(2011.01.29.未明入力)

 前項、「教育」につながりまして……
 “履歴書かけるぐらいに”
 講師も生徒も生保受給者
 党後援会が「読み書き塾」

 東京・太田

 「なんとか履歴書が書ける程度の字を覚えたい」。東京都大田区蒲田地域の日本共産党後援会は、区内在住の生保受給者の男性(54)の要望を受けて、同じ生保受給者の男性(60)=東京都東村山市在住=を講師にした「読み書き塾」(週1回のペース)を始めています。
 「地図を読めるようになると、交通費をもらって通える、もっといい仕事が見つかるようになります」
 講師の男性は、こう切り出して、東京都の地図を広げます。最低賃金ぎりぎりのアルバイトの仕事さえなく、困惑していた生徒の男性は、地図に珍しそうに見入ります。生徒の男性は、児童養護施設育ちで事実上、小中学校に通えなかったため、ひらがな程度しか読み書きができません。
 (略)講師の男性がまず、指さした地図上の駅は、生徒の男性が失業の末、昨年3月までの数年間、路上生活をしてきた場所近くのJR蒲田駅(大田区)です。
 JRの新宿駅や(略)、一つ一つの駅の名前を指さしていきます。(略)
 生徒の男性はまだ、ほとんどの駅の名前が読めません。講師の男性が「漢字が読めるようになれば、もっといろいろなことがわかります。そのために、これからじっくりと覚えていきましょう」というと、目が輝きました。
 講師の男性は、養護学校の教師や障害者施設の職員などを転々としたあと、地域の高校生相手の家庭教師を最近までしてきました。
 長引く不況のため、その仕事もだんだんなくなり、昨年5月にはほぼ失業状態に。アパートの家賃は、政府の失業者支援制度の「住宅手当」でなんとか負担してきました。しかし、ついに生活費も預貯金もなくなり、軽いうつ状態で病院に通うようにもなったため、昨年12月に生活保護を申請。同月から、生活保護費を受給しています。


 党の連絡網

 講師の男性が、大田区の党後援会の事務所に来るようになったのは、日本共産党のネットワーク(連絡網)のおかげです。
 生徒の男性に読み書きを覚えたいという切実な要望があることを知った記者が、生活保護の申請に同行取材した講師の男性に事情を説明。「ハローワークにいくら通っても、なかなか仕事が見つからない。その時間を使ってなら、ボランティアで講師をしてもいい」と快諾を得ました。
 問題は塾の場所でした。事情を知った党大田区議団幹事長(略)が党後援会事務所の使用を提案してくれました。(略)
 「長い不況と就職難の中、行政が、働き盛りの生活保護受給者にただ、仕事を探せというのでは挫折感を抱かせるだけです。こうした時期だからこそ、読み書きを覚えたいとか、パソコンを習いたいとか、資格や技能の習得などの声に応える長い目でみた取り組みが必要です。党後援会としても、そうした取り組みを支援していきたい」

(今田真人)
(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.01.28.)


>長引く不況のため、その仕事もだんだんなくなり、昨年5月にはほぼ失業状態に。アパートの家賃は、政府の失業者支援制度の「住宅手当」でなんとか負担してきました。

 ……私もそのうち、これのお世話になるかな……(--;)……☆★

>しかし、ついに生活費も預貯金もなくなり、軽いうつ状態で病院に通うようにもなったため、昨年12月に生活保護を申請。同月から、生活保護費を受給しています。

 ふふふ……(--;)……条件は、すでにほぼ、クリアしている……☆☆


>長い不況と就職難の中、行政が、働き盛りの生活保護受給者にただ、仕事を探せというのでは挫折感を抱かせるだけです。こうした時期だからこそ、

 「健康を取り戻したい」と、おっしゃるかた! に……

 私、「ボランティア」で、整体。したいなぁ……(^^;)””””

(私自身が生活保護をもらえるようになったら……ね☆★)

 それはさておき。

>児童養護施設育ちで事実上、小中学校に通えなかったため、ひらがな程度しか読み書きができません。

 全国の、「タイガーマスク予備軍」のみなさ~ん☆

 こういう形で、「ボランティア」は、いかがでしょうかぁ……????
 (^w^)h


「生活保護」つながりで……
 老齢加算 生活に不可欠
 生存権裁判訴訟団
 廃止処分取り消し 最高裁に要請


 生活保護の老齢加算復活を求めている生存権裁判で、東京訴訟の原告・支援者らは27日、最高裁判所に対して、すみやかに口頭弁論を開き東京高裁の判決を破棄するよう要請し署名1万103人分を提出しました。(略)
 生存権裁判は9都府県でたたかわれ、このうち東京と福岡の訴訟は最高裁に審理が移っています。東京は2007年2月に提訴。原告はこの間、1人亡くなり11人です。一審は08年6月に原告側敗訴、高裁も昨年5月、不当判決。一方、福岡は昨年6月、原告側が高裁で逆転勝訴しています。(略)
 最高裁への要請後、訴訟団と支援者は厚労省前に移動sいて宣伝行動をしました。参加者が次々とマイクを握り「これ以上、年寄りを苦しめないでください。早く老齢加算の復活をしてください」(略)「この世論を受け止めてほしい」と訴えました。


 元委員の談話(略)
 全国救護施設協議会会長(当時)(略)
 文化的な生活 送るため

 私は救護施設の立場を代表して専門委員会に参加し、発言しました。救護施設は、生活保護法38条にもとづいています。身体上または精神上に著しい障害があるために、日常生活を営むことが困難な要保護者を入所させて、生活扶助を行うことを目的としています。
 救護施設の生活扶助は現金ではなく、基本的に現物給付です。現金給付は加算部分です。私たちの施設は視覚障害者の入所施設ですから、多くは障害者加算が支給されています。それが現金です。
 現金収入のない生活は考えられません。現物給付で基本的な衣食住がまかなえても、現金給付がなければ、憲法25条のいう「文化的な最低生活」はできません。人はそれぞれ文化的嗜好が違いますから。
 障害加算のない70歳以上の救護施設入所者にとって老齢加算の廃止は影響が大きい、と専門委員会で発言しました。
 理由があって加算は存在したのですから、その廃止は大変なことになるのではないでしょうか。加算で贅沢(ぜいたく)しているのなら、廃止も理由があるでしょう。でもそうではないと思います。(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.01.28.)


>救護施設の生活扶助は現金ではなく、基本的に現物給付です。

 ……「Tさんネタ」でもあるなぁ……★(--;)★
(おもいっっっきし!文句たらたらだった★)


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