（「さっちゃん」の絵だよな？…「転居先不明」につき、無断掲載でーす☆）
https://www.youtube.com/watch?v=2WCtxsRcbQM
PHANTOM LOVER ～ JASDF F-4EJ ～
寒風吹きすさぶ千里の滑走路には、その頃、不穏なウワサが広まっているのだった。
「おい。聞いたか？ 例のウワサ。」
「ああ…。神野２尉と栗谷２尉がＸＸだってやつか。…どう思う？」
「……さあなあ……。」
「おれはありうると思う。なんてったって栗谷２尉はあの通りの美形だし。」
「でも神野さんの女好きは有名だぜ？」
「そのわりにゃモテないけど、な。」
「だからこそさ。」
新米の整備工数人、ボルトしめたり油さしたりしながら、ヒマなんだい。
「女は好きだが女にゃモテない。そこであり余った精力が栗谷２尉に向く、っと。… 右翼の整備終わり。」
まさか滑走路の真ン中で他に聞いてる人がいるとも考えんもんなー。
仲間うちのゴシップ。もー、好き勝手、云えちゃう。
「やっぱ栗谷さんが、おそわれるほう（女役）か。」
１人が無責任にケラケラ笑った。
「他にどー考えようがある？ 実際あの人が神野２尉見る時の目つきって色っぽいぜ～～。
特にここ数日、何か話そうとしてはタイミング外して、ふっとかタメ息ついて優しい目して、後ろ姿見送ったりしてんのな。」
…これはもちろん件（くだん）の写真のせいなんですが…。
「…あの、アナタ、実はあたし…」
１人がふざけて色っぽい声をあげる。
「…赤ちゃんが…」
どっと笑いころげて、あとはもうふざけっぱなし。
「相手があの人なら、オレもそのくらい云われてみたい～～～…っっ」
しかし。しかしである。
この手の話にはつきものの安易な設定として。
この冗談みたいな会話を、聞いてしまった人間がいるのだった。
「………………っ★！」
顔まっかにして、ヒエエっっとかウゲ～！とか思いながら、パニックおこした栗谷さんは１人その場を立ち去ろうとするのでした。
と、そこにはやはり話を聞いてしまった西田・水原コンビ。
べつに栗さんを追っかけてきたわけでもなんでもないんですが。
たまたま居合わせちゃったのが不運なんですね～～～。
「…あ、その……」
純情水原さんは言葉が見つからず。
西田さんはやれやれと軽く嘆息ついて。
「…ま、気にすんなや。」
みんな退屈してんのさ…と、ポンと肩を叩いたのでした。
◎
だいたいこの２人（神野＆栗谷）って、あやしー関係に創造するなって方が無理なんだもん。作者・新谷かおる自ら目一杯遊んじゃってるし、いつ見てもおんなじ部屋で暮らしててさっ！
あげくの果てには基地のみんなのウルサイ目を避けてお外に２人して下宿しちゃったりしてるでしょーーーー……。
せーびこーのみなサマだって、べつに栗サンをおちょくっとる気はないのだ。
ただ何もかも規格外れのこの２人組、いかにもウワサしやすいよーな間柄だし、片一方が栗谷博美さんほどの美型で有能な「女房」役だったら、これはもー多少無気味でもなんでも許せてしまう♪
だいたい、好きな人たちのウワサってったら、どんな話題にせよ広めてまわりたくなっちゃうのが、人情ってもんなのさっ。
……そんなわけで、神野と栗谷が実は…て話は、あっとゆーまに千里基地中に伝わってしまったのでした。
チョン。
https://www.youtube.com/watch?v=JtghY3p8luE
航空自衛隊 「Virgin’s high!」
…「バカゲの至り」を告解しておきますが…（＾＾；）…★
この頃（高校１年！）
…まだ、完全には（＾＾；）
「反戦」とか「非暴力」とかの…
「思想」は、カタマッテいなかったのよ…☆
…ｗ（＾□＾；）ｗ…
（ちなみに今でも、戦闘機の操縦には全く興味がありませんが…
…「設計」なら、ウッカリはまってしまうかもしれない…★）
https://www.youtube.com/watch?v=mDdgCAXt3WE
航空自衛隊 「原罪のレクイエム」
コメント
ｗ（＾＾；）ｗ
読み返してて、自分でハラ痛ぇｗｗｗｗ
新井素子と立原えりか。の、影響下にあった時期。と思われます…☆
０８
１
７７…☆彡