(2012.11.04.00:00~入力)
 即時原発ゼロ提言を持ち、大間へ
 東北の心つないで

 10日、国会内で大間原発の建設即時中止を求める緊急集会が開かれ、立ち見、床に座る人もでるほど盛況でした。

 原発に反対し、炉心予定地にあった土地を手放さなかった故熊谷あさ子さんの娘さんの小笠原厚子さんがあいさつ。「あさこはうす」は炉心からわずか230メートルにあります。

 小笠原さんは、母のあさ子さんがストーカー、脅し、村八分など、ありとあらゆる嫌がらせを受けました。一方、「頑張っているな」と、耳元でささやく町民も。町民も賛成ばかりじゃない、声が出せないだけと訴えました。(略)

 人口約6千人の大間町で、電源3法交付金は町財政の4割。「即時原発ゼロ」の党の提言には、立地自治体が原発依存から自立するための支援も書いており、率直に思いを聞きたい(略)

 私は、福島県の首長さんの悲痛な声をたくさん聞いたことや、原発事故の被害は町や県を飛び越える、「これ以上危険を増やすわけにいかない」と訴えました。

 そして、

 国が代替エネルギーや経済振興策を示し、

「原発ゼロ」を宣言するなら認めますか?

 と迫りました。

 大間町長も、佐々木副知事も、「そりゃそうだ」と!?

 本当に、実現させよう、今すぐゼロを。


(衆院議員 高橋ちづ子)(略)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2012.10.12.)


 大飯差し止めの力に
 大飯原発再稼働差し止め訴訟原告団弁護団長
 井戸 謙一さん

 日本の政党で「即時原発ゼロ」を打ち出したのは恐らく初めてで、大変異議深いと思います。

 原発を動かす限りは事故の危険性、可能性があります。脱原発をめざす他の党も「即時原発ゼロ」が望ましが、現実問題としてある程度の期間がなければ難しいという発想で、政策を立てていると思います。

 私は「即時原発ゼロ」はやる気さえあればできると思っています。

 電力需給の問題でも、この夏、大飯原発を再稼働させなくてもだいじょうぶでした。

 再生可能エネルギーの推進と火力発電を応急の措置として設備を増やせば、「原発ゼロ」にしても何ら問題がないと思います。(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2012.10.12.)



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