(2011.02.26.0:33~入力)

 法務省といい農水省といい……
 あげくに、厚労省が★(==#)★
 薬害イレッサ和解への批判声明
 厚労省の関与追及
 高橋議員

 日本共産党の高橋ちづ子議員は24日の衆院予算委員会で、肺がん治療薬「イレッサ」の副作用被害をめぐる訴訟問題を取り上げ、「一日も早い全面解決」を政府に迫りました。
 薬害イレッサ問題をめぐっては、今年1月に東京、大阪料地裁が和解勧告を提示したものの、被告の国と輸入販売会社「アストラゼネカ」は和解を拒否。大阪地裁は25日、東京地裁は3月23日に判決を下します。
 高橋氏は、日本医学会など複数の学会が出した和解勧告批判の声明案文を厚生労働省自身が作成していたとされる問題をとりあげ、「厚労省が関与していたとすれば許されない」と批判。細川律夫厚労相は、「事実かどうかしっかり調査する」と答えました。
 高橋氏は、厚労省が、和解拒否の理由に「新規抗がん剤の開発は大幅に遅滞する」などと主張していることについて、裁判所の和解勧告は国による「イレッサ」承認を断罪しているのではないことを指摘。「この問題を解決すればがん医療の進展とがん患者全体の利益のために資するものになる」と述べました。(略)
 高橋氏は、“副作用がない”との情報を信じ「イレッサ」を服用し、わずか2カ月後に副作用で亡くなった実例を紹介。
 「問題は副作用の情報があるのにその提供が不十分だったことだ」と主張し、副作用をめぐる情報公開の充実とともに医薬品副作用救済制度への抗がん剤の適用を要求しました。(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.02.25.)


 論戦ハイライト
 薬害イレッサ高橋議員質問
 解決は、がん患者全体の利益になる

 事実調べ 解決早く

 “夢の新薬”といわれながら、激しい副作用で800人余の肺がん患者の命を奪った「イレッサ」-。
 24日の衆院予算委員会で日本共産党の高橋ちづ子議員は、「イレッサ」訴訟をめぐる裁判所の和解勧告を拒絶する政府を批判し、被害者救済に踏み出すことががん患者全体の利益になると迫りました。
 高橋氏は、日本肺癌学会などが出した和解勧告批判の声明を、厚生労働省自身が作成していたとされる問題について事実関係をただしました。

高橋 (和解勧告に従ったら)「新薬の承認がとれない」「薬事行政が萎縮してしまう」と関係者がいっせいに声をあげるキャンペーン、世論づくりを、厚労省自らが行ったものではないのか。こんなことは絶対に許されない。(略)

 5カ月というスピード審査で販売に至った「イレッサ」。高橋氏は、原告団長(略)さんの次女で、29歳で肺がんを宣告された(略)さんの事例を紹介しました。
 “副作用がなく素晴らしい薬”との情報を信じ、承認1カ月後の2002年8月に服用を始めたものの、副作用の間質性肺炎にかかり入院。横になることもできないほどの息苦しさで涙を流しながら闘病し、服用からわずか2カ月で息をひきとりました。

高橋 国の指示で「アストラゼネカ」から間質性肺炎の注意を喚起する緊急安全性情報が出されたのは(略)さんが亡くなった2日前だった。(略)さんが渡された使用にあたっての説明と同意書には、重大な副作用として「肺の炎症によるかぜのような症状」とあるだけだ。地獄の苦しみを味わう致死性の病気だと一般の人がどうして判断できるのか。問われているのは、副作用の情報があるのにその提供が不十分だったということではないのか。

 細川厚労相は、「重大な副作用として間質性肺炎が記載され、それが死に至ることは医者なら当然知っている」と述べるにとどまりました。
 高橋氏は、多発性骨髄腫の治療薬「ボルテゾミブ」では、医師が製薬企業や学術団体、メディアに副作用情報を伝え、各組織が独自のルートで情報公開し問題の共有が図られたことで被害を減らすことができたこと、「イレッサ」においては情報提供が消極的ではなかったかとの東大医科研の(略)特任准教授の指摘を紹介。「対応が不十分だということを認めるのが次につなげるために大切。国民の命と健康を守るため、薬害を繰り返さないため、いっそうの情報公開を進めるなど国が責任を果たすべきだ」と主張しました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.02.25.)


>5カ月というスピード審査で販売に至った「イレッサ」。

 これが「規制緩和」であり、「TPP」でもある、

 と、いうことです……
 ★(==#)★


>国民の命と健康を守るため、

 ……これ……
 厚労省に限らず、新・旧の歴代「日本政府」や官省庁の「お役人」どもの、誰も……

 本気でとりくもうなんて、カケラも思っちゃいないと思う……
 ★(--#)★

 元気のもとは
 怒っているから

 (山口・周防大島町(略)84歳)

 84歳の私はよく言われる。「まー元気じゃね。どうしてそんなに元気でおれるの」と。「そりゃー私がいつも怒っているからよ」と答える。そう私はいま本気で怒っているのだ。あまりにも理不尽なことが多いから。
 まず権力を監視するはずのマスコミが、昔と同様に国に追随している姿だ。いま戦争を知らない人が政治家になり、戦争の反省から生まれた憲法9条を平気でないがしろにしていることもだ。それなのにマスコミは追及するどころか、「日本の艦船も核を搭載すべきだ」と言う元航空幕僚長をテレビに登場させていた。
 私は、たまりかねて地方紙に投稿することがある。しかし掲載されても口惜しい思いをする。それは国にとって都合の悪いことが削除されたりするからだ。庶民の声さえこうだから、他は推して知るべしだ。
 私は地方紙に投稿しても「赤旗」にはめったに投稿しない。「赤旗」を読む人たちは分かっている人たちだから。でも今回は久しぶりに言いたいことを書いた。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.02.25.)


>「赤旗」を読む人たちは分かっている人たちだから。

 うんうん。(^w^)g


>戦争を知らない人が政治家になり、戦争の反省から生まれた憲法9条を平気でないがしろにしている
◇日野市民九条の会学習会
「軍事同盟のないアジアと日本-抑止力論をこえて」


 26日(土)午後1時~3時、日野市生活保健センター講座室
(JR中央線日野駅から徒歩約10分)。

 講師=水島朝穂さん(早稲田大学教授)。

 資料代500円。(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.02.25.)



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