循環型農業/共生とは何か/「野の文化賞」鶴岡市のワッパ騒動顕彰会『大地動く-蘇る農魂』が受賞/真相に気付いた農民は蜂起する。
2011年2月2日 【御先祖様】とか【庄内藩】とか。(+【 日 ユ 同 ソ 論 】とか…!) さて、私に文章の才能がある?
のはなぜかと言えば、血です。
もうこれは「家業」なのかなぁ……(^^;)
地元紙「庄内日報」の「新聞記者」だった祖父が生きていたら、狂喜乱舞したであろう、記事♪
(^^)g
のはなぜかと言えば、血です。
もうこれは「家業」なのかなぁ……(^^;)
地元紙「庄内日報」の「新聞記者」だった祖父が生きていたら、狂喜乱舞したであろう、記事♪
雪の山形 民間手づくり
野の文化賞
ワッパ騒動義民顕彰会 編著
『 大 地 動 く -よみがえる農魂』など受賞
1月、雪の山形に「青猪(あおじし)忌(真壁仁)と「寒梅忌」(藤沢周平)が巡ってきた。
1月16日、山形市で開かれた「青猪忌」では、「野の文化賞」に鶴岡市のワッパ騒動顕彰会編著の『大地動く-蘇る農魂』(東北出版企画)ほかが選ばれ、受賞した。
土着の詩人真壁(1907年生まれ)が冥界に発(た)ったのは、1984年1月11日である。真壁家の葬儀に参列した関係者が語り合って「野の文化葬」実行委員会を結成。県内外の人々に別れを惜しんでもらい、志は新刊の『真壁仁詩集』という会費制の偲(しの)ぶ会である。約1200人の参加で感銘深く終了。遺族の厚意で故人の業績を顕彰する「野の文化賞」を創設、協賛を募ることになった。
翌年より授与事業が開始されて以来4半世紀。この間に28の個人・団体が受賞し、うち5名が「山形県茂吉文化賞」に輝く。民間手づくりの「野の文化賞」が、地域文化の向上に占める役割は極めて大きいものがある。
第26回受賞作
『大地動く -蘇る農魂』
『玉子と土といのちと』
賞の対象は年間の県内刊行物で、野の思想家と呼ばれた詩人の遺志を継承する作品。真壁の多彩な活動を反映し、選考に付される作品は美術、文学、歴史、民俗研究、評論、実践記録など広いジャンルにわたる。
今回も難航の末、運営委員会は師走の21日、受賞作は二つと発表した。ワッパ騒動義民顕彰会『大地動く-蘇る農魂』と、菅野芳秀著『玉子と土といのちと』である。
明治初期、当時の酒田県を握った旧藩上層部は、新政府の布告に反し従前の年貢米と雑税を課し続けていた。真相に気付いた農民は過納金返還を要求して蜂起する。三島県令の弾圧に抗し4年にわたって展開されたワッパ一揆、それを掘りおこし顕彰する学習・研究・運動を記録したのが前者。後者は循環型農業にとりくむ養鶏家が、「共生とは何か」を探ったエスプリに富む実践的エッセイで、農のありようを鋭く説く。
両者の活動はなおも続いている。
(須貝 和輔 すがい・わすけ 日本民主主義文学会員 山形市在住)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
2011.02.02.)
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