最大110マイクロシーベルト
原発20キロ圏内の放射線量
文部科学省は21日、福島第1原発から20キロ圏内の放射線量を公表しました。原発の西南西3キロ余りの位置にある大熊町夫沢で最大の毎時110マイクロシーベルトを観測。浪江町など原発の北西方向の他、南西約5キロまでの放射線量が高くなりました。
毎時110マイクロシーベルトの地点では、常に屋外にいると、約9時間で一般人の1年間の線量限度である1ミリシーベルト(1000マイクロシーベルト)に達する。
原子力安全委員会は、一時帰宅の際の被ばくを1ミリシーベルト以下に抑えるべきだと指摘していて、政府は自宅滞在と移動時間を計5時間程度とし、被ばくを抑制する方針。
調査は18~19日、文科省や東京電力が20キロ圏内の幹線道路など128カ所で実施。原発の数キロ圏内と北西方向にある地域の放射線量が数十マイクロシーベルトと高くなりました。
他は数マイクロシーベルト程度でした。
文科省は先月30日から今月2日の間も計50カ所を調査しましたが、これまで「20キロ圏内は調査していない」と説明し、調査結果も公表していませんでした。
同省は、「データが少なく、公表すると混乱を招くと考えた」と話しています。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.04.22.)
隠蔽されたほうが、よっぽど混乱して、錯綜するんですけど……??
★(=へ=#)★
放射能 4700兆ベクレル
東電推計 福島第1
亀裂から海流出の汚染水
許容量の2万年分
東京電力は21日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機取水口付近にあるコンクリート製の穴(ピット)周辺の亀裂から海へ流出した放射能の量について4700テラ(兆)ベクレルとの推計値を発表しました。保安規定(略)で第1原発から1年間に放出が許容されている量の2万倍に相当します。(略)
今回の推定に使われた放射性物質は、ヨウ素131とセシウム134、セシウム137の3種だけ。東電は、ほかの放射性物質は量が少なく加えなかったと説明しています。(略)
事故で大気中に放出された放射能の量は経済産業省原子力安全委員会によると37万~63万テラベクレル(略)
人体への影響考え調査を
野口邦和さん(日本大学専任講師、放射線防護学)の話
記者会見で、東電は、海洋へ流れ出た放射性物質の量が大気中に放出された量の1%程度と説明したそうですが、これは事態の深刻さを理解していません。
大気中に放出されたセシウム137でいうと、安全・保安院は6000寺部くれる、安全委員会は1万2000テラベクレルと見積もっていますから、今度海水に流出したセシウム137の量は大気中に出た量の7~15%くらいあります。
セシウム137は半減期が30年と長く、環境中にあれば危険だし、人体に入れば放射線を出します。
また、放射性物質を3種類しか明らかにしていないことも問題です。
汚染水には、破損した核燃料がある炉心を通過して流れてきた水ですから、ストロンチウム90も土壌中よりずっと多い量が含まれる可能性が高い。
ストロンチウム90は人体に入れば骨に集まりやすい特徴があり、体内に長くとどまるため、注意が必要な物質です。(略)
東電は4日から海へ放射能汚染水を放出したとき、そこで捕れる魚を毎日食べても健康に影響がないかのように説明していましたが、2号機から生みへ流れ出た放射能については同じ理屈は成り立ちません。けたが違います。
今後、海水、海底土、海藻、小魚、大型魚などのモニタリングが必要でしょう。
(略)ほかのところからも漏れている可能性があります。そのことも調査が必要です。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.04.22.)
……「兆ベクレル」って……(><+)★
もう、どんだけ恐いのか、想像すら出来ない……★
放射能事件ファイル
放射性廃棄物海洋投棄
放射能汚染食品
原発の放射能事故
天空の放射線被曝……
放射能汚染 こんなにも!
放射線防護学者が、これまであった事件を検証する。
核兵器開発や原発事故から身のまわりの放射性日用品まで、
しのびよる放射能被害を告発。
チェルノブイリ原発事故、チョモランマの自然放射線など
多発する事件にリアルタイムで取り組んできた放射線防護学者が
放射能汚染の危険に鋭く切り込む。
緊急重版!
野口邦和 著
四六判/定価1785円(税込)
送料200円
ISBN 978-4-406-02603-1
新日本出版社(略)
http://www.shinnihon-net.co.jp
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.04.22.)
隣町で授業再開
福島・飯舘村
福島第1原発事故で、他地域と比べ高い放射線量が測定されている福島県飯舘村は21日、西隣に位置する川俣町の学校の校舎を借り、村立小中学校の授業を始めました。(略)
午前8時すぎ、川俣町の中学校に通う児童約250人は飯舘村からバスに乗り、川俣町役場に到着。数百メートル離れた学校まで全員がマスク姿で(略)登校しました。(略)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.04.22.)
大バカ【大量殺人狂】時代。
としか、言いようが無い。
(ていうか、歴然たる「子殺し」だろう、それは★)
隠された被曝
内部被曝の恐ろしさ!
たった100万分の1グラムで急性症状が…
福島原発事故で心配される放射線被曝。本書は、広島・長崎の放射線被曝の実態を隠し、内部被曝を無いものにしてきた米核戦略を告発。
内部被曝の恐ろしさとメカニズム、その実相をわかりやすく解明。
本当の科学に基づく認定基準作りを提案します。
矢ヶ崎克馬 著
ISBN 978-4-406-05373-0
定価1260円(税込)
新日本出版社(略)
http://www.shinnihon-net.co.jp
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.04.22.)
コメント