(2011.11.14.入力)

 苦手な「逃げちゃダメだ請求書」問題に移る前に。
 日付が飛び飛びになっちゃいますが、それぞれ異なる発信源からの測定情報を、遅ればせながらまとめてアップしておこうと思います。

(判断は、皆さん各自にお任せします★)
 落ち葉の季節になりました
 「落ち葉等の処理について」お知らせします

 農林水産省では、高濃度の放射性物質を含む腐葉土・剪定枝堆肥がホームセンター等で販売されていたことから、「長野県も含む17都県においては、腐葉土・剪定枝堆肥の新たな生産・出荷及び施用を出来る限り控えるように指導する。(略)
 このような状況のなか、毎年行っている落ち葉の蒐集を見合わせている業者も出ていますが、元放射線医学研究所研究総務官の稲葉次郎氏に伺ったところ、「放射能による人体への影響に関しては、落ち葉の放射性物質濃度(ベクレル/キログラム)ではなく、その場の空間線量率(時間当たりの放射線量:シーベルト/時)を測定する必要があり、空間線量率とその場にいる時間を勘案し、落ち葉の取り扱いを決めることになる」との見解から、町内各所における落葉の放射能濃度を測定し、人体への影響度(実効線量率)に換算するとともに空間線量率を測定しました。
 表中の実効線量率は、実測の空間線量率以下あるいは同等となっており、その場所に常時いると考えるのは合理的でないため、落ち葉などの収集清掃をすることによる放射能の影響は低いといえます。また、落ち葉に関する国等の基準は特に示されていませんので、今までと同じように処理できます。
 しかしながら、農林水産省では、腐葉土の製品としての暫定基準値(400ベクレル)を示しており、堆肥としての使用は出来る限り控えるように指導しています。


 落ち葉の放射性物質濃度および
 周辺空間線量測定結果


 千ヶ滝西区別荘地(中略)
 0.070 μSv/h

 長倉公園    (中略)
 0.050 μSv/h

 諏訪の森公園  (中略)
 0.070 μSv/h

 杉瓜公民館   (中略)
 0.070 μSv/h

 馬取公民館   (中略)
 0.065 μSv/h(略)

(『広報かるいざわ』(お知らせ)平成23年10月20日発行)


>腐葉土・剪定枝堆肥の新たな生産・出荷及び施用を出来る限り控えるように

 ……えぇっと……

 「軽井沢で有機農業」は、どうしたら、可能になりますか……???
 ||||(--;)||||

(んで、FFの畑や寮も、急仮寓居の周辺も、
「少なく見積もっても新宿並み」で、

「日野の家より高い?!」って、ことなのね……★
 ★(><p)★

 軽井沢の放射能問題
 町、県が除染に踏み出す


 軽井沢町のあちらこちらで放射能濃度が高いのではという情報は東電事故以来とびかっていました。9月議会でも日本共産党の土屋きよし議員が一般質問で町の測定方法について「定点だけでなく、ホットスポットの疑いのある所にも出かけて測定を」と提案しました。幼な子をもつ父母らがつくるキッズ・アースの皆さんらの声を受けて待ちは東部小の雨落ち部などを測定した結果、最高毎時1.7マイクロシーベルトでした。
 国の基準では1マイクロシーベルト以上は除染することになっており、町は10月半ばに汚染土石を除去しました。県も軽井沢高校、警察関係等県の施設での測定をし、雨落ち部分の除染を行いました。(略)
 年間1ミリシーベルト(除染対象)を超えると推定される箇所が随所で確認されています。たとえば堆肥用の落ち葉・腐葉土の山の測定では年間3~4ミリシーベルトと推定される箇所がありました。ある公民館の玄関脇の軒下の植え込みではゆうに4ミリシーベルト/年をこえるとみられる数値が出ました。(略)

(『高原新聞』52号 2011年11月6日(日)
 発行・高原新聞社)


 ……え……?
 公表数値、「新宿並」程度。なのに……

 実際は、「除染が必要」レベルなの……????
 (><;)

 1マイクロシーベルト超、雨どい出口で測定
 教育施設の側溝等、線量測定へ

 軽井沢町内の小学校の雨どい下などで、毎時1マイクロシーベルトを超える放射線量が測定されたことがわかり、町は10月13日より、他の教育施設でも測定を始めた。一定の線量を超えた場所では除染作業も平行して行っている。
 10月26日には東保育園の敷地内で、雨が溜まりやすい場所を中心に35カ所で地表1cmの線量を測定。翌27日、参観日に集まった保護者に向けた(略)住民課長の報告によると、園舎西側で最も高い毎時1.30マイクロシーベルトの数値を計測。ただ、砂利や土を取り除き、砂を被せる処理を施したところ、0.11マイクロシーベルトまで下がった。また0.50マイクロシーベルトを超えた箇所については、同様の処理をし、測定値はいずれも0.23マイクロシーベルトを下回っているという。また「測定は継続して行い、高い数値が出たら同様の処置を施していくので安心してほしい」と強調した。

 教育施設では計測、除染が進められているが、住宅地などでも放射線量の高い場所があることが予測される。町役場生活環境課の担当者は、「町内で高い放射線量が出ているのは雨どいなど特定の一部分。気になるようであれば、表面の砂利や土を取り除き、子どもが近づかない場所に埋めてもらうか、依頼があれば町で引き受けることも考える」と話している。
 町が所有する放射線量測定器の貸し出しを行う予定はないという。

(『軽井沢新聞』平成23年11月10日 No.101)


 1ミリシーベルト以上を除染へ

 政府は11日、東京電力福島第一原発事故に伴う放射性物質の除染に関する基本方針を閣議決定しました。年間被ばく線量が1ミリシーベルト以上の地域を除染対象地域に指定。放射性物質汚染対処特別措置法が施行される来年1月から、汚染された廃棄物の処理など本格的な除染作業を始めます。(略)
 除染は福島県を中心に東北・関東地方などの広い範囲が対象となる見通し。うち被ばく線量が年間20ミリシーベルト未満の地域は、一般人の被ばく線量を2013年8月末までに11年8月末に比べ半減させることを目指します。子どもに関しては60%の減とします。20ミリシーベルト以上の地域も被ばく線量を段階的に縮小させます。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.11.11.)


 町内の放射線量・測定で、高い数値が続いている。

 借宿周辺でも雨どいの下あたりでは一様に年間換算で1ミリSiv(自治体への指導ライン):国は年間5ミリSiv以上を除染ラインとしている)が計測される。(略)

 軽井沢町の放射線量測定の仕方が町民の不信を買っている。(現在までのところ民有地の測定に踏み切ろうとしないこと、除染などの対策をほとんど示していないこと、など)

 放射能簡易測定の依頼は土屋きよし議員(略)まで。

(『軽井沢支部ニュースあかつき(部内資料)』no.56,’11年11月12日)

(*無断転載*)

 ……(--;)……


>軽井沢町の放射線量測定の仕方が町民の不信を買っている。

 この問題については、また別項で……★




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