原発抜き・地域再生の
温暖化対策へ
このままではいけない!
危うい原発依存からの
脱却の道を示す
炉心溶融の危険を警告していた書!
原発問題の第一人者が解明
震災で問題化した福島第一、第二原発への立ち入り調査も行ってきた著者が、電源喪失による炉心溶融の恐れも含めて解明。現場目線で、安全なエネルギー政策を提案し、太陽光や風力、小水力などを使った発電のとりくみ、エネルギーの地産地消で温暖化防止へ日本の責任を果たし、地域経済を活性化させる展望を示しています。
《目次》
第1章 環境・原発・エネルギー・地域再生
- バラバラの問題ではない経済
第2章 エネルギー政策を考える
- 自給率の問題から
第3章 原発依存は危なすぎる
第4章 環境・安全優先を基本とする自立したエネルギーへ
- 温暖化対策、地域経済再生に向けて
*写真/2002年8月、福島第2原発の制御棒駆動機構を実地に調査する著者
吉井 英勝 ISBN 978-4-406-05392-1
A5判/222頁 定価1680円(税込) 送料200円
新日本出版社(略)
http://www.shinnihon-net.co.jp
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.03.23.)
地震・津波・原発災害
国は最大限努力を
衆院総務委 塩川氏
日本共産党の塩川鉄也議員は22日の衆院総務委員会で、自ら行った茨城、福島などの被災地調査をふまえて、東日本大震災や原発災害対策を政府に求めまあした。
塩川氏は、震災被災者を受け入れた県に、国がその費用を払う措置をとったことに言及し、津波や地震だけでなく、原発事故避難者の受け入れ費用についても国が負担すべきだと主張。経済産業省の中西宏典審議官は、原子力対策特別措置法にもとづき「国が一部、または全部を補助する」と答えました。
塩川氏が被災者は都市再生機構のUR住宅に無料で入居できるのに、原発避難者は家賃が必要になると述べ、「こんなことはあってはならない」と批判したのに対し、片山善博総務省は、雇用促進住宅では原発災害でも6カ月間無料だと述べ、「こういう取り扱いが常識的だ。国土交通省に話したい」と約束しました。
さらに塩川氏は、110番も119番もいまだに使えず、町村会からも「衛生携帯電話」が要望されていることを指摘。片山総務相は、奄美豪雨災害のさいに塩川氏から要求があったことにふれ、「(今回の地震で)有用性を痛感した。配備されるよう積極的に取り組む」と応じました。
農産物から基準値以上の放射性物質が検出され出荷停止となっている問題について塩川氏は、「生産者に何ら責任はない」と述べ、補償を行うよう求めました。
片山総務相は、原子力損害賠償法により対処すべきとの認識を示しました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.03.23.)
>日本共産党の塩川鉄也議員
>自ら行った茨城、福島などの被災地調査
本来、現政権の担当大臣どもこそが、真っ先に飛んでいって、身を挺して「やるべき仕事」なんだぜ……??
民死党のバカ大臣どもは、その間、なにをやってたの……????
★(==#)★
正確な情報、規制と補償を
放射性物質汚染
東京電力福島第1原発事故の影響で規制値を超える放射性物質が検出された野菜や原乳を政府が出荷規制した問題について、安斉育郎立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長(放射線防護学)に聞きました。
立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長(放射線防護学)
安斉育郎さん
今、福島第1原発から放射性物質が出ている事実があり、それによって農産物などの食品が汚染されることは予想されることでした。
特に大量に出ているのはヨウ素131という放射性物質で、これを含む農産物を摂取し続けると、主に体の甲状腺にヨウ素131が蓄積し、わずかながら発がんのリスクが高まる可能性があります。ですから、法律にもとづく暫定規制値を設け、これを超えた農産物を市場に出さない措置をとるのは必要なことです。
同時に、今の段階では放射能汚染の危険を過度におそれる必要はありません。仮に規制値を超える、あるいは超えているかもしれない農産物を口にしたからといって、苦にするようなリスクを負うわけではありません。
特に被災者の方々はただでさえ地震と津波による被害、避難による心労がある中、余計な負担を抱えることはよくありませn。それよりも栄耀や衛生改善の支援を急ぐべきです。
政府は規制値を設けた以上、それを超える農産物を市場に出さない措置をきちんととる必要があります。当然、損害を受ける農家への補償を行い、その際は、補償対象となるかどうかをきちんとチェックし、規制値を下回ったものの風評被害を受けた場合も補償対象とすることが必要です。
政府は、「隠さない、うそをつかない、過小評価しない」を原則に、放射性物質について精確な情報を公開すべきです。
今回のような汚染を、医療上メリットがあるCTスキャンの際の被ばく量と比べるのは誤りです。参考にするなら、日常的に自然界から浴びる放射線の数値でしょう。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.03.23.)
>今の段階では放射能汚染の危険を過度におそれる必要はありません。
これ、原稿が書かれたのは、水道水が乳児の規制値を超えてしまった!の報が入る、1~2日前ね?
危険の指摘が
現実となった
(東京・江戸川区(略)会社員 60歳)
原発反対の人たちが「原発は危険」と訴え続けていたことが現実となった今、原発関係者は意識から変えてほしいです。「絶対安全」と言われてきたが、「絶対」はあり得ないのだと認識してください。
18日付の本紙に青森県の東通原発と大間原発の工事を見合わせるとありました。しかし、大間原発にいたっては予定されている運転開始時期を変更しないとのこと。これではたんなる体裁っづくりにすぎません。「喉元過ぎれば…」などと考えているようでしたら、今後も今回のような事故が繰り返し起きてしまいます。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.03.23.)
「祝の島」見て
考えたことは
(広島・府中市(略)65歳)
日本経団連会長は、「津波に耐えている原発は素晴らしい」(18日付)と述べました。
また、マスコミは人体に影響が少ないことを強調するばかりです。
最近、山口県上関原発の建設反対を28年間訴え行動している映画「祝の島(ほうりのしま)」を見ました。自然の摂理をしっかり受け止め、体を張って日々を生きておられる姿に感動しました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.03.23.)
原発の事故で
長期戦になる
(茨城・茨城町(略)65歳)
自宅から20キロの店の駐車場で地震にあいました。(略)3晩目に電気は通じたものの、水は7日目も給水車だよりです。普段から「原始的に暮らす」を心がけてはいたものの本当に大変ですし原発事故で恐らく長期戦になることでしょう。
それにしても、世界ではじめて2度も被爆してその恐ろしさをどの国よりも知っているはずなのに、あれからたったの65年の後にも大量被ばくするかもしれないという危機に直面している日本。
電気といういわば麻薬のような便利さを次から次へと大量に欲しがるために起こる人災。人類はここで、世界中でもう一度ゆっくり立ち止まって、生き残るための未来について話し合うときがきたと思います。
書いている今も、大きい余震がきています。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.03.23.)
>世界ではじめて2度も被爆してその恐ろしさをどの国よりも知っているはずなのに
これは多分、世界で最も酷い民族差別を受けたイスラエル(ユダヤ民族)が、その反動でアラブ人を虐殺しまくっている心理と、似たような状態なんだと思う……
★(--;)★
コメント