（最初期型？）（たぶん中１～２．）

https://www.youtube.com/watch?v=nMLY3iRrP7g&ebc=ANyPxKq84vnqh9mf-s5-1rOWBBvoN8V0FzpGLNsvrjV0_JMBpEodLzv16BPevk6WSwTZ6QFzVuhrOZWrMDBODbCVDslsaigUBg&spfreload=1
カッコイイ 民族音楽風曲集2(ドイツ編)

（マーシャはケルトっぽいのが似合うんだけど…
　マシカは北欧とかドイツやロシアが似合う…？）

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　ダレムアスの、神々の領域たる"大地の背骨"山脈の、東はずれに溶け合って続いて、入り組んだ地形の古つ緑ヶ森小連山。その奥ふところ、余人の足を踏み入れるを許されない聖域との境界にほとんど喰い込むようにしている"道の行きあたりの村" 鈴谷郷に、一人のとても年老いた魔法使い…村人たちからおばばとかばばさと呼ばれている…が住んでいました。婆は、おおかたの魔法使いたちがそうであるように、ある時ふもとからの道をふらりとやって来て、なにゆえにこんな辺鄙な地が気に入ったものかそのまま居ついてしまっているそうなのですが、何年ほど前の事か（これもおおかたの魔法使いたちの習いに違わず）不意に姿を消したと思うと、数月して一人の赤児を連れて戻って来たのです。幼女は名をマ・シカ（お星さん）と云うばかりで、どこの誰の娘とも、それともおばばの孫かひまごででもあるものか、村人たちには何ひとつとして見当もつきませんでした。が、小さな華奢な体に癒えたばかりの幾つもの傷跡を見つけ、激しく夜泣きするのをあやす度に老魔法使いの目に浮かぶ深い慈悲の光を見るに及んで、素朴で誠実な山の民たちは何も尋かずにこの娘を受け入れる事を決めたのです。たとえ…幾人かの勘のよい者が人知れず感じたように…いずれ凶運を招く事になろうとも、です。おばばの手厚いひ護と村人たちの愛情に守られて、いつしか娘は闇に怖える事もなくなり、すくすくと素直に成長してゆきました。
　その子供がある程度大きく、家の手伝いなども…おばばの家には近郷の村から手伝いのねえやが来てはいましたが…少しづつできるようになってきた頃、おばばは村の魔法使いと言うよりは薬師の長といった




※　朽ち葉色…鮮やかな赤味かかった黄色。