「月の美しい晩でした。」 (中2?)
https://www.youtube.com/watch?v=MbMhANUnAD4
イェプアの行進曲_冬編_Vr.12.6.mov

https://www.youtube.com/watch?v=aXy_d9Cye64
ピウパリパウパリ -piuparipaupari-

…う~ん「イメージぴったり♪」すぎる…☆!

https://www.youtube.com/watch?v=yicTUvDVTHA
ГРАЙ - В объятиях Мары (Official video)

https://www.youtube.com/watch?v=A7KkitOhppY&ebc=ANyPxKrEJ1AbUnK3H1bEo9odxzx9-cAzhMUCBouzXSJUuaBkJh5f3P0GnA-FFJwsoub2A5eRJFD3qWLhF_eYqt9SU77Kxn-yzg
Грай (Grai) - Млада (Mlada)

https://www.youtube.com/watch?v=w3cOL6fQvBE&index=2&list=PLHXf4hjim-gRJg-MC-HhzHgmxS-M6gjRb
Слава роду.flv

https://www.youtube.com/watch?v=kDoCR8hYA4o&index=6&list=PLHXf4hjim-gRJg-MC-HhzHgmxS-M6gjRb
Slavic hero Slavic warrior Slavic soldier Slavic power Slavic unity SLAVA СЛАВА SŁAWA SLÁVA

…スラブとゲルマンって、仲、悪かったのね…(--;)…★

(日本人には、同じに見えるんだけど…!)

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 月の美しい晩でした。いつものようにねえやの作る、つつましい夕食を食べ、今日摘んで来た分の薬草の分類を終えてしまうと…いつものように、窓からマシカは裏庭へと抜け出しました。
風一つない、ごくごく静かな山奥の夕辺です。

 一体なんだって窓から抜け出したりなどするのかと言えばアルマ…ねえやの名です…がマシカの習慣にいつもいい顔をしないからで、彼女に言わせれば灯(ひ)ともし刻(どき)を過ぎた後で外を「うろつく」などと言うのは「とんでもない」事。
まして秋も深まり始めようというこの時期になってマシカのように水に「つかりに」行くのは…まあ、確かに、「気違いのやる」真似ではあるのでした。

 足音を立てないよう、葉ずれの音を立てないよう、抜き足さし足で猫の額(ひたい)程の菜園を通りぬけ、家の脇の木立ちを迂回します… と、そこからは完全にマシカ一人の世界。はや気の早い紅葉がいくらか散りしいている小径をたどりながら、夜露の冷たささえ気にもかけずに、山の奥へ奥へと、踊りはねるように登って行きました。

 森の少女マシカ、この時わずかに三十六齢。古つ森地方一帯の風習でようやく”学び始め”の年を過ぎたばかりの、ほんのやせっぽちな少女でした。それを二年前、村の薬師でもあった物知りのおばばが最後の巡礼に旅出って以来の事です。その職をついだマシカは、夏から秋の終りにかけてはこの山奥で草を集め、冬には村へ降りて乾燥やら調合やらの春の出荷の準備と、

 月の銀と宵闇が織りなす、小径の上の不可思議な透かし模様。自分の細い手足をも不思議色に染めわけて、あちらへ跳び、こちらへはね、マシカは巧みに光と影の中へ溶けこんで行きます。
 急な坂を登り切り、径の角を曲がると…

 樹々の梢越しに、輝かしき月女神(レリナルディ)を映し出して、一つの大いなる沼が目の前に横たわっていました。

 星ヶ沼。古くから村では呼び習わされ、代々の長老・薬師達以外にはその所在を知らされない伝説の聖域。純粋な鏡のように陽光・月光をはじいてしまうこの沼が、ただ星々をだけ黙して受け入れているのは何故なのでしょうか。まばゆいばかりの水面のさらにずっと奥深くに、たゆたっている見慣れた星座の影を見つ

 マシカは慣れた足どりで、沼の中ほどにまで枝を張り出しているナムルの巨木に近づき、よじ登ります。そうしていつもの場所いつもの枝に、何の気もなくひょいと腰を降ろすと、無造作に両の靴を脱ぎ捨てて、何年もやり続けて来たように幹の洞(うろ)の中へけり込んだのでした。

 ただいつもと違っていた事には、その晩の満月はあまりにも美しかったのです。普段なら瞬く間も無く、服を脱ぎ捨てるなり泳ぎ始めている筈のマシカが、今日ばかりはしばし上着のひもを解くのさえ忘れて、水面の月と、その奥に沈んでいる星の影とに見入っていました。

 と、その時です。足の下の、水の淵の、星々よりもさらに遠い、深い深い水宇宙の彼方を、弱弱しく光りながら横切って行くものをマシカは見つけました。
(何…?)
 ほとんどころげ落ちんばかりに、体を乗り出してマシカは見つめました。何故かマシカ自身の姿は水の中に映らないのですが、一つ事に心を奪われていて気づく余裕がありません。
(人? そう、人影みたいだけど…)
 瞳を凝らす間にも、それは力無くただよいながら、マシカの足下を通過して行きます。

「エルフエリ! そっちへ行っちゃダメ!
 突嗟に空を見上げて、マシカはそう叫んでいました。
『翼持たずして天空(あま)駆ける者』=エルフエリ。
 マシカが少しばかり仙族語(ソーラルロック)をかじっていたのが幸いしたのです。単語だけとは言え彼ら自身の言葉で呼びかけられたのでなければ、力の限界を越えて半ば以上気力で漂っていただけの飛仙(エルフエリ)の気を引く事ができたかどうか
 一瞬、我に帰ったは、眼下に広がる沼をそれと悟る間もなしに、遂に力つきて落ちて行ってしまったのでした。

「しっかり! しっかりして、…エルフエリ!」
 服をも脱がずに飛び込んでが落ちた葦群(あしむら)まで泳いで来たマシカは、一目その仙族(ソーラ)の状態を見てぞっとしました。美しい四肢はすすと火傷とで見るかげもなく、仙族の象徴でもある身の丈よりも長い髪さえ焼け焦げて肩のあたりまでしかありません。腕と脇腹には折れた矢が突き刺さったまま、肩口からざっくりと刃の跡が口を開けています。
 本当に、一体どこでこうまでひどい傷を受けたものなのか、まだ生きて、空を駆けて来られたという事は奇跡としか思えない程の重態でした。

 マシカは自分の衣を引き裂いて、出来る限りしっかりと肩の傷口を抑えつけました。それ位の事で止められる出血の量ではありませんが、無いよりはましです。濡れた肌着一枚で秋も半ばの森の中に居て、しかしマシカは寒さよりも恐ろしさと悲しさの為に震えていました。

 どうしたらいいのか、わからないのです。この人は誰? 一体どこでこんな傷を受けたの? この大地世界(ダレムアス)の誰が一体、こうまでひどく仙族…中でも最高の尊敬を受けているエルフエリの一族…を傷つけられると言うのでしょう。それから、ようやくはっと気づいて、マシカはエルフエリの体を抱え上げようとしました。家へ連れて帰って一刻も早く傷の手当てをしなければ、と気づいたのです。

 ところが。
 マシカは危うく悲鳴をあげてしまう所でした。
 軽いのです。エルフエリの体が。
 身の丈豊かな、マシカの倍以上もありそうなすばらしい体躯の持ち主です。マシカは、もし一人で無理なようならば、一度家へ戻ってねえやを呼んで来なければと思っていたのです。それが、まるで空気にさえ浮かびそうに楽々と抱え上げられてしまいました…。

 空を行く鳥でさえ眠る時には翼を休めるのに、仙族、ことにエルフエリの(中でもとりわけ天人(エルシャマーリャ)の血を濃くとどめる)貴人達の中には、死ねば孤空へ帰って行く者もあるのだ、と、不思議な話を聞かされた時の事を思い出します。では、ではこのエルフエリは、死んでしまったのでしょうか?

 ポロポロ涙をこぼしている事にも気がつかないで、エルフエリを背負ったマシカは急ぎ足で山を降って行きました。ただ、その時、エルフエリが身に帯びていた弓や剣や背のうが、あまり手足にからまって邪魔になるもので、マシカだけの秘密の樹の洞(うろ)の中へ、大急ぎで放り込んでおいたのでした。






 ようでした。が…
 かろうじて向きを変えようとはしたのでしょう。中空で不自然に体をひねったと見るや、バランスを崩した飛仙は…(マシカはまるで悪夢にでも魅入られた気がしました)…まっさかさまに落ちて来てしまったのです。

(沼の向こう岸!)
 落下地点に見当をつけるなり、美事なな弧を描いてマシカは水に飛び込んでいました。

(なんで? どうして? どこで!)
 鬼たちの矢を心配するまでもなく、既にエルフエリは深傷を負っているようなのです。青白い長衣が血に染まってかなりひどく出血してしまっているようでした。

 後で気がついたのですが、この時マシカは沼のこちら側から対岸まで、一呼吸もせずに泳ぎ切ってしまったのです。無我夢中で固い土の上に体を押し上げると、すぐ脇の入り江の葦群の中にその人は倒れていました。

 マシカは悲鳴を上げようと思ったのです。声を出すことが出来ればどんなにか楽だったことか。
 すらりとした長身、鍛え抜かれた四肢。人間の基準に当てはめるなら、成人というよりむしろ青年と云う言葉がしっくりくるような、奇妙に若々しい印象の美しい男性でした。
 それなのに引きしまった肌は全身すすと火傷に覆われて見る影もなく、仙族の貴人の象徴であると言われる身の丈よりも長い髪でさえ、焼け焦げてちぢれて肩にも及びません。両腕と右の脇腹には折れた矢が突き立ったまま。肩口からざっくりと刀傷が口を開け、白く鈍い光を放っているのは骨が見えてしまっているのです。

 まだ、生きて、空を駆けて来られた事自体が奇跡としか言い様のない状態でした。

 


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《鬼族様》のテーマ音楽。で~♪
https://www.youtube.com/watch?v=FAQm3RMOqvM&ebc=ANyPxKq3Hj1gAvyVAQ809OA_D9l4mqteazUrduu83RxOloBUps3dSsUQpWuV2fX7FYncsMnKlueF-6cF88vTqiiOdCNzFkACIg
РУЯН - Дружина

https://www.youtube.com/watch?v=bNIa8nXsxeQ&ebc=ANyPxKqq65dZ-GUvvXoYMMErQkviHSj2RerRyJK5BCPpZSY2ZCHB7KLZYMg7ptKPVsNFw2Q8gCS2jtYNLEhqppvTiv0lQpRGoQ
Сварга - Волчья

…ごめん…。w(^へ^;)w
「強さが正義」の世界は…やっぱり、「痛そう★」なのでニガテですぅ…★★


…うわぁ、これ、「鬼王のテーマ」そのまんま…★www
https://www.youtube.com/watch?v=ZBTc7QSSLaw&ebc=ANyPxKozl7SdIKCLmspuI_DS2XPXvuQqL80mbGwPzF1Denfd00Z0SzeDlEZPBr3WCSjvVyDOmjmmVVCkMl8LbT7pQZrginwL-w
Сварга & Дрыгва - В пасти новой войны

参照:http://76519.diarynote.jp/?day=20060721
○ オーク鬼の歌。

  憎む 憎む 憎むぅ!
  オレらは憎むう
  悪しき者として オレらを造った
  大地を 天を
  神を!!
  オレらをさげすむ 全てのものを
  オレらを愛さぬ 大地を 天を
  したり顔して日のもと歩く
  人を 神を
  善なる者を!!

  恨む 恨む 恨むゥ!!
  オレらは 恨むゥ!
  悪しき者なるオレらを造った
  オレらをこの世に産みだした者!
  愛さぬなら産むな
  さげすむなら造るな
  神を憎み 神に憎まれ
  愛なき者、それがオレだ!

  恨む恨む 恨むう!
  オレらを産んだものを恨むう!
  陽のもと 火のそば 光の中を
  わがもの顔で 歩くもの

  呪う 呪う 呪うぅ!
  オレらは呪うゥ
  オレのからだを みにくさを
  オレのこころを 汚なさを
  オレら 自分で 自分を 呪うウ!
  オレらを造ったものを 呪うウ!
 
 
 
 
 



ひみつ日記
※ 世論は「やられる前にやれ!!」的にマスコミがあおってる。

  …………シツコク繰り返しますが、この文章、書いたのは、
  私が12歳〜14歳頃だった、30年位前、ですから……(涙)


https://www.youtube.com/watch?v=Y-Fy2c-FRxY&index=4&list=PLHXf4hjim-gRJg-MC-HhzHgmxS-M6gjRb
Небо славян - группа "Федорино горе"

…痛そう痛そう…o(TへT;)o…★

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2016年2月18日19:59

cmk2wl ‏@cmk2wl · 8時間8時間前

老人が長く生きてきたことを証明するものを、
年齢以外に何も持っていないことほど不名誉なことはない。
L・アンアエウス・セネカ

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2016年2月19日1:12

《ステラマリス》と、
呼ばれていた昔の私の名前?
が、《北極星》を意味すると
知って今さら驚く今生今夜。
( ̄○ ̄;)

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2016年2月23日0:35

Out Of Our Headsさんがリツイート
キース・リチャーズ bot ‏@KeithRichardsJP · 1月25日
言っとくが、このストーリーは俺が書いてるわけじゃないからな


Out Of Our Headsさんがリツイート
キース・リチャーズ bot ‏@KeithRichardsJP · 2月21日
残念ながら人生は、老朽化という攻撃にさらされている


Out Of Our Headsさんがリツイート
キース・リチャーズ bot ‏@KeithRichardsJP · 1月29日
自分自身のパロディで終わっちゃうってのはよくあることさ

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