「食生活」つながりで……★
 輸入小麦 18%引き上げ
 4月1日から 農水省

 農林水産省は23日、製粉業者に売り渡している輸入小麦の価格(略)を4月1日から18%引き上げると発表しました。10%を超える値上げは2008年4月(30%)以来です。
 新興国の経済成長で世界的に需要が増大している上、主要生産国オーストラリアの洪水、ロシアの干ばつで生産量が減少し、国際市場で価格が高騰したためです。食料を輸入に頼る危険性が改めて浮き彫りになりました。
(略)輸入小麦は、国内で消費される小麦の9割近くを占めます。パンやめん類など食品の値上がりにつながる可能性があります。(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.02.24.)


 ……マクドの値段がこっそりあがり、
 そして、ますます品質のほうは、
 低下の一途をたどるんでしょうね……
 ★(--;)★

 壊国TPP ⑤
 世界最大の食糧輸入国
 環境に大きな負荷

 日本は、農業に対する必要な支援を削り、食糧自給率を低下させた結果、世界最大の食糧輸入国になっています。そのことは、食料生産国の農地や水資源に負担をかけています。食料の大量輸送に伴う温室効果ガスの排出で地球環境にも付加をかけています。


 「農地争奪」憂慮

 世界で今、「農地争奪」が憂慮されています。国連人権理事会が任命した「食料に対する権利」に関する特別報告者の2009年12月の報告書は、06年以降、発展途上国で1500万~2000万ヘクタールの農地が外国投資家の取引の対象になったと指摘しました。フランスの全農地に相当する面積です。サハラ以南のアフリカ諸国に多く、中欧、アジア、ラテンアメリカにも広がっているとしています。
 ①バイオ燃料原料の確保
 ②食料の確保
 ③水資源の確保
 ④原材料の確保
 ⑤二酸化炭素削減の補助金
 ⑥土地投機
-が目的だとみられると分析しています。
 国連食糧農業機関(FAO)のディウフ事務局長は、この「農地争奪」を「新植民地主義農業体制」と呼んで憂慮しています。
 日本も例外ではありません。水資源を含む日本の山林を外国資本が買収する一方で、他国の農地を日本商社が取得するなど、同様の動きがみられます。


 他国の水に依存

 日本の食料輸入に伴う二酸化炭素の排出量は、年間1690万トンにのぼります。輸入食料重量と輸送距離(フードマイレージ)を基に、農林水産省農林水産政策研究所(略)が試算しました。それによると、食料輸入に伴う二酸化炭素排出量は、食料の国内輸送による排出量の2倍近くになります。
 食料輸入は、輸入食料を国内で生産した場合に必要な水(バーチャル・ウォーター)も輸入しているに等しく、日本の場合、その量は年間約627億立方メートルと推計されています。国内の総使用量約900億立方メートルの3分の2に相当します。(略)
 どちらの試算も、農水省の「食料の未来を描く戦略会議」の資料集(08年)に採用されており、「食料の未来を確かなものとするため」、検討すべき課題だとされています。
 しかし、これらの課題は、環太平洋連携協定(TPP)への参加や、他国との経済連携を推進する議論では、まったく考慮されていません。目先の「経済効率」や、輸出大企業の利己的なもうけばかりが強調されます。
 他国の農地や水資源に負担をかけず、自国でも他国でも持続可能な農業生産を保障し、各国の食料主権を尊重し、地球環境にも配慮した国際的な貿易ルールが求められます。

(つづく)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.02.24.)


>どちらの試算も、農水省の「食料の未来を描く戦略会議」の資料集(08年)に採用されており、「食料の未来を確かなものとするため」、検討すべき課題だとされています。
>しかし、これらの課題は、環太平洋連携協定(TPP)への参加や、他国との経済連携を推進する議論では、まったく考慮されていません。

 民主党のバカどもが、「公務員は減らせ!」とか
「官僚は無駄だ!」とか、あほうなことを叫ぶのは……

 つまり、

>目先の「経済効率」や、輸出大企業の利己的なもうけばかりが強調されます。

 ……この、
「利己的なもうけ」の「邪魔になるような正論ばかり言う」から。

 なのね……★ h(==#)”★


>水資源を含む日本の山林を外国資本が買収
>輸出大企業の利己的なもうけ

 参照> http://85358.diarynote.jp/201012150135535634/

 これを野放しにする政府は……

 まさに、(字義通り)「売国野郎」だね★
 (==#)
 TPPへの参加迫る
 みんなの党 江田幹事長

 みんなの党の江田憲司幹事長は23日の衆院予算委員会で環太平洋連携協定(TPP)について「早急に参加すべきだ」と菅直人首相に迫りました。
 江田氏は「開国して貿易立国で生きていくしかない国である。TPPを絶好の機会ととらえて対応していかなければならない」などと輸出大企業の利益を代弁する立場から質問。「TPPに参加せずして『平成の開国』『尊農開国』と言ってほしくない」と後押ししました。
 TPPで甚大な打撃を受ける農業について江田氏は、減反をやめて米価を下落させ、輸出を増大させるべきだと主張。また、農地の集約化や一部農家への直接支払い制度の創設、株式会社の参入なども求めました。菅首相は「方向性は共通である」と答えました。
 農地の集約化は自公政権が進めましたが、山間地の多い日本の実情を無視したもの。株式会社参入は財界が求めていますが、耕作放棄などが増え、農業再生にはつながりません。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.02.24.)


>輸出大企業の利益を代弁
>開国して貿易立国で生きていくしかない国である。

 違うでしょ! 日本の拠って立つべきところは、高い技術力と勤勉な国民性を活かした……

「加工貿易」立国でしょ!!

 o(><;)o


>減反をやめて米価を下落させ、輸出を増大させるべきだと主張。

 ……これ……「いくら働いてもお金にならない」奴隷労働を、農家に強いる、という意味。なんですが……

 「給与労働者」のみなさんに、問う。

 時給230円(相当)の年収を、さらに下げてでも頑張れ!

 と、言われて……

 その仕事、……続けられますか……????
 (==;)★


>菅首相は「方向性は共通である」と答えました。

 そんな「野党」(=野盗)

 ……要らない★

 あの国 こんな話
 種ジャガ寄託

 南米ペルー・アンデス山中の「クスコ・ジャガイモ公園」を運営する先住農民が、同公園で収集・保存しているジャガイモ品種をノルウェーのスバールバル世界種子貯蔵庫(SGSV)に寄託します。1500品種に上り、完了に1、2年を要する見込みです。
 同公園は世界遺産マチュピチュへの入り口クスコ周辺の「インカの聖なる谷」にある1万2000ヘクタールのテーマパーク。2004年に近隣の6集落が共同して設立しました。
 地元で栽培されてきた伝統品種を次の世代に継承するのが目的。同時にジャガイモ料理や景観を生かした観光を開発し、住民の貧困脱却をはかります。
 ジャガイモは世界でトウモロコシ、小麦、コメに次ぐ第4位の主要食料。原産地はペルーからボリビアにかけての山岳地帯と高原で、ペルーでは先住民が4000年以上も前から栽培しています。
 今もペルーには4000を超す伝統品種が残っていますが、その栽培がこの数十年間に劇的に減少。同公園の学芸員アレハンドロ・アルグメド氏は「ペルーのジャガイモ文化は危機にある」と訴えています。
 首都リマの国際ジャガイモセンター(CIP)の協力で、同公園が栽培・保存する品種は1500以上に増えました。新品種をつくろうとしている世界中の研究者、育種業者からも遺伝子の宝庫として注目されています。
 SGSVは、世界各地から農作物の種子などを収集、低温で保管し、世界規模の災害で農業が破滅した場合に備えることを目的に2008年、設立されました。
 同公園協同組合長のリモ・ママニさんは「SGSV寄託で貴重な収集品種の維持を支えたい」と話しています。

(夏目雅至)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.02.24.)


>遺伝子の宝庫
>地元で栽培されてきた伝統品種を次の世代に継承するのが目的。

 ……「日本のコメは輸出用のコシヒカリだけ生き残ればいい」とか、アホ丸出しの無知蒙昧な世迷い言をほざいている、日本政府と財界の、「腫瘍人」どもよ……★

 賢明なるアンデス先住民族の、

 爪の垢を、煎じて飲めッ★★

 ★(==#)★

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