(@2011.11.08.12:12~転記)

 米寿で初めて
 うちあけます


 「朝鮮王朝儀軌(ぎき)」返還が報じられました。大変よろこばしいことです。
 それに関して長く憂慮していたことがあります。戦前の『書道全集』(平凡社)には日本、中国、朝鮮の豊富な作品写真が掲載されていました。
 ところが戦後改訂発行された『書道全集』は、日本、中国書道史の2部門のみで、朝鮮、韓国の書道史は全く掲載されていません。戦前掲載されてあった朝鮮書道史上の立派な作品はどうなっているのでしょうか。日本の所蔵者名も記載されていましたが、戦後全くそのうわささえ聞きません。
 小生、30年ほど前に平壌で行われた日朝美術展に参加しました。1カ月半滞在し、暇をみて全集に掲載された実物を確認しましたが、実作品は碑石以外はほとんど見つかりませんでした。残念に思って帰国しましたが、その作品群の所在が気になってしようがありませんでした。
 今年米寿を迎えてその疑問を初めて公表するものです。解決されているのか、あるいはそのままで放置されている問題なのか、この疑問を多くの人たちに訴えます。

(大阪・八尾市 きだただす 88歳)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.11.07.)


 ……中国に侵略されたチベットの文物(とくに金ピカの仏像!)群は、バブルで「金余り」時代だった日本のニワカ成金たちに、多く蒐集され、今も日本国内にある★
 (--;)

 ……日本敗戦時に、旧日本帝国領土内にあった文物(とくに西洋人好みで運搬し易い書画)は、主に、米軍占領者たちへの賄賂物件として、渡米しちゃった、んじゃないかな……★
 ★(--;)★

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