「 惑星間自由貿易人ヤニ・シュゼンジシブ・シュゼンジシカ。火喰い竜のヤニと云えばもしかして御存知じゃないかと思うンですけどネ。」 (『俺と好』 ぼつげん救済こおなあ)
2016年12月22日 リステラス星圏史略 (創作) コメント (1)
https://www.youtube.com/watch?v=HQb2jhmw1BE
Tomomi Nishimoto - Tchaikovsky : Symphony No.6 「Pathétique」3rd Mov
↑
…う~ん(^^;)人種は違うけど…☆
「体形」と雰囲気が、「清クンそっくり。」…www
Tomomi Nishimoto - Tchaikovsky : Symphony No.6 「Pathétique」3rd Mov
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…う~ん(^^;)人種は違うけど…☆
「体形」と雰囲気が、「清クンそっくり。」…www
ピーッと低いハッチのブザーが鳴るのへヤニさんはスタスタと出て行った。
「 ハイな。」
エアロックの開閉スイッチを押しながら目一杯なまめかしく壁にヒジついてシナ作って。
「 お役目ごくろうさんでございます。」
残念ながら俺の方からは見えない、凄いほどにあでやかだろう微笑みに、踏み入って来ようとした若いパトロールはまずビビらされてしまったようだった。
その鼻先に小さな銀板とカードをさしつける。
「 惑星間自由貿易人ヤニ・シュゼンジシブ・シュゼンジシカ。
"火喰い竜の" ヤニと云えばもしかして御存知じゃないかと思うンですけどネ。」
「… "火喰い竜" …!」
新入りらしきパトロールの目にチラッと尊敬と憧れの色。
…へえーヤニさん有名人っ!
しっかし自由貿易人なんつってライセンス(許可証)や身分証明書出して見せたところで、早い話は宇宙の運び屋、アウトロウ(無法者)に、パトロールが憧れていいもんか… いまいち疑問。
「御覧の通りこの船の今回の荷は生身の人間でしてね。ま、乗ってらっしゃるのはこのお2人と…あと1人2人、大人の男もおりますがね。そこンとこは察して下さいよ、ハンサムなお兄ィさん。
首に大金ぶら下げてる連中なもんで、パトロールの前に出させるわけにゃいかないんですヨ。」
声はにこやかで下手に出ながらも、ヤニさん断固とした態度で前に進み出て、ごく自然な形でパトロール、船外に押し返す。
続けて自分も揺れるタグボートの上にあざやかに飛び降りて…
スリット入りのロングドレスったってスペース・スーツの1種なんだから、もちろん下に細身のパンタロンみたいなものをはいてはいる。
but, それが薄い白色の半透明に肌の色や脚の形の浮いて見える材質でできてると、
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