はい。前項から、続きます……☆
(共産党、ときどきアホなことするけど、
大枠としては、一番「真っ当」なんだよぅ……☆
★(--;)””★)
>「子ども・子育て新システム」で何がもたらされるか
(共産党、ときどきアホなことするけど、
大枠としては、一番「真っ当」なんだよぅ……☆
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子育て新システム
保育の公的責任放棄
高橋議員 認可保育所増設こそ
日本共産党の高橋ちづ子議員は8日、衆院予算委員会で待機児問題が深刻となっている保育行政について取り上げました。現在、政府が検討している「子ども・子育て新システム」で何がもたらされるかを示し、公的責任で認可保育所をつくることこそ必要だと政府に求めました。
政府は現在、現行の公的な保育制度を解体する「新システム」を検討しており、今国会への法案提出をねらっています。現行制度では市町村が保育の実施義務を負っていますが、その義務をなくし、保育サービスの実施を市場任せにする中身です。
高橋氏は、新システムが、これまでの保育制度と大きく異なる点として、
①保育料が、所得に応じた負担から、利用した長さに応じた「応益負担」になる
②市町村の責任が後退し、利用者と保育所などとの直接契約になる
-ことを指摘。市町村の役割は、「空き情報を紹介するだけの不動産業者のようなものになる」と追及しました。
政府の示す案では、保護者は市町村から、就労時間に応じて保育所を利用できる時間の認定を受けます。認定されても、保育所が足りなければ入ることはできません。また、認定時間を超えて子どもを預ける場合、非常に高額な保育料になる恐れがあります。
与謝野馨・少子化担当相は、「新システムで、現行制度より公的責任を後退させることは考えていない」と答弁。しかし、保育料が応益負担になることは否定せず、市町村の関与も「(虐待事例など)優先的に利用を確保すべき子どもの入所のあっせん」にとどまり、入所を保障する制度的担保がないことが明らかになりました。
高橋氏は、「これは介護保険や障害者自立支援法と同じだ。『福祉も事故責任』の考え方を保育にも広げるものだ」と指摘。待機児の解消には、公的な責任で質の確保された認可保育所を増設するしかないと、政府に求めました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.02.09.)
>「子ども・子育て新システム」で何がもたらされるか
待機児
受け入れ増の3分の2は “詰め込み”
高橋氏 認可保育所増設で解決を
「子どもを預けられる保育所が見つからない」-。日本共産党の高橋ちづ子議員は8日の衆院予算委員会で、深刻な保育所の待機児問題を取り上げ、保育の公的責任を果たすよう政府に迫りました。
切実な声
現在、認可保育所に入れない待機児は過去最悪の2万6000人超。潜在的な入所希望者を含めると100万人ともいわれています。
保育団体、女性団体の調査には、「3年間待機したが入れなかった」「預けられないと働けないという事情をまったく聞いてもらえなかった」「母子家庭なら保育所に入りやすいかといったん離婚した友人がいる」など切実な声が寄せられています。(略)
高橋氏の追及に、首相も「最終的には、すべての希望する方の子どもを預かれるようにしていく」と答えざるをえませんでした。
定員超6割
高橋氏は「問題は、これまでやってきたことが本当に(保護者の)需要に見合ったことなのかということだ」とさらに追及。政府が保育所の定員の「弾力化」と称して、定員枠を超えた自動の受け入れで待機児解消を図ろうとしてきた事実を具体的に告発しました。
高橋 2001年以降の10年間で保育所を利用する子どもが約25万人増えているが、そのうち保育所の定員枠を超えて受け入れているのはどれくらいか。
細川律夫厚労相 保育所定員の弾力化を実施している保育所は平成17年度の調査で保育所全体の59.2%。定員を超えた保育所の受け入れ児童数は約16万人。
定員を大幅に超えた受け入れで待機児解消をはかってきたことを認めた政府に対し、高橋氏は、「これでは抜本的対策にはならない」と厳しく批判。諸外国と比べても日本の保育所の面積や職員配置の最低基準が極端に低いことを(*)を示しました。(*ニュージーランド6人、アメリカ7人、フランス8人、日本20人)
また、この間、公立保育園の廃止・民営化の流れが進み、民間が2677カ所増えたといっても、その分、公立が1823カ所も減っている実態(略)を示し、「今、必要なのは保育の公的責任の拡充だ」と迫りました。
(略)高橋氏は日本共産党が国の責任で年間10万人が入れる認可保育所をつくるよう提案していることを紹介し、「東京都23区だけで東京ドーム約130個分の国有地があるのだから、この土地を(保育所建設に)活用するなど便宜をはかるべきだ」と提案しました。
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.02.09.)
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