(2014.04.09.入力)
(とまったぱそこん!)(--#)
(2014.04.10.しつこく入力完遂。)
 潮流

(略)地球の裏側のブラジルでは左派の大統領を支持する人がふえている、といいます。

 ルラ大統領の三月の支持率は、55%を記録しました。5年前の就任以来、もっとも高い。「飢餓ゼロ計画」など貧困を少なくする対策への国民の期待が大きい、と伝えられます。(略)

 知られる対策が、ボルサ・ファミリアです。子どもを学校へ通わせるという条件つきで、貧しい家庭に生活物資が買える券を配ります。教育水準の向上と家計への支援。二つの効果を組み合わせました。

 最低賃金も引き上げ、労働者の暮らしを底上げしました。

 自治体のとりくみでは、「住民参加型予算」が世界から注目されています。南部の都市ポルト・アレグレで始まった試みです。(略)市長が地区ごとの予算の配分を公表し、各地区の住民、あるいは地区間で話し合って財源をどう使うか優先順位を決めます。

 ガラス張りだから、汚職の心配はなし。

 貧しい人たちのいちばんの要求だった水・トイレの衛生から、まず予算がつきました。貧困地区むけの予算もふえました。

 06年までに、二百を超える自治体がこの方式を採用したそうです。

「住民参加型予算」は、さらに中南米の各国ばかりかヨーロッパにまで広がっています。

 ブラジルから、貧困とのたたかいの新しい風が吹いているのは、間違いなさそうです。 

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2008.04.07.)


 子どもの頃の「夢」のなか、「理想の未来」の国をつくる人たちを視ていた。

 1300年くらい未来の話かと思っていたが。

 30年後の南米に、すでに雛形は生まれているのだ……。

 o(^w^)o

コメント

最新のコメント

日記内を検索