(…最近、トモミちゃんとかヒロミちゃんとか、拾いものが多いな…♪)
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https://www.youtube.com/watch?v=FhowBtBAwpE
絢香×上原ひろみ - おかえり





★作者よりおことわりっっ

はじめ SFまがい だった筈のこの話、ついに素直なスペオペにさえなりきれませんで、も、ここっからは少し描き方かえて、純粋に登場人物の個性を(だけ)楽しんでもらうしかないと☆

1場1場でやたらめったらいろんなキャラが続出しますっっ

作者もこっからは遊びますからっっ

………あ~~~~ん!!

最初に作った構成だのテーマだの、(あったのよこれでも!)、

とうの昔に死に果ててしまいましたわっっ! ……っっ )




 ↑

(て、欄外に界てあります…☆)


https://www.youtube.com/watch?v=fY1xN13G0pk
ポルノグラフィティ 『サウダージ』
("OPEN MUSIC CABINET"LIVE IN SAITAMA SUPER ARENA 2007 )



(………で。……w(^◇^;)w…★)

( ↓ こんな原稿、「書いた覚え」自体がナイッ!…★www)





     O



 …彼女は腰かけていた。

 女性にしてはかなり行儀悪く、形のいい長い脚をデスクの上に並べて放りあげて。

 一緒にいるその他数人の通信係たちはあっちこっちに連絡をつけるのでお忙しいようで。

 だから俺たち1行が案内も乞わずにその部屋に踏みこんで行った時、カタっと椅子を回して持て余した脚を床につけて、威勢良くまず最初に怒鳴って下さったのが、あろうことか彼女だったのだ。…

「…こォんのアホンダラどもっっ!! ひっとが気分良くお昼寝していりゃあ何の用なンだよ皇国軍の大編隊ひきつれて来てゴホーモン下すっちゃってっ!?」

 … … … ぴ。

 …ん、っとにひっでェ音量&言葉使い!

 けっこー美女なのにあんまりだァ~~~っっ★

 てのが、俺の、第1印象デシタ。

「 ………その、皇国軍は?」

 バヌマさんが一切動じない声でまず尋く。

「失っせた失せたうせた! いつまでもウロつかれた日にゃかなったもんじゃァないでしょーが!

 ……あンねー、あたしゃここのアジトの計画リード(指導)班の今日のスクラン要員なンだけどねー。

 っにかくこっちの周波数と共通暗号知ってておたすけ(救援)求めて来たってのなら話ァ聞いてやるけどサ? あんたら誰よ。代表者どれ?」

 …………「どれ」★

 ヤニさんもねー、初回っからポンポン好きな事云って下すっちゃってたけどもねー。

 この おあねーさん それ上まわっちゃって。

 外見を云わせて貰うならばとにかく長い。細い。

 ひょろっとして見える割にはけっこう筋肉づきもいいみたいで。

 よく日に焼けて褐色に近い、だけどもとは相応に色白だっただろうって感じのきれいな色の肌。

 さらされて白っぽくなった金髪。

 …あ、このコは好やユミちゃんと同じ人種だなー。

 4分の1くらいが日本人なんだ。

「 …ここの、ボスか?」

 またバヌマ老。

「ちゃうよっ。今、総員起こしかけたからじきに来るって…

 あんた、代表者? どっかで見覚えあるよーな顔じゃん?」

「 いや。違う。」

「 んっじゃどれなのよ~ォ代表者ァ!」

 じれったさそうに体、動かすのへ、すぃっと好が1歩踏み出た。

「 あンた? 」

「一応な。」

「 ふぅ~んっ。わりかしいー男じゃん?」

 ところが。

 代表者が "イイ男" であろうがなかろうがそうそう上手く話ははこばないのだった。

 1見軽薄のかたまりそうな彼女、けっこう疑り深い。

 おまけに頑固★

「…そりゃーねー。敵のカタキはみな味方、だから手伝えってゆーのは解ったけどね~~~。」

 目的・正体いっさい知らせず助力しろってのは図々しいらしい…

 …あ、やっぱり…?

 好がまた例のむっつり顔で黙りこんでしまったので、ゆかり姫が居心地悪そうにモジモジし始め。

 俺と目が合う。

 うん。やっぱ何も話さずに、てのは理不尽だろうとは俺も思うよ。

 かといって説明しない好にもなにかわけか考えがあっての事なンだろうし…

「 せめって誰か信頼のおける人間に身許保証してもらうとかサァ。」

 身元保証人… あ、アルヤさん?

 名前だしちゃ… マズいのかなやっぱ、好の顔見てると。

 かといって俺たちこの世界に他に知り合いは…

「ヤニさんじゃ駄目なわけなの?」

 後ろでユミちゃんが小声で尋ねている。

「 いェね。反皇国軍陣営はやはり反皇勢力同士じゃありませンとネ。」

 軽い嘆息… まてよ。

 反皇勢力… 反皇国軍陣営…

「 …ここからスターエアまで交信… できますか…?」



 スターエア独立回復戦線副将・尾崎済。の名前を出すと彼女はなんか知らないけど実にあからさまにソバカスの浮いた鼻にシワを寄せ…そのせいでまるでビーバーを思わせるような顔になった…

 それでもくるっと振り返って自ら通信器に向かってくれたのでホッとした。

 なんか操作が相当難しいみたいだ。

{ やあチアキ(知亜樹)。きみから呼び出し通話が貰えるなんて感激だな。通信室には他に誰もいないのかい? ひょっとしてとうとう熱い愛の告白をしていただけるとか? }

 TV電話に見覚えのある優しい顔が現われ出たかと思った途端に、

 ダン!!

 なんて凄まじい音でチアキ殿がコンソールパネルを痛めつけた。

「 サイ・オザキっ! あたしゃあんたに尋きたい事があるんだ神妙に答えろっっ!!」

{ …やれやれ。何べん言ったら信じて貰えるん… }

「そォの話じゃないっ!!」

{ 相変わらず景気のいい音量だね。こっちじゃあチアキ女史から通話だってんでボリューム最小にしぼっといてくれたんだよ、通信係が。 }

「おまえなっ!」

{ ついでに気をきかせて席を外してくれた。 }

 ちあきサンの周囲では他の通信員がもう目一杯て感じで笑いを堪えて真っ赤になってたりなんかしまして。

 …あ、そーゆー事なわけ…、ふぅんっ!

 世にも噛み合わない会話にしまいにゃ好や、ゆかり姫までが思わず失笑して慌ててハンカチ口にあて。

 栗原ひとりが最後までキョトンとした表情をしていた。

 しっかし尾崎氏って穏やか双な顔に似合わず、ひょーきんなお人やァ~~☆



 …ようやく真面目な話が始まって用件が通じ。

「おおぃそーいや何て名前だあんた?」

 この人も割とトロいね。アハ。

「 磯原清。こっちのバカが杉谷好一。」

「 だってサ。聞こえたか?」

{ …ああ。その連中なら。 }

 画面の中で尾崎さんの顔がぱっと笑って…

 …うわぁ歯が白いっ。男前っ!

{ 正体目的その他できるだけ話したくないって云っているんだろう? 僕がその点は保証するよ。大丈夫、彼らは味方だ…ぜひ協力して上げてくれないか。僕の恩返しも含めて。 }

「 はーん何やってる奴らなのよこいつら?」

{ スターエア皇国軍司令部の破壊。 }

 ぐわたっ!!

 かなり派手なリアクションでチアキさん、ひっくりこけた。

「………それを先に云っとけっつーーーーーのっ!! 」








https://www.youtube.com/watch?v=Vxmxpbn0pwA
ポルノグラフィティ 『アポロ』
("OPEN MUSIC CABINET"LIVE IN SAITAMA SUPER ARENA 2007")
 ↑
 すいません。
 生まれてました…h(^□^;)…☆

(5歳?)

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