「国保」問題の次は、
「生保」(生活保護)でいきましょうか……★
 生活保護法改悪の動き
 改定案の国会提出を検討

 厚生労働省が、生活保護の大幅な改悪につながりかねない生活保護法改定案の今国会提出を検討していることが6日までに分かりました。
 同省は、可能な限り早く地方の意見を聞く場を設けて議論をし、改定案をとりまとめるとしています。
 生活保護をめぐっては、政令指定都市の市長で構成する指定都市市長会が昨年10月、厚労省と民主党に「生活保護制度の抜本的改革の提案」を提出しています。
 同提案は、生活保護が増え続け地方財政を圧迫しているとして、
▽稼働可能層(16~65歳)に対し期間を切って集中的・強力に就労自立を促し、就労できるまでの間は、ボランティアや軽作業を義務づける
▽ボランティアへの参加回数、態度、欠席率などをみて3年または5年ごとに、受給の可否を判定する
▽医療扶助に対する自己負担の導入
▽稼働能力を判定する第三者機関の設置
-などを求め、改定案も示しています。
 事実上の「有期保護制度」にするもので、関係者から「生存権を保障した憲法25条に反する」と批判が上がっています。
 厚労省は法改定の背景として、地方自治体が「国に対して早急な対応を求めている」ことをあげており、改訂のための検討会で指定都市市長会の提案が論点となることを認めています。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.02.07.)


>集中的・強力に就労自立を促し、

 参照> http://85358.diarynote.jp/201102071457407367/
 な、わけだね★(--;)★

>ボランティアや軽作業を義務づける

 むしろ「ARBITE」という単語を、思い出さないかい……??
 http://www1.linkclub.or.jp/~ttakeshi/porhtml/pora05.html
>ここが収容所の正門である。門の上には「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)」

 ……アウシュビッツには、「劣等民族」や「退廃思想者」といっしょに、たんなる「浮浪者」(失業と貧窮によりホームレスにならざるをえなかった人たち)も、「収容」されていた……という事実を、けっして、忘れてはいけない……★
 (==;)

※ 対案: 「ボランティア」に動員するんじゃなくって、その作業を、官製の「失業者対策事業」として、有給の「仕事」(業務)にすれば、それで済む話なんだよ……☆★

 h(^へ^;)””””

(道路や公園の清掃作業とか、老人ホームの「話し相手」や「見守り」係とか……
 あるでしょ、色々!)


>厚労省は法改定の背景として、地方自治体が「国に対して早急な対応を求めている」ことをあげており、
 老齢加算
 廃止先行は不本意

 元政府専門委の
 元委員長 意見書


 生活保護で廃止された老齢加算の復活を求めた生存権裁判の中で提出された、ある意見書がいま、注目されています。
 老齢加算廃止を提言したとされる国の「生活保護制度の在り方に関する専門委員会」で委員長を務めた岩田正美日本女子大学教授の意見書です。老齢加算が廃止された経緯について「不本意」と述べています。


 基準是正せず 「つまみ食い」

 意見書は2009年5月に東京高裁に提出されたものです。その中で岩田氏は、老齢加算の廃止は保護基準の是正と「セットで提案したもの」と主張。政府が加算廃止を「つまみ食い的に先行させ」「是正等はいまだに提案されていない」ことに、「委員長の立場として、はなはだ不本意といわざるをえない」と述べています。
 東京高裁は10年5月、意見書の内容を採用することなく、原告敗訴としました。一方、原告勝訴とした同年6月の福岡高裁判決の論旨は、岩田氏の主張と似ています。国が保護基準を是正するなど代替措置を検討も実施もせず、老齢加算を廃止したことを、違法としました。
 現在、東京、福岡の訴訟は最高裁でそれぞれ審理されています。専門委員会の提言を国がどう扱ったのか、それを裁判所が正しく認識し判断する上で岩田元委員長の意見の扱いが注目されています。


 代替措置求める

 専門委員会は03年8月に設置されました。意見書によると、専門委員会は生活保護基準について20年ぶりに「本格的な検証作業を委ねられ」「(生活保護)制度全体の見直しもその課題として掲げていた」といいます。大きな任務を課せられたにもかかわらず、「加算問題の処理がまず求められ」ました。
 専門委員会は同年12月、「加算そのものについては廃止の方向で見直すべき」とする中間報告を提出。さっそく翌年度には同加算が減額されました。
 岩田氏は意見書の中で、「委員会の審議途中における老齢加算の先行的廃止は、中間報告の一部のみを委員会の結論として即座に利用」したとして、政府の対応に不満を表明しています。
 中間報告は、「廃止の方向で見直す」ことに、条件をつけました。それは、生活保護基準の体系を是正して、憲法25条がいう最低生活を維持できるような代替措置を検討することでした。代替措置は単身世帯の基準を創設するなど、現行基準の矛盾をただすはずでした。
 岩田氏は意見書で、老齢加算の廃止は、基準体系の是正と「セットで提案したもの」と主張。廃止だけを先行した政府のやり方を批判しています。(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.02.07.)


>老齢加算の廃止は、基準体系の是正と「セットで提案したもの」と主張。廃止だけを先行した政府

 ……まったく本当に……
 ……★(==#)★……

 民主党の、
「情報にはベクトル」……★★★★

 (==#)★


コメント

最新のコメント

日記内を検索