（2013.05.02.入力）

　非正規女性　１００万～１９９万円　５７％
　１２年年収　２００万～２９９万は２４％

　１９日に発表された２０１２年平均の労働力調査詳細集計速報によると、年収が２００万に満たない非正規の女性労働者の割合が５割を超えていることが分かりました。

　週間就業時間が３５時間以上の非正規の職員：従業員の年収を男女別にみると、１００万～１９９万にすぎない女性の割合が５７．０％に達していました。
　また、２００万～２９９万円は、２４．５％を占めていました。

　一方、男性は１００万～１９９万円が３４．５％、２００万～２９９万円が３２．４％となりました。

　非正規で働く人たちの低賃金の実態があらためて示されました。

　過去１年間に離職した完全失業者は、１２年平均で１０９万人でした。
　前職が正規の職員・従業員の人は５８万人となり、前年から１万人増えました。
　また、失業者の前職が「製造業」だった人は、１２年平均で２０万人でした。前年に比べ２万人増加しました。

　大手電機産業を中心にした大規模リストラの影響が出ています。

（日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
　機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
　2013.02.20.）