(2014.04.10.入力)
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豪政府 アボリジニに謝罪へ
首相、賠償基金設立は拒否
オーストラリア政府が過去の同化政策で家を追われた先住民アボリジニに公式に謝罪します。ラッド首相が今月13日に国会で謝罪を表明します。
先住民アボリジニは1967年まで「動植物」と分類されていました。
97年に政府が発表した報告書では、アボリジニの子どもたちが強制的に家族から引き離されて、教会や事前施設が運営する孤児院で西欧流の生活文化を教え込まれたとしています。
この子どもたちは「盗まれた世代」と呼ばれています。
67年の国民投票でアボリジニは豪州国民と認められたものの、現在でも生活水準が低く、へき地の居留地区に住んでいます。
マクリン先住民問題相は1月30日、「盗まれた世代とその家族に対する国の謝罪は、過去から前進するための最初の必要な一歩だ」と指摘。
「謝罪は政府の立場からなされるもので、その罪を現在の豪州国民に転嫁するものではない」とのべました。
ハワード前保守連合政権は、1870年代から1960年代までのアボリジニの子どもたちに対する措置は、過去の政権によるものだとして、謝罪を拒んできました。
ラッド氏率いる労働党は、アボリジニに謝罪することを、昨年11月の総選挙キャンペーンの一つに掲げていました。
アボリジニは、過去の政策による被害者のために十億豪ドル(948億円)規模の賠償金を求めていますが、ラッド首相は拒否しています。(略)
【キャンベラ=ロイター】
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2008.02.02.)
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今日はこれまでか天。