(2013.08.18.入力)
 タイタニック調査 その真相
 沈没原潜調査の“隠れみの”
 発見者が証言

 豪華客船タイタニック号が英国から米ニューヨークに向かう初航海中に沈没してから、来月15日で100年を迎えます。水深約3800メートルの海底に沈んでいたタイタニック号が発見されたのは、1985年。

 世界が沸いたこの業績が、沈没した米原子力潜水艦の調査という極秘任務の“隠れみの”だったことが、発見者の証言で分かっています。最近も日本の一部メディアが報じました。

 タイタニック号を発見したのは、米海洋学者のロバート・バラード氏。20年間、米海軍から託された極秘任務について口外を禁じられていましたが、のちに証言を始め、隠された真実が明るみになりました。

 同氏の証言を報じた複数の米メディアによると、極秘任務とは、60年代に大西洋で沈没した2隻の米攻撃型原潜スレッシャー(63年沈没)とスコーピオン(68年沈没)の原子炉の状態を調査することでした。ソ連に知られることを恐れ、タイタニック号の探索を表向きの口実にしました。

 調査の結果、2隻の原子炉は「安全」な状態だとされたものの、スレッシャーは動力停止につながるパイプ故障、スコーピオンは船体の損傷による浸水事故が沈没原因と確認できました。

 調査後、米海軍が資金提供を約束した期間がわずかに残っており、実際にタイタニック号を発見することができたのです。

 このエピソードに触れて思うのは、沈没事故まで起こしながら、米海軍の原子力艦船は50年以上にわたり「安全」運航を続けてきたと宣伝する日米政府の欺瞞(ぎまん)性です。

 日本への原潜寄港や原子力空母の横須賀配備で両政府が繰り返す「安全」宣伝の裏には、数多くの事故が隠されていることを銘記する必要があります。

(孝)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2012.03.26.)


 参考:「タイタニックを聴きながら」
 http://85358.diarynote.jp/201103231602561693/
 http://85358.diarynote.jp/201305271908524686/

 潮流

 先週、ドイツ新大統領に就任したヨアヒム・ガウク氏は東独の人権活動家でした。ドイツ統一後は10年間、シュタージ文書の管理責任者を務めました。

 シュタージとは東独の秘密警察、国家保安省のこと。国民の間に密告の網を張り巡らせました。政府批判はもちろん、誰が政治に不満を述べたか、事細かに報告させました。

 調査対象となった人は、旧体制崩壊後、自分に関する文書を閲覧できるようになりました。

 しかし、新たな悲劇が生まれます。“密告者”の中に近親者や友人がいた例が多かったからです。

 強要や利益誘導で心ならずしたことであっても、その後の人間関係はずたずたです。

 離婚した人もいました。

 記者の知人のドイツ人は文書に親友の名を見つけ、電話しました。

「私は怒っていない。なぜあなたがそうしたのか知りたいだけだ」と。

 相手は動揺した様子で密告を否定し、電話を切りました。その後は絶交です。

 シュタージは教師まで密告者に仕立て上げました。生徒を通じて両親の会話内容をつかみ、報告させたのです。(略)

「シュタージ文書を封印すべきだった」という人がいました。

 人権侵害の被害者には加害について知る権利があります。

 歴史を検証するため情報公開は不可欠です。

 それがわかっていても、あまりにつらすぎたからです。

 相互監視の上に権力が君臨する。

 そんな体制ができたら、崩壊しても人をさいなみ続けます。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2012.03.26.)


 まぁもう、すぐに、日本もその状態に「逆戻り」するから……

 ……(--;)……


 んで。

 私は知りたい。



 なぜ、日本共産党は、命を裏切り、子どもたちを見殺しにして……


「避難の必要性を訴えない」卑怯集団に、なり下がってしまったのでしょうか……。



 (--#)

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