「町のはずれの高い壁」 (槇 真谷人☆)
2016年9月30日 リステラス星圏史略 (創作) コメント (1)(承前)寝れないし頭も苛苛しているので、「気が澄む」まで原稿で遊びます…
★(同人誌がない!)★
…同人誌発表時の自分で描いた挿絵を写メ撮ろうと思ったんですが…
4度の引っ越しにも必ず持って歩いてた筈なんですが…
部屋の中の、座ってる場所のすぐ後ろの頭の上に、
たしか、入れてた筈。と思う場所に…
無かったんですよ…一昨日、気がついたんですけど…★
w(--;)w
この部屋に住んで4年以上経ってるんですけど…
4年間、大事なモノの置き場所を把握してないというか勘違いしたまま信じ込んでいたのか…
それとも本当に、この部屋に留守中に侵入者があって、他人には何の役にも立たなさそうな(?)同人誌と原稿の束を、盗んでいったんでしょうか…???
…w(--;)w…★
閑話休題。(^^;)
ま、とりあえず、古原稿の入力作業して、気持ちを落ちつけ?ますわ…★
https://www.youtube.com/watch?v=kLiRMorUV2g
Berserk OST - 08 Earth
https://www.youtube.com/watch?v=w1o4O2SfQ5g
Berserk - Theme of Guts (Cut & Looped for One Hour)
★(同人誌がない!)★
…同人誌発表時の自分で描いた挿絵を写メ撮ろうと思ったんですが…
4度の引っ越しにも必ず持って歩いてた筈なんですが…
部屋の中の、座ってる場所のすぐ後ろの頭の上に、
たしか、入れてた筈。と思う場所に…
無かったんですよ…一昨日、気がついたんですけど…★
w(--;)w
この部屋に住んで4年以上経ってるんですけど…
4年間、大事なモノの置き場所を把握してないというか勘違いしたまま信じ込んでいたのか…
それとも本当に、この部屋に留守中に侵入者があって、他人には何の役にも立たなさそうな(?)同人誌と原稿の束を、盗んでいったんでしょうか…???
…w(--;)w…★
閑話休題。(^^;)
ま、とりあえず、古原稿の入力作業して、気持ちを落ちつけ?ますわ…★
https://www.youtube.com/watch?v=kLiRMorUV2g
Berserk OST - 08 Earth
町のはずれの高い壁
槇 真谷人☆
どこをどう間違ってしまったのか…
彼は、たたかいつづけていた。
チェーンやメリケンサック、ナイフに釘のはえた角棒。
そんな、おなじみの凶器が、わずかな街灯のあかりのなかでひるがえる。
キリがない。
が、手にしているのが鉄パイプの一本だけとはいえ、彼はけして負けてはいなかった。
すくなくとも今はまだ。
………不利だ。
動物的なカンが警鐘を鳴らしている。
まさかこんなに大勢、とは思わなかった。
読みがあまかったのだ。
すでに二十人ちかくは、たたき伏せ、骨折の数ヶ所はかかえて苦痛にのたうっているにしても…
のこり、その三倍にちかい群れをどう始末しろというのだ。
「くそっ!」
有利なあしばを、逆転のチャンスを、探し求めて深夜の戦場はじりじりと移動していた。乱闘の街路を、突破して逃げようという考えがうかばないのはいつものことだ。
とはいえこのまま走りつづけてもいられないのは、目にみえていた。
(三十六計
彼はまだ少年である。
子供といってもいいくらいだ。
中学二年生になったばかりの、なにも知らない人間なら十四歳というその年齢だけで判断するしかない。
けれど、ひとめ見ればだれの評価でも、変わらざるをえない。そんな外見をしていた。
ずばぬけた長身である。
細い。
しかしそれは鍛えこまれたあまり、結果としての細さであって、全身から放出される瞬発力、そしてすでに小半時を息ひとつ乱さず闘いつづける持続力。
長身のゆえに筋肉がついてなお、背の高さのほうが目立つというだけなのである。
高校生や、それに準じるドロップアウトの連中をあいてにして、彼より高いものといえば数えるほどしかいない。
伸びる、うで。
蹴る、あし。
するどい動作はなんの流派とも知れない、けれど完璧に型をふまえた、天性と鍛錬のたまものだった。
夜目に白い肌は日本のものではない。
ハーフである。
のびかげんの蓬髪も、凶眼とよばれるだろう瞳も、無造作な薄茶色をしている。
"鬼" と、江戸や鎌倉のひとであれば評しただろう。
凄惨な、ゆがんだ冷笑をはりつかせ、秀麗な貌だちの、それにしても美しい鬼ではあった。
もとはといえば縄張り争いではある。
引っ越して来てから一年半たらずの間に、どんな誘いにも脅しにも関心すら払わず、sのくせ気にくわない者があれば情け容赦もなく叩きつぶす。
そんな彼への反感と恨みから、市外のグループまでをまきこんでの、O市総番からの、これは殴りこみだった。
「くそっ!」
彼はふたたび毒づく。
もともとが市街地のはずれではじめられた騒動だ。
意図とは逆に追いつめられていくのはO市の南西、どこかの重工の倉庫と研究室以外はなにもないという、これまで彼があしを踏み入れたことのない地帯だった。
道のつきあたり、高い塀のてまえでいきなりダッシュする。
積んである木箱を足台にして彼は跳んだ。
刑務所をでも思わせる、コンクリートに二重の有刺鉄線を植えた堅固な壁だ。
………跳びきれるか…!?
不安があたまをかすめた瞬間、服の裂ける音がして何かの衝撃が襲った。
しかしすぐに彼は本能的に身をひるがえし、すたりと、無傷のまま、身長のゆうに三倍はある高さから降りたっていた。
すかさず闇の中へはしりこみ、背後の追手の気配をうかがう。
だけではない。
なぜか、一歩この壁のなかへ踏みこんだ瞬間から、とてつもなく "嫌な予感" というやつが彼の全身をとりかこんでいた。
塀をのりこえようという騒ぎが聞こえる。
先頭きった一人が木箱にのぼり、頂部の鉄線に手をのばした。
と、
(バイクもいーなー)
https://www.youtube.com/watch?v=w1o4O2SfQ5g
Berserk - Theme of Guts (Cut & Looped for One Hour)
コメント
せーふくはまずいんじゃありません?
とかのツッコミが欄外に書いてあるw