「エスパッション、始動」(没原稿) (5)
2017年1月12日 リステラス星圏史略 (創作) コメント (2)これにまとめて、ファイル1冊終了♪
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http://p.booklog.jp/book/112539/read
リステラス星圏史略 古資料ファイル
7-2 「エスパッション、始動。」
https://www.youtube.com/watch?v=Yq5JTmIeoPo
Epic Music of Relaxing and Resting 2017
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http://p.booklog.jp/book/112539/read
リステラス星圏史略 古資料ファイル
7-2 「エスパッション、始動。」
https://www.youtube.com/watch?v=Yq5JTmIeoPo
Epic Music of Relaxing and Resting 2017
「…じゃ、なんだよ。俺たちの他にもこういうの、いるわけ。」
「うん。現にここにわたしとレイがいるだろ? それにあと3人、ラミルはさっき会ってる筈だ。その他にもわたしが知ってるだけでも結構いるよ。
…みんなあんまり…幸せでない人が多いけどね。
十人ばかり、おたくらと同じくらいの年頃の子が、わたしらと一緒に暮らしてる。」
「ジーストにもいるんでしょ? 地球にも?」
「うん。」
子供達はざわめきながらサキの話に耳を傾けていた。
長いあいだ肩を寄せあって生きてきた結果、みんなひとまとめで一人、というような気分になっているらしい。テレパシーの遮蔽が甘いのそもそのせいだ。
ジースト星間帝国には全人口の三分の一程を占める種族としての超能力者がいて、なんとかして被差別階級から脱しようと階級闘争の苦労を重ねていること。
地球では古くから、数は少ないけれども "神" とか "魔法使い" 等と呼ばれ、そのたどった道は様々であること。
…そういった事を、なるべく解り易くサキは説明したつもりだった。
「 ねえ、どうして? あたし達みたいのが生まれたの」
「…進化の過程…かな。正直いってわたしにもよく判らない」
「じゃ、ふつうの大人はサルみたいなので、僕たちは人間なんだ!」
ふっとサキの瞳が困惑したように曇る。
レイは、気がついたが、助け船は出そうとしなかった。
「…ん~~、そういうのじゃないと思うよ。
つまり、普通の人達は我々の親で、わたしらはきっとその子供なんだ。」
コメント
cmk2wlさんがリツイート
cmk2wl @cmk2wl · 2014年11月24日
サイボーグ009 「悲劇の獣人」
核戦争後の未来人「放射能は地球に充満し、そしてその洗礼を受けた。生きとし生けるものことごとくだ。すさまじい変化を起こした。見えるか?これが人間なのだ。そして君たちの子孫なのだ。つまり我々の姿なのだ!」
https
://pbs.twimg.com/media/B3NpCyGCIAAyuAv.jpg
cmk2wlさんがリツイート
cmk2wl @cmk2wl · 2015年3月9日
核戦争を描いた映画:渚にて(On the Beach)
映画最後のメッセージ「兄弟達よ、まだ時間はある(THERE IS STILL TIME... BROTHER )」もう時間はない。終わりは近いってことだろうね。