(2013.05.02.入力)
 知的能力が低下し支障
 健康豆知識
 脳からみた認知症 2


 認知症とは「正常に成人になった人が、病気や事故などのために知的能力が低下し社会生活に師匠を来すようになった状態」です。

 原因疾患としてはアルツハイマー病、前頭側頭型認知症(ピック病など)、レビー小体病などが主なもので、いずれも原因不明です。

 原因のわかっている認知症としては脳卒中後遺症(血管性認知症)、頭部外傷後遺症、アルコール性認知症などがあります。(略)

 複数の病気が重なる混合型認知症もまれではありません。アルツハイマー型認知症の3分の1の方々は脳卒中後遺症を合併しています。

 アルコール性認知症は単独で診断されることは少ないものの、各認知症における増悪因子として注目されます。

 私はアルコール飲料の長期多飲による認知症の悪化をとても心配しています。

 64歳以下で発症した認知症を若年性認知症と呼びます。

 症状の進行が速く早期診断が大切です。

 また雇用の継続などの点で配慮が必要です。

 アルツハイマー型認知症では新しいことが覚えられない、自分の置かれた状況を自覚できない、などの症状が目立ちます。

 一方で、前頭側頭型認知症では人柄の変化(粗暴な人柄に変わっていくなど)、人を無視するなどの行動障害が目立ちます。(略)


(北海道・勤医協中央病院
 脳神経外科医師 伊古田 俊夫)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2012.12.13.)


>私はアルコール飲料の長期多飲による認知症の悪化をとても心配しています。

 私は福島放射性物質の長期吸飲による認知症の悪化をとても心配しています。

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