そんなわけで。(^^;)

 嫌フクイチ脱「原発ニッポン」。

 >パタゴニア海外亡命避難、

を失言もとい実現するべく(^^;)、とりあえず一番費用がかからなくて手をつけやすい課題、「持っていけない不要品と不用本」を、処分しているわけですが……。

「これはもう要らないだろうが、手放す前にモッタイナイのでもう一度」と、

読み返した挙げ句、また「持って行きたい」本棚に戻してしまいました……

 w(^□^;)w

 はい。

 なんていうことのない猫ばか観察日誌という中味なんですが、この、

「なんていうことのない日常」というのが、いまの日本では、どれだけ取り返しのつかない、かけがえのない、貴重なものであったか……

 (TへT;)

 放射能を気にせずに猫に魚を食べさせられる日常。


 これ、もう、戻りませんよね……(--;)……。
 二度と。


 そしてやっぱり。何度読み返しても、これ、

「絵」と、「コンテ」(台本?)が、じつに巧い。

 さりげなく簡単すぎる線で、みごとなデッサン力。そして、日常生活のさりげない事件の数々の、

 抽出>「描出」力……。

 ……(@@)……

 これと一緒に続けて読み返した、

『キジトラ猫の小梅さん』
 http://sokuyomi.jp/product/kizitorane_001/CO/1

のほうは、初読のときの感動とウルウル(^^;)ゴロゴロ♪ぐあいは、
地味な話の「ぬくぬく」の比じゃなかったはずなのに、

6巻まとめて読み返していたら、「絵が上手いけで、中身がナンニモ無い!」と、

途中で飽きまくっちゃって……。

 w(^へ^;)w””

 自分自身、
「物語作家になって、
 世界中の精神的コドモタチを感動させたい!」とか、

 思っている身の上なので……


 これ、実に不思議です。


 何回読んでも、新しい発見があって、
 読めば読むほど深みが増してくる物語と、

 1回読めば十分とか、
 3回読んだら飽きちゃった、とか、いうハナシ……

 なにが、違うんでしょうね?

 (^^;)

「漫画しか読まない人は、良い漫画家になることはできない」と、

 書いていたのは、竹宮恵子先生だったか、

「牛や馬に感動することのない人間は、ドラゴンに出逢うこともない」と、

 書いてあったのは、J.R.R.トールキンの「木と木の葉」……。



 自戒します……。




  

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2013年9月9日13:43

ポイントの一つは「擬人化」にあると思う。

携帯からじゃ無理な長文になるので、また今度。(^_^;)

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2013年9月10日13:06

もう一つ。

「小梅さん」の作者と登場人物にあるのは、
「カワイイ」から
「可愛がる」だけだが、

「ぬくぬく」の作者と登場人物は、
「アホでも愛しい」
「邪魔でも不可欠」

…。



やっぱり、決め手は、作者の人格レベルかな…?


ヽ(・へ・;)ノ

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2013年9月11日9:50

~0429961,
>0430474.

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