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2016年11月16日 リステラス星圏史略 (創作) コメント (1)https://www.youtube.com/watch?v=GKRHNCfWwCY&index=4&list=RDJKBiO2MZSvg
結~yui~ 『春の海~結バージョン2~』
https://www.youtube.com/watch?v=x_CzD0GBD-4&list=RDJKBiO2MZSvg&index=11
Yoshida Brothers - Rising from Best Of Yoshida Brothers 吉田兄弟
なんかこのアニメ凄ェいい♪
↓
https://www.youtube.com/watch?v=QVlv4JrmVnQ&list=RDJKBiO2MZSvg&index=12
脱兎-Datto-
> …悪いことにここは皇国で、国民総背番号制なンですさ。」
↑
ちなみにコレ書いてた1980年代、まだ噂ばかりで、
「そう簡単に実現はするまい」と、思われておりました…★
★…(~~;)…★
https://www.youtube.com/watch?v=sKXAZVhjkDc&index=13&list=RDJKBiO2MZSvg
YUI & THE PYONKO BAND / Tsukishiro No Sora (月白の空)
>「…うっうっうっ。兄貴っ。鋼(はがね)の兄貴よォ…」
違います。(^^;)「錬金術師な」兄貴じゃありません…☆
https://www.youtube.com/watch?v=0p_yo_VGOSw&list=RDJKBiO2MZSvg&index=18
Yoshida Brothers - Ibuki
>円筒状のガイドロボット
はい。これです。(^^;)↓
http://www.starwars.jp/wiki/R2-D2
https://www.youtube.com/watch?v=5DbDyMshloE&list=RDJKBiO2MZSvg&index=8
hanamas / LIFE
結~yui~ 『春の海~結バージョン2~』
https://www.youtube.com/watch?v=x_CzD0GBD-4&list=RDJKBiO2MZSvg&index=11
Yoshida Brothers - Rising from Best Of Yoshida Brothers 吉田兄弟
「ヤニさんさ、なんで最初の名目、通さないわけ? 俺たちって確か親の遺品を祖国にかえしに来たケナゲな青少年御一行さまじゃなかったっけ。身分証明だって偽造のやつ、ちゃんと持ってるし。」
銀色をした巨大な海上都市、実は皇国軍の一大方面危地(げっ!)でもあるそうで、そこの入国管理署で例によって船荷証を見せろ、いやですョ、の遣り取りをした挙句、 "さる御方" がどうのこうのをまたも押し通したヤニさん。
いきなり態度の変わった小役人どもに書類が整うまでVIPルームでお待ちを、とか言われてすたすたと歩き出してしまうのへ、慌てて俺とユミちゃんとで追いついて。
「………あァ。」
ニヤニヤと、しよーもなく無法者的な笑いが彼女の頬に浮かんで消えた。
さすがに皇国軍基地内のこととて声のトーン、落として。
「坊やさんにお嬢さンといい、説明しとかなくても適当に話を合わしてくれちまう頭の良さには、この火喰い竜のヤニ、感謝してるンですョほんとに。
いえね。Point.Pから地表へ降りて来る分にゃそいつが一等うるさく言われずに済むンですがね、
…悪いことにここは皇国で、国民総背番号制なンですさ。」
「 え?」
早い話が、なに、親の遺骨の埋葬に来た? じゃ、その親の皇国臣民番号を言ってみろ、っつわれて…
コンピュータに照合して、該当番号が見つからなけりゃ、それでチョン。即座にスパイ扱い。
…ことほど左様に一般人の動向管理にはやかましく。
「もちのろん、回線に割りこんでニセの情報を与えるとか、裏の手口が色々と、無いわけじゃァ、ござンせんけれどね? 今回は急に入った仕事で、そこまでは手ェまわす時間がありゃしませんでしたのさ。」
そうなると、ちょいと強引ではあっても、"特権階級" の一員になりすまして見せちまったほうが、かけひき次第でいくらでも無理が効く。んだそうで…
{ VIP3名様ゴ案内。VIP3名様ゴ案内。}
コトコトと耳障りでない程度にあたりにむかって呟きながら、案内用ロボットが一台、俺たちの前をころがって行く。
”賞金首" という事にされてしまった好やゆかり姫たちは、MISS-SHOT の中でお留守番ね。
………これが悪かった。
これが良くなかったんだ、絶対に…。
どーせ後で「内部の様子はどうだった」とかなんとか好に尋問されるに決まってンだからと、俺はあたりをキョロキョロせっせと、まぁ結局は自分自身の好奇心半分だったけれど、観察してた…。
と、廊下の向うから角を曲がって別の一行がドタドタとやって来る気配。
「…うっうっうっ。兄貴っ。鋼(はがね)の兄貴よォ…」
「しっかりしろ鉄文字! 傷は浅いぞ!」
「うっうっうっ。おれのことなんざどーでもいいんだよ叔父貴ぃ… うっうっうっ。カタキを… 早く鋼の兄貴のカタキを取ってやってくれ… ぅっく。
おれが病院送りになってる間にみんな死んじまうなんてよォ… うっうぅ。」
…なんか、担架で運ばれながらの男泣きって…、
悲壮だなぁ…
「 泣くな。今、全力をあげて下手人を探させているからな!」
カタキに下手人…
あいつら、 "組" の人間だろーか?
なんつう大時代的な…
ピコンピコンと俺たちの案内ロボットがウィンカーを出して、廊下の脇に寄るよう合図する。
どうやら相手方の案内ロボットに指示された優先順位のほうが格が上らしい。
「へーへー。」
大人しく立ち停まる俺たちに、担架でかつがれた甥っこ、なにやらエライ人間そうなその叔父貴、担架かつぎにその他数人の随行…という一団はまるで無関心に近づいてくる。
「あいつだ… あれだけの機動力のある兵を使いこなせる男といえば、太平洋方面の反皇勢力では、ヤツしかいない…」
『叔父貴』殿、こぶしを握り締めてヴ~グルルルル…とか唸って。
「見ていろよ…スターエア独立解放戦線副将・尾崎済っ!」
「誇りある皇国軍司令官たる兄貴・権藤鋼(ごんどう・はがね)をその手にかけるとは…っ!!」
……………………え?
ひきつりきって俺たち3人は、顔を見合わせた。
好が居れば…
好が居さえすれば、おそらくこういう事態には陥らずに済んでいただろう。
記憶力抜群の奴なら、まず廊下の向うの男泣きの声を聞いただけで、三十六計の必要性を感じとっていたはず。
「うっうっうっ。それにしても兄貴よォ…」
せめて。
この時点で俺だけでも、とっさに壁のほうへ向くなり何なり、していれば…
「うっうっ。う…! ………あ”~~~~~っ!!」
(( Oh,... MY GOD !! ))
俺は十字を切った…
「 どうした鉄文字! 傷が痛むのかッ?! 」
「こっ! ここっこっこっこっこ、ここのこのこのこの…ッ!」
「なんだっどうしたんだっ」
「…このガキッ! おれを撃ちやがったヤローの片割れのひとりだっっっっ!!」
アーメンッ!
両肩の貫通銃創に巻かれた真っ白い包帯も痛々しく、むりやり上体を起こしてしまった酔っぱらいの皇国軍人、ゴンドウ・テツモジとやらの指は…
真っ直ぐに、俺をさしていた…。
「~~~ッ! これだから俺は自分の顔が嫌いなんだッ!」
「馬鹿なこと喚いてないでっ?! 逃げるのよ!」
ユミちゃんが俺の腕をひっぱる。
ヤニさん腰のレイガンを最強レベルで、横ざまに薙ぎはらい。
さすが軍人、ばらばらっと慌てて倒れ伏す奴ら。
「 おッ追え~追え~追え~ッッ!!」
『叔父貴』殿が、なかば悲鳴といった感じで叫ぶ。
「ごめんねっ!」
どっちに謝ったものやら。
ユミちゃんに蹴たおされて円筒状のガイドロボットが意外に軽々とすっ飛んで行く。
「 ぅ、わ~~~~っっっ」
…ぅ~んっ。
この凶暴性は血筋なのかな? くっちゃんの教育のタマモノなのかな…??
「 ! そっちじゃない、こっちっ!」
来た道をすなおにとって返そうとするユミちゃんを、今度は俺が引きずって。
MISS-SHOT の停めてある甲板への最短距離(だろうと思う)を走りだす。
へっへっ、ダテに構造、観察していたわけじゃ~ないもんねっ♪
「………誰かっ! そいつらを捕まえろっ!」
角ひとつ曲がるあたりで『鉄文字』どんの息もたえだえな怒鳴り声がした。
俺たちが行こうとしてる廊下の向う側にも、騒ぎを聞きつけてやって来る巡回兵たちの姿っ!
俺はとっさに壁の非常ベルへと駆け寄り…叩き割った!
鳴り響く、けたたましい音。
「 早くっ! 奥の方へと侵入したぞ、反皇勢力の奇襲だっ!」
「はッ!」とか応えて兵たちはバラバラと…
「……ッ違う違~うッ!」
背後でわめく負傷者のドラ声よりも強烈なベル音の下では俺の喉のほうが絶対、よく通るもんねっ♪
ところが職務に忠実なる巡回班長か何かが足を止めかける。
「将軍閣下は?!」
「御無事だ! こっちはいい、賊を早く!」
「はっ。それでは一名残しておきますのでっ!」
………いかにも武骨そうな皇国兵士一名、残されて行かれたっても、困る。
「………しょーがない。ユミちゃん、気絶して。」
「 え? あ、うん。」
いきなりくたくたっと倒れこむ。
のを、ヤニさんそれこそ必死!って感じで慌てて抱き止めて。
「 きゃあああああ! お嬢さンっ! しっかりなすって下さいましッッッ!」
う。普段より1オクターブは、声が高いな…。
「そこの兵隊さン! 早く! 医務室までお嬢さンを抱いて行って下さいましなッ!」
「え? ぃやしかし自分は将軍閣下を…」
「あちらは随行員のかたが沢山いらっしゃるンですから大丈夫ですョ! それともなンですかぇ? あンたさんはこなたのお嬢さンが心臓発作でおかくれになっても構わないと、そうおっしゃるおつもりなンですかッ!」
これだけの美女に物凄い剣幕でつっかかられて動転せずに済む男ってのは、まずいないだろうと思う。
「…あ、いや。…」
オロオロと近づいて行く。ヤニさんの眼はチカッと光って他の兵達は廊下のかなたに姿を消してしまった後なのを確認し。
ずん。
たった今までかぼそい少女のユミちゃんひとりの重みにさえ耐えかねる風情に見えていた楚々とした美人女官、白い拳が相手のみぞおちに吸い込まれ…
あっさり、骨太の大男、殴り倒してしまった…。
「もういーい?」
ぱっちりと無邪気に瞳をあけるユミちゃん。
俺は銃で配線、焼き切って、ようやくにのとのとと追いかけて来はじめた『叔父貴』こと将軍閣下たちとの間にアカンベをしながら防災シャッターを降ろしてやった。
なんかこのアニメ凄ェいい♪
↓
https://www.youtube.com/watch?v=QVlv4JrmVnQ&list=RDJKBiO2MZSvg&index=12
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> …悪いことにここは皇国で、国民総背番号制なンですさ。」
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ちなみにコレ書いてた1980年代、まだ噂ばかりで、
「そう簡単に実現はするまい」と、思われておりました…★
★…(~~;)…★
https://www.youtube.com/watch?v=sKXAZVhjkDc&index=13&list=RDJKBiO2MZSvg
YUI & THE PYONKO BAND / Tsukishiro No Sora (月白の空)
>「…うっうっうっ。兄貴っ。鋼(はがね)の兄貴よォ…」
違います。(^^;)「錬金術師な」兄貴じゃありません…☆
https://www.youtube.com/watch?v=0p_yo_VGOSw&list=RDJKBiO2MZSvg&index=18
Yoshida Brothers - Ibuki
>円筒状のガイドロボット
はい。これです。(^^;)↓
http://www.starwars.jp/wiki/R2-D2
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