついている政策のどこが、日本の平和を守っているといえるのだろう。

「これ以上アメリカの軍事戦略に組み込まれるメリットはほとんどない。少なくとも経済的には大きなマイナス」

「戦争をすると損をする」ことがよくわかる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と、いう本なんだ、そうです。 (^_^;)”

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作成日時 2007年06月07日 04:33
満足度 ☆☆☆☆
カテゴリ 和書


銀河英雄伝説 1 黎明編
説明
東京創元社
田中 芳樹

レビュー

……だれか書くだろうと思ったら、
……だれも書かない……ので書く。

未読のかた、
反戦のかた、
好戦のかた、
ヒマなかた、
多忙なかた、だれでも!!

ぜひ!! お読み下さい……
 
 人生が豊かになりますw)

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作成日時 2007年05月27日 05:25
満足度 ☆☆☆☆☆
カテゴリ 和書


我、自衛隊を愛す故に、憲法9条を守る―防衛省元幹部3人の志
説明 2007
かもがわ出版
小池 清彦

レビュー ごめん。実は私自身は未読なのだが、まぁ出版社が「かもがわ」さんで、しんぶん赤旗で宣伝しているブツなので、内容的には確かなものだろうと思う……☆
で、
ネット右翼の人も
退役自衛官の人も
軍事おたくの人も。

「それぞれ思想信条宗教の違いなどを乗り越え、平和のため憲法9条を守ることがいかに大切であるかを痛切に感じるとともに、9条を守ることの運動に自信と勇気を与えてくれ」る本だそうですので……
(※読者の書評より)

気が向いたら、ぜひ読んでみて、
できれば感想などを教えて下さいまし。
  _(_^_)_

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作成日時 2007年05月17日 01:25
満足度 ☆☆☆☆
カテゴリ 和書


彼方から (1)
説明 2004
白泉社
ひかわ きょうこ

レビュー

あら……。絵が無い☆

民主主義の根幹を無視した憲法改悪が強行されようとしている今、イラクやパレスチナで無辜の民が無惨な死を迎えることが日常茶飯事と化している今、年々歳々地球がオカシクなっている環境破壊の今、まじめな小市民がいくらまじめに働いても財布にお金が残らない、なにかが絶対的におかしなシステムになっている今……

読むと元気になれる一作。

(アクション満載で男性でも楽しめるので、
 少女漫画未読の人でも、ぜひどうぞ〜o(^-^)o )
全てのレビューを見る(15) | 編集

作成日時 2007年05月15日 04:29
満足度 ☆☆☆☆☆
カテゴリ 和書


ブラックジャックによろしく (1)
説明 2002
講談社
佐藤 秀峰, 長屋 憲

レビュー

またもや銀英伝とは全く関係ないのだけれども、
名誉オーベルシュタイン(笑)の大陸帰り氏が、
らしくもなく楽天論(性善説?)を唱えている?
ので、老婆心ながら「推薦図書」しておきます☆

全てのレビューを見る(230) | 編集

作成日時 2007年04月29日 02:47
満足度 ☆☆☆☆☆
カテゴリ 和書


まっすぐ天へ 1 (1)
説明 2004
講談社
的場 健

レビュー

あれ? 画像が無い……★ (T_T)

銀英伝とはまったく(直接には)関係ないのだが
某所で「スペースデブリ」の話題が出ていたので
関連する「軌道エレベータ」物を推薦しておこう。

 関係ないが、主人公の「弟君」(副主役)が
 なかなかハンサムで、性格が、ちょ〜好み♪
 
 (んで、主人公の性格は、私に似ているな……)
  (-_-;)>" < 暗くて確信犯なところが!

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作成日時 2007年03月10日 13:24
満足度 ☆☆☆☆☆
カテゴリ 和書


のどかnobody (2)
説明
角川書店
田山 りく, 及川 雅史

レビュー

風呂好きで建築物大好きの私が、
温泉旅館・旅館建築・改装工事、
等々のキーワードに心惹かれて
ブックオフの105円にて入手。
今のところ全2巻らしいのだが。

主人公が「女性版ヤン・ウェンリー」♪
そして、「ガラ悪い少女版ユリアン」と、
見た目がマリネスクなキャゼルヌ氏、も、

レギュラーで出て来ます……。 (^^;)

あぁ、作中のこんなセリフもオススメ要因かも。

「彼女が手がけた温泉旅館は必ず流行る!」

「ただ黙々と働き、お客様に喜ばれるのが
 何より嬉しい」

「何とかしましょう」

「自分からピンチ背負っちゃって……」

「のどかさんは天才なのです」

「恨んだり憎んだり
 立ち止まったり
 するのは飽きました」

「予算の相談事ならほら……ここに」
「私も予算繰りには鍛えられましたよ」

「起こってしまったことは
 変えられないけど
 こうなりたいって願うことは
 叶うかもしれないでしょ?」
 
「絶望より
 希望がいいに決まってる」

「さぁ、夢を形にしましょう!!」


 ……眠れない夜とかの気分転換の、

 ……読み捨て用にオススメの一冊。

 
全てのレビューを見る(3) | 編集

作成日時 2007年02月21日 04:37
満足度 ☆☆☆
カテゴリ 和書

(2007年02月20日03:56)
   
 ……巡航艦レダii号にて
 首都惑星ハイネセンに向かっていた

 筈なのですが、
 気がついたら、
 なぜか、

 古代地球ユーラシア大陸で、
 遣「印」使一行に混ざって、
 シルクロードを西に向けて、

 進んでいるところで
 ございます…………

 あれ?? (^◇^;)
 

                    (^^;)>"

.

オクタゴニアン (1)
説明 2005
角川書店
杉浦 守作, 大塚 英志

レビュー

ブックオフの105円でたまたま見つけ、
大塚英志なのでとりあえず買って読んで、
山田志門が面白がりそうな内容?なので、
そのうち書評を書こうとか思ったままで、
タイミングを逃してそのままだった一冊。

それで丁度良かったかもしれない。
むしろこれはバグダッシュ大佐や
アッテンボロー@フィッシャーの、
好みなんじゃないか?と思う…… ☆(^^;)☆

粗筋を説明するのは面倒なハナシなので、
どうしてオススメ評を書こうと思ったか、
セリフを抜粋する。

 「言ったろ?あんたが嫌いだって。
  なにしろ俺は元共産党員なんだ。
  もっとも、実は特高のスパイで
  おかげで今はお払い箱だ」

 「俺も飼い犬だけは真っ平なんだよっもう」

 「そんなふうに歴史を自分たちの都合で
  でっち上げたら、いかに人が不幸になるか、
  ぼくたちはそれを現実に知ったはずですよ」

 「神話をでっち上げるのが
  俺たち民俗学者の仕事だ
  俺たちはもう一度
  日本中が熱狂する
  天皇の神話を創ってやる」

 「あんたそうやって
  占領軍から情報とってんだろ?
  そうだろ? 革命のためだろ?」

 「つまり革命は失敗したんだよ」

 「革命とスパイ、どちらとして振舞うかは
  このコイントス次第さ」

 「彼ら(共産党員)は進駐軍に釈放されて……
  それを解放軍だと口走る呑気な連中です」

 「革命はアメリカによってなされますよ
  我々なら貴方を日本の
  民主革命の英雄に出来ます」

 「もう 誰かに担がれて 生きるのはやめよう」

 「時の権力に担がれなければ
  天皇家に何の価値があると云うのです」

 「価値がなければ滅びればいい」

 「決めるのは歴史だ」

 ……ってことで……

 どうです? 読みたくなって来たでしょう……?

(  ̄ー ̄)ノ

.
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作成日時 2007年01月31日 01:27
満足度 ☆☆☆☆
カテゴリ 和書


メリーゴーランド
説明
新潮社
荻原 浩

レビュー すいません。
コミュにも行かずに、

徹夜で読んでしまいました………………(^^;)>"
 
 
この主人公が、かなりとても

「ヤン・ウェンリーである」と評しても、

TORATONTONさんからクレームが来ない
ことに関しては、200%の自信があります。
(※当社比)

人生において一度でも、

 理不尽で無能で
 無恥で無常識な上司と
 タタカッタことのある

 すべての社会人と、

 社会人予備軍の皆さまに。

 とりわけ
 選挙と民主主義と
 独裁と独善の
 犠牲になったことのある
 イレギュラーズな面々に……

 あしたの予定をすべて忘れて
 徹夜で読む価値のある一冊だ、と

 お薦めさせて頂きます。_(_^_)_
全てのレビューを見る(592) | 編集

作成日時 2007年01月26日 03:14
満足度 ☆☆☆☆☆
カテゴリ 和書

(2007年01月26日03:49)

自分が書評ですすめた書籍の
他人の書評は気になるもので
そして見つけた、この名文♪

  ☆(^◇^;)☆

・・・・・・・・・・・・・・・
ゆったり仕事で寝惚けた身に
突きつけられた突然の辞令は
「赤字ダルマのテーマパーク再生」!
よっしゃと奮起するも そこはお役所
働きすぎ儲けすぎはNG 矛盾の博覧会。
再燃した情熱は回転木馬を駆ることができるのか??

登場人物が誰も彼も小粒な粒ぞろいで
現実的な可笑しみがあって実に魅力的です。
あ。主人公の奥方にかぎっては大粒ですが。
この人がまた シビれるいい女で。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ
どこへ行ったってなんの問題もないよ。
あなたはできる。あなたは素敵。
行ってらっしゃい、闘うのよ、ロッキー」
ああ こんなふうに言ってあげられる妻に
わたしはなりたい(本気)。

・・・・・・・・・・・・・・・

おもわず貰って(コピペして)
きちゃいましたが……



あ、感動しすぎて、

 書いた人の名前忘れた☆(爆)

 (^◇^;)(^◇^;)(^◇^;)(^◇^;)(^◇^;)(^◇^;)


◆コメント◆

歌いながら大地を歩く 2007年01月26日 03:51

この人、この人☆ 「とみ姫」さん♪

http://mixi.jp/show_friend.pl?id=630069

明文化、いやさ、名文家だ〜♪ ♪(^-^)♪

光 2007年01月26日 11:55

じゃ、私も名前を同じに変えるかな・・・???

歌いながら大地を歩く 2007年01月28日 06:29

 は? なんで?
「光」さんて、良い名前なのに……

 ??(@_@)??

とみ姫。 2007年01月30日 01:54

わ…いま気づいた…
ひたすら恐縮です。。。

歌いながら大地を歩く 2007年01月30日 02:19

とみ姫センセ、よろしくお願いします〜♪

.

銀河英雄伝説外伝〈9〉螺旋迷宮(スパイラル・ラビリンス)(下)
説明
徳間書店
田中 芳樹

レビュー

 しまった!

 以前は、私の「まいみく」といえば
 イコール
『銀河英雄伝説』の濃いファンでかつ
【銀河英雄伝説ごっこ】コミュ参加者

に限られていたので、敢えてわざわざ
書く必要もなかったのだが…………☆★

最近、まじネタ経由でお越しの皆さん!!

私の日記が、突如として、
意味不明なカタカナ語に、
変換されまくっていたり、
喋り口調が違っていたり、
する場合にはほぼすべて、

田中芳樹作による
 大河SF歴史
(未来史)小説
『銀河英雄伝説』の、

 パロディというか
 オマージュというか、
「ごっこ遊び」というか……の、関連です。

  d(・_・)

「んん?」と興味をお持ちになったかたは、
 ぜひぜひ読みましょう!

現実の地球世界の状況に疲れた時とか、
絶望しかけて元気の出ない時とかには、
活力剤として、好適(?)です♪
 
 
 
 
注:ただし……超・長い上に難所も数々あり、
現実以上に体力と根性を要するかも知れないと、
いうことを、あらかじめお断りしておきます☆
全てのレビューを見る(2) | 編集

作成日時 2007年01月11日 12:35
満足度 ☆☆☆☆☆
カテゴリ 和書


ファサード (12)
説明 2005
新書館
篠原 烏童

レビュー

………で、
なんで今、
環境問題で、
篠原烏童か、
と言うなら、こちらの作品が「旬」だからである。

問答無用で、何カ所か引用させて頂く。

☆12巻冒頭・ヒロインの言葉
「わが国は現在、いかなる軍隊軍備も保有しておりませんし、他国に対し敵対行為を行うことはわが国法で禁じられております。……私たちにできるのは、国民の意思であるわが国法を遵守し、国内外問わず少しでも互いをわかりあうべく、話し合い手をとりあうべく、努力することだけです」

☆13巻・主人公の独白
「こんな構図を数えきれない程、見てきた気がする。自らの力を過信し、力で他者を圧迫しようとする人々。裏にうごめく軍事産業、ただ自らの体制を守ろうとする権力者たち。
 自らの信ずるもののため、善意の名のもと他者の信ずるものを貶めようとする驕慢。保身のために他者におもねり安全を買おうとするもの。……物欲、名誉欲、権力欲…… 」

☆13巻・ヒロイン
「武力をもって行う制裁に、わが国は容認も参加もできません。私たちは“決して戦わない”という闘いを選んだのです。
 ……簡単などではありません。しかし簡単でないからと一蹴してよい理念でもありません」
 
☆14巻・ヒロインの最後の言葉
「“おまえを愛しているから戦う”なんて言葉は嬉しくはありません。すべてを守るために、闘わない努力をする。……そう言ってくれる……
 あなたを、愛しています。」
 
 
 
 ……ね? 買いたくなって来たでしょ……?
 
 o(^−^)o o(^−^)o o(^−^)o 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 非常に悔しいことに、
この作品のこのセリフ群のせいで(?)、
彼女と彼女の属する出版社の作品群は、
某「地球教徒(仮)」系列の書店から、
締め出しを喰ってしまっているように、
思えるのです…… (T_T)(>_

純白の血 1 (1)
説明
朝日ソノラマ
篠原 烏童

レビュー

そもそも篠原烏童氏には多大な影響を受けた。

初期作品の『純白の血』が描かれたのはもう
20年以上も昔のことだと思うが、当時まだ
「地球環境問題」に関する世間の認知は低く、
世はまだバブル景気の余韻の中で、利己主義
だけが横行している時代だった……と思うが。

その中で、人類の暴挙と地球環境への関心を
明確なメッセージとして打ち出しながらかつ、
「まだ問題意識のまったくない人も楽しんで
読みはじめて、読んだ後には何らかの印象が
残る、かつ、商業ベースに乗りうる娯楽作品」
として、「少女漫画(?)」を描いたのは、
竹宮・萩尾の両大御所を除けば、篠原烏童氏
が、先駆的な存在だったのではないだろうか?

とにかく、世間より一足早く「環境保護」に
目覚めた私が、孤独をかこちながらも自信を
もって、ライフスタイルと、「ライフワーク」
スタイルを転換することができた(?)のは、
ひとえに彼女の存在のおかげと言っても良い。

全てのレビューを見る(1) | 編集

作成日時 2006年12月24日 00:20
満足度 ☆☆☆☆☆
カテゴリ 和書


群青学舎 一巻
説明 2006
エンターブレイン
入江 亜季

レビュー

『コダマの谷』と同じ作者の、同時発売の本☆

この本に出て来る「地下足袋はいたお婆さん」は、

私の理想の老後だ〜っ♪♪ !(^^)! ♪♪
 
 

全てのレビューを見る(152) | 編集

作成日時 2006年11月22日 05:17
満足度 ☆☆☆☆☆
カテゴリ 和書

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