北西62キロの福島市内でストロンチウム/金町浄水場(葛飾区)で放射性ヨウ素131が8万8400ベクレル/下水汚泥、焼却灰は/東京湾の埋め立て/袋詰めにして浄水場施設内に保管。
2011年6月9日 【 フクシマ 】≒【 地球 】 !!≧( ヒロシマ+ナガサキ )。(2011.06.12.13:13~入力)
放射性ストロンチウム
11カ所土壌で検出
福島県内
福島県内11カ所の土壌から、東京電力福島第1原発(略)事故で放出された放射性ストロンチウムが新たに検出されたことがわかりました。(略)
検出されたのは、ストロンチウム89と同90です。分析した11カ所すべてで検出され、最も高かったのは福島第1原発から北西24キロメートルの浪江町内で5月6日に採取した土壌1キログラムからストロンチウム89が1500ベクレル、ストロンチウム90が250ベクレルでした。
北西62キロの福島市内で4月27日に採取した土壌1キログラムからもストロンチウム89が54ベクレル、ストロンチウム90が7.7ベクレル検出されました。
ストロンチウム89の半減期(放射能が半分に減るのに要する期間)は約50日なのに対し、ストロンチウム90は約29年です。(略)
ストロンチウムにはカルシウムに似た性質があり、人間が摂取すると骨などに蓄積し、骨がんなどを引き起こす恐れがあります。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.06.09.)
汚染物の処理基準示せ
東京都が国に要望書
東京都は6日、浄水場や下水処理場から発生する土や下水汚泥、汚泥焼却灰から高濃度の放射性物質が検出されたため、適切な処理・処分をする基準を策定するよう国に要望書を出しました。
都水道局は、3月28日に金町浄水場(葛飾区)の発生土で1キログラムあたり放射性ヨウ素131が8万8400ベクレル、放射性セシウム1万4650ベクレルを検出。5月17日の調査は、ヨウ素は90ベクレル、セシウムが4100ベクレルで、「数値は下がっているが、通常ではありえない物質が出ているため要望した」といいます。
浄水場の発生土、下水汚泥、焼却灰は、セメントや建築資材などに再利用してきました。
現在は、23区内の浄水場・下水処理場からでた土や下水汚泥、焼却灰などは、東京湾の埋め立て処分場に水とセメントをまぜて埋めています。
多摩地域は処分先がないため、袋詰めにして浄水場施設内に保管しているといいます。
政府は、福島県内の下水処理汚泥が10万ベクレルを超えるものは県内で焼却処理し、飛散防止対策をして保管するよう通知していますが、他の地域については示していません。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.06.09.)
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