前項に続きまして……。
 経団連、賃上げ拒否

 日本経団連は7日までに、2011年春闘で、年齢などに応じて毎年賃金を引き上げる定期昇給を容認する方針を固めました。自動車、電機などを中心に企業業績が回復しているため。ただ、一時金、手当などを加えた給与総額の1%程度の増額を目指す連合の要求は、賃上げよりも雇用維持を重視する観点から拒否する構えです。(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.01.08.)


>年齢などに応じて毎年賃金を引き上げる定期昇給

 これの恩恵に与れるのは、「正規」雇用の人だけです。


>賃上げよりも雇用維持を重視する

 この言い分に、騙されないで!!!!

 働き方が心配
 元日の宅配便

   (岐阜・関市(略)70歳)

 娘夫婦や孫たちと、にぎやかに夕食をとる元日の夜、かすかなチャイムの音。「今ごろ誰だろう」
 宅配便の若い男性だった。代引きのわずかな代金を受け取る手指が血にまみれている。
 「その手どうしたの? ちょっと待ってて」と言って、バンソウコウをまきつけてやる時に見た人さし指は、深くえぐれて肉が見えていた。「ありがとうございます。助かりました」と若者。「配達は私の家が最後? 何時まで働くの?」と聞くと、「今日は早くて8時ごろです。昨日まではずっと10時すぎでした」と。「ごくろうさま。からだ気をつけてネ」と言って送りだした。
 寒空のもと終日働き続けて、彼が受け取る対価はいかほどだろう。受け取った荷を改めてみると、大手運送会社の名がある。配達料の大半は会社の利益になり、株式配当や企業献金にまわるのだろうか。そして彼は休めるのだろうか。
 夕食の場は、ひどくなるばかりの働き方のこと、職を求め続ける人たちのこと、政治のことへ話が広がっていった。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.01.08.)


>寒空のもと終日働き続けて、彼が受け取る対価はいかほどだろう。
>配達料の大半は会社の利益になり、株式配当や企業献金にまわる

 ここね? ここ!
 赤ペン引いて覚えておいて!

「要チェック事項」ですから……!!!!

 郵便、賃下げも排除せず
 日本郵政社長が記者会見

 日本郵政の斎藤次郎社長は7日記者会見し、郵便事業会社(日本郵便)の経営について「人件費の合理化が一番の問題だ。労働組合にも協力をお願いしながら、抜本的な対策を講じなくてはいけない」と述べました。
 その上で、賃下げに踏み切る可能性も排除せず、日本郵政グループ全体で人件費削減に取り組む考えを示しました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.01.08.)


>人件費の合理化が一番の問題だ。

 参照> http://85358.diarynote.jp/201101071431385515/
 ★(==#)★


 「郵政民営化すれば未来はバラ色っ!!!!」と、ヒステリックに叫ぶアブナイ変人首相のパフォーマンスに踊らされて、安易な投票行動に走っちゃったみなさんに、問いたい。


 ほんとうに、こういう末路を、望んでいたの??

 いま、郵便配達が遅れに遅れて乱れに乱れているのも、

 働いているみなさんが、どんどん労働条件を切り下げられて、寒い中、真夜中までサービス残業しても、食うや食わず、そして、どんなに頑張って働いて見せたとしても、安定した継続雇用の保障もない……

 ★(><;)★



 そういう社会を招いてしまったのは、みなさんが、テレビのパフォーマンスに踊らされて、まともに現実の原因と結果を考えもせず、

 投票!!

 しちゃった、せいです……★(--;)★


 よく、考えて!

 考えて! 調べて! 考えて!!!!



 そして。

 行動しよう……☆☆☆☆☆!!

 「労働総研ニュース」
 春闘提言を掲載

 労働運動総合研究所(労働総研)は、春闘提言(働くものの待遇改善こそデフレ打開の鍵-企業の社会的責任を問う」を発表(本紙2010年12月17日付)しましたが、その全文を掲載した「労働総研ニュース」新年号を発行しました。
 提言は、
 ①非正規労働者の待遇改善、
 ②最低賃金1000円への引き上げ、
 ③すべての労働者の賃金1万円引き上げ、
 ④働くルールの厳守(サービス残業根絶、年休完全取得、完全週休2日制)による356.1万人の雇用創出
を提言しています。
 これらを実現すると、日本の経済成長率を5.26%押し上げ、デフレ打開の道につながることを示しています。職場・地域での春闘討論に役立つ内容です。
 頒価は200円(送料込み)。
 申し込み先は労働総研(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2011.01.08.)


>労働総研
 http://www.yuiyuidori.net/soken/


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