大間原発建設再開に抗議
東日本大震災後に建設工事が中断している大間原発(青森県大間町)について、建設工事の再開を電源開発(Jパワー)が1日表明したことにたいし、青森県内や津軽海峡を挟む北海道から厳しい抗議の声があがっています。(略)
「大間原発は、商業用では世界で初めてウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を全炉心で使用する、きわめて危険性の高い原発であり、稼働すれば青森県や北海道に放射能が放出され、基幹産業である漁業や農業の1次産業などに被害を与える」として、電源開発が大間原発建設から撤退し、政府が建設再開の容認を撤回するよう求めています。(略)
「フルMOXの危険性を直視せず、MOX燃料を燃やした後の使用済み燃料の行き先も未定。専門家から指摘されている活断層の存在の懸念すら真面目に調査しないで、なぜ『安全』と言えるのか」
「函館市の反対の声を押し切ってまで建設再開を容認するとは、青森県知事はどういう認識でいるのか」と批判。大間原発を含め、青森県内の核燃・原発施設のすべてを中止することを求めました。(略)
工事差し止め訴訟検討
函館市
北海道函館市が大間原発の工事差し止め訴訟を検討していることが2日、分かりました。同市の工藤寿樹市長が同日までに明らかにしました。
提訴すれば自治体による原発差し止め訴訟は初めてのケースとなります。
大間原発は函館市から最短23キロしか離れていないため、安全対策が不十分だとして市は建設に反対してきました。
工藤市長は「危険性があることは(東京電力)福島原発を見れば明らかだ」と指摘しました。
提訴の時期については、工事が本格化するとみられる来春を想定しています。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2012.10.03.)
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