前項より、「心ない」つながりで……?
 ホロコースト
 日本と重ねて


 1月29日付で、初めて「国際ホロコースト記念日」なる日を知った。
 67年前の1月27日、ポーランドのアウシュビッツ・ビルケナウ絶滅収容所がナチス・ドイツから解放された日を追悼して、国連総会で定めたそうだ。

 記事は、「ノルウェーの首相が今年の国際記念日に、ホロコースト関与を謝罪した」とあり、非常に衝撃的だった。
 なぜなら、ホロコーストは、「ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺」としか理解していなかったからだ。

 しかし欧州各国は、自国で行われた「ユダヤ人の逮捕・移送」の責めを負う姿勢を明確にした。

 これは日本軍「慰安婦」問題などに無関心な日本の態度とは大きな隔たりがある。

 偶然次の日に、「サラの鍵」という映画を見る機会を得た。
 映画の始まりは、フランスのパリ、ユダヤ人の一斉検挙の朝のシーン。
 ユダヤ人迫害に関するフランス国家の闇を照らす作品である。

 たとえ痛みと悲しみを伴うことでも、われわれは真実に向き合う勇気を持たなければならない。

 ぜひ、多くの人に見てもらいたい感動作である。

(福岡市(略)非常勤講師 55歳)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2012.02.08.)


>『サラの鍵』
 http://sara.gaga.ne.jp/

 極めて心ない発言
 胃ろう患者への自民幹事長暴言 (略)

 日本共産党の志位和夫委員長は7日の記者会見で、自民党の石原伸晃幹事長が、外から栄養を補給する「胃ろう」を受ける患者に関し、「映画のエイリアンみたい」とのべたことについて(略)、「胃ろうというのは、本人にとっても深刻な状況であり、ご家族にとっても大変厳しい状況だ。(略)重症に苦しむ患者や家族の気持ちを深く傷つけるものであり、極めて心ない発言だ」とのべました。

 その上で、石原慎太郎知事が重い障害のある人たちの治療にあたる病院を視察したさい、「ああいう人っていうのは人格あるのかね」と暴言をはいたことを想起したとのべました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2012.02.08.)


 まともな「人格がない」のは、さて、どっちでしょうねぇ……。


コメント

最新のコメント

日記内を検索