(2011.07.03.08:08~入力)
福島県民「原発廃炉」86%
共同センターのアンケートに返信
1700通 びっしり要望
「原発がなければ、こんなに多くの人たちが苦しむことにならずにすんだのに、どうして原発を作ったのですか? 早くなくして、もう二度とこんなことはしないでほしい。原発廃炉!」。
福島県の労働組合総連合や民主医療機関連合会などでつくる「ふくしま復興共同センター」が県民に呼びかけている「アンケートはがき」の返信が続々と寄せられています。1日現在で1734通に達しています。
賠償請求も8割
内訳は、
「県内全ての原発を廃炉に」の項に1489人(85.8%)が「賛成」と回答。
「東電に賠償請求したい」にも1409人(81.2%)が「はい」と答えています。
「国、県、東京電力に言いたいこと」の欄には、
「子どもが『自分はがんで死ぬんだ』と言った時の心の痛み、あなたたちにわかりますか? 福島を安全・安心な県に戻して!」
「原発風評被害で売り上げが5分の1に減少。生活・借金返済にも困ります。早急に東京電力に賠償してもらいたい」
「父を返してください」
など怒りや要望がびっしりと書き込まれています。(略)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.07.02.)
地震や津波だけでなく
原子力発電所がこんなにひ弱なものだったのかと、改めて驚きました。
東日本大震災が原因で過酷事故を起こした東京電力福島原発のことではありません。
米国中西部のネブラスカ州のフォトカルフーン原発が6月26日、近くのミズーリ川の氾濫で外部電力を失い、非常用のディーゼル発電機が作動する騒ぎになりました。
雪解けと大雨で水かさが増し、堤防を越えた水で、原発を守る土のうの一部が決壊し、原発に電力を供給する施設が水に浸かったためでした。
世界で今、異常気象が続いています。「1000年に1度」の大震災や大津波でなくても、雪解けと大雨ででも、原発が異常事態に陥ることを、ミズーリ川が示しました。
どんな事態まで「想定」するかよりも、原発ゼロが安全です。(略)
(北川)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.07.02.)
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