記事的には前項の続きで。
 住民の被ばく量調べよ
 田村議員 「厚労省が責任果たせ」

 日本共産党の田村智子議員は19日の参院構成労働委員会で、福島第1原発周辺住民の被ばく調査を行うように求めました。

 田村氏は冒頭、「周辺住民の健康に責任を持つのは総理大臣」などと答弁した大塚耕平厚労副大臣に対し、厚労省がしっかりと責任を果たすべきだと批判。
 そのうえで田村氏は、原発周辺住民は「どれだけ放射線を浴びているかはわからない」と指摘。アメリカから3万、フランスやカナダ、イギリスからも線量計が提供されていることを紹介し、住民に線量計を配布し、被ばく量を把握できるようにすべきだと求めました。

「現時点で考えていない」と答えた大塚厚労副大臣に田村氏は、「無責任だ」と批判。

 住民の不安に応えるために配布するよう再考を求めました。

 さらに田村氏は、政府が「健康にただちに影響はない」と繰り返しても、住民の不安は払拭(ふっしょく)できていないと強調。広島・長崎の被爆者を長年にわたって把握してきた医師などの協力をも得て、対策を行うよう求めました。

 大塚厚労副大臣は、「個々の住民の方々がどれだけ影響を受けたかということは政府としてフォローしなくてはいけない。関係省庁で協議している」と答えました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.04.20.)


 ウシや野菜は生きています
 (川崎市(略)38歳)

 原発事故のせいで牛乳やホウレンソウなどが出荷停止になりました。損害額は数兆円を超えるだろうとネットニュースにありました。賠償金がいくら多額になろうとも、それが酪農家や農家に支払われるのは当然です。

 けれど、お金を払えば済む問題でしょうか。

 牛や野菜は生きています。酪農家や農家は土日もなく、牛や野菜の世話をしています。毎日世話をしていて、愛情がわかないはずがありません。

 それが他人の過失で出荷停止になり怒りと悲しみは、いかばかりでしょう。

 国と東電の言う“想定外の自然災害”などは言い逃れです。想定外などと言うのなら、一体どこまでの災害を想定していたのでしょうか。

 共産党がチリ津波級の事態が起きた際には危険であると提言したのです。何を根拠に日本では安全だと言ってきたのでしょうか。


(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.04.20.)


http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1576410&media_id=2
<福島第1原発>仮払金の請求書 東電、避難住民に配る
(毎日新聞 - 04月20日 13:03)

 東京電力は20日午後から、福島第1原発事故に伴い避難した住民に当面の生活費として仮払いする補償金の請求書を避難所で配る。東電は、半径30キロ圏の住民らを対象に1世帯100万円、単身世帯75万円を支払うことを明らかにしている。

 東電職員や自治体職員が避難所や宿泊ホテルを訪れて書類一式を配る。請求書に住民票の写しか、それに代わる書類を添えて東電に郵送する。振り込みは請求書が届いてから約2週間かかるという。問い合わせは東電カスタマーセンター(電話0120・995・002か006)。【荻野公一】


 健康被害と、精神的苦痛に対する慰謝料は、どう扱うのかなぁ~????

 (==#)

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