さて、では「銀英伝」つながりで……w
 ステイケーション 〈63〉
 第4章 お盆休み(3)

(略)「では、恒例のしゃべり込みを始めます」(略)
 ジローは、生徒会室は学校における民主主義の牙城だと考えている。学校というところは、実に民主主義の実践が難しいところだ。職員会議は、どんなに議論を尽くしても、最後は校長の意向で決まる。教室でも、もし教師が、授業をするかどうか生徒の多数決をとったら、たいていの授業はつぶれ、生徒の学力は落ちるだろう。だから、時に、教師は有無をいわせず教えなくてはならない。
 ジローは、今日、民主主義を教えるためにここに来ている。メンバー全員が参加して、一つの結論に達するまで、自由に、対等に、しゃべり込む。これが、民主主義の基礎づくりだ。
 三年生が引退し、新執行部が発足したばかりのこの生徒会室で、民主主義が確立され、教師の指示がなくとも、メンバー全員が、自ら考え、自ら動くようになることを、ジローは期待している。ジローの仕事の軽減と時短も大いに期待している。(略)

 「ドラエもんのキャラで、生徒会長にすべき人物は誰か?」(略)

(渥美二郎)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.11.19.)


 「学校」を「軍隊」に置き換えて遊ぶだけの時間の余裕がないのが残念です……(^w^;)””

>民主主義を教えるために
 政治の道具に
 してはならぬ


 戦前、ファシズムは、子どもたちのくらしを大切にして自由にのびのびと育てようとした先生たちを弾圧して、上からの命令を忠実に実行するように先生をしばりました。「軍国少年」をつくり、戦争への道をおしすすめました。
 教育は「人格の完成」をめざすものとして、社会や親、先生が力を合わせ、子どもたちもみんな仲良く助け合って全員が伸びるようにするものです。
 「教育に政治を介入させてはならない」という教訓から、戦後の教育がはじまったのです。

 今回、大阪の橋下・「維新の会」がもちだしてきた「教育基本条例案」は、競争に勝つ「人材」づくりをするためのものです。ふたたび教育を政治の道具にしていこうというのです。そのために処分もやると公言しています。
 これはファシズムです。教育を根本からくつがえそうとしています。ファシズムは芽のうちに摘みとらなければなりません。

(大阪・寝屋川市(略)80歳)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.11.19.)


 まぁ、アレは、「ルドルフの縮小粗悪コピー」だよなぁ……★
 ★(--#)★

 教科書検定・採択の改善要請
 出版労連、政府・各党に

 日本出版労働組合連合会(略)などは18日、72人が参加し、教科書検定・採択制度の抜本的改善を求めて文部科学省、財務副大臣と各党の国会議員に要請を行いました。
 要請では、検定によって過去30年にわたって原子力発電の「安全性」を強調するように教科書の改変が行われたこと、自由社や育鵬社の教科書では盗用や盗用疑惑があったにもかかわらず検定でチェックされなかったことを指摘。検定の透明性の確保や文部省から独立した第三者機関での実施などを求めました。
 採択については、教員の意思が反映しない広域採択は世界で日本しかないとして、学校ごとの採択と教員の意向が最優先されることなどを求めました。(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.11.19.)



 おまけ?で、「議会制民主主義」について……??
 国民の願い胸に
 事実で首相追い込む

 参院予算委員会の基本的質疑に立ち、野田総理ら5人の閣僚と論戦を交わしました。
 質問の割り当て時間は通常、質問と答弁の合計時間による「往復方式」ですが、参院の予算委員会だけは質問時間のみカウントする「片道方式」。この方式をいかにうまく使うかに妙味があります。
 質問時間は片道12分。核燃料サイクル計画-使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出し、原子炉の燃料として再利用する計画をとりあげました。知恵を絞ったのは、こちらが説明するのでなく、政府に事実を答弁させ、破たんを浮き彫りにすること。
 それぞれの工程のゆきづまりの象徴を質問しました。

 ▽未完成の六ヶ所村の再処理工場は何回完成期日が延期になったか
 -18回延期になり事業費は3倍に

 ▽再処理後の高レベル廃棄物の最終処分場の展望は
 -受け入れ自治体はない

 ▽プルトニウムを燃やすプルサーマル計画の説明会での「やらせ」は
 -泊、浜岡、伊方の各原発であった

 ▽拘束増殖炉「もんじゅ」の実績は
 -総事業費約1兆円で、稼働したのは16年余のうち250日だけ

 「中止を決断し、推進費用を賠償・除染に使え」と迫ると、推進派議員から、「誘導尋問に乗るな」とヤジが飛びましたが、総理も、「今後の見直しの中で議論する」と答えざるをえませんでした。

 事実は何よりも雄弁です。

(参院議員 井上 哲士)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.11.19.)


>こちらが説明するのでなく、政府に事実を答弁させ、破たんを浮き彫りにすること。

 「ソクラテス方式」だね……♪

 (さすが井上「哲学の士」さん……♪)

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