(しつこく続きますが……
 読まなくていいんですってば……★)

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 しかし今年はお正月を祝ってしまったばかりで予算がない! と、「からっぽの」「予算袋」をぶんなげて、母は主張した。
 どちらにしても、成人式のほんの2日か3日前の……

 ことである。

 前日だったかその前だかの本当の直前になって、母が、さすがにまったく口をきかなくなった次女の扱いがうっとうしくなったものか、

「……レンタルなら……」とか言い出して、1万円とか2万円とかの、見ただけでも安物すぎる惨めなソレらのチラシを、持ってきたが。


 母に常識がないのは今更のことだが、どこの世界に、成人式の1日前の夜になってから「レンタル着物」のチラシを持ち出す実の母が……

 あるものか。


 私はあまりに惨めで、悔しくて悲しくて口惜しくて憎くて恨めしくて、「もういいわよ!」と、泣いて叫んだ。

 そして、成人式の、当日。

 「あ、そう、いいのね♪」と喜んだ母によって「早く行けばぁ?」と、普段着(というか着替える暇も与えられなかったので、さらに一段落ちるぼろぼろの「室内着」だった……★)のままで、

 外に、追い出された。

 のである……






 私は、成人式が、嫌いだ。


 きっと一生、憎み続け、根に持ち続け、恨み続ける……


 そのことを、自分自身に対してだけは、ごまかすことを、もうやめよう。

 自覚もせずに心身の調子を崩す毎年を繰り返す、くらいなら。


 今度から、新成人の晴れ着をみつけたら、唾はいて、蹴ってやる……





 親から愛され、育まれ、当然のように手間暇と予算をかけられ、大学まで出してもらって、就職の心配、してもらって、いじめにあったら家族に相談できて、失業したらとりあえず親に養ってもらえて、就職してても親の家に住んでいられて、お家賃払えなくてホームレスになるような心配なくて、残業が続けば晩ご飯やお弁当を作ってもらえて、あれこれ、それこれ……

 してもらえる、そして、

 してもらえて当然、と思って、感謝すらせず親に頼り切っている……


 すべてのガキどもが。
(*含む、実の弟である「長男」★)


 大ッ嫌いだ……。



(実は昨年、はるあき君と某を続けて「マイミク切り」したのは、これが一番の(唯一ではないが)「大きな原因」だったのだが……


 まぁ、向こうにしてみれば、「原因不明のやつあたり」だわねぇ……★)





(参考文献> 『はみだしっこ』三原順)

 (--;)h

コメント

きゃおる
2011年1月11日15:19

読んじゃったwごめん
そうかあ。桐さん、しんどい体験だったね。成人式。
親として考えさせられる日記でした。

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