ともかく年越し、あとは…
 相談会に連日人波
 ワンストップの会 新宿

 「ワンストップの会」は前日に引き続き、30日も 相談のために設けられたテントでは、相談者が相次ぎ、午後5時半までに103人が訪れました。
 前日、相談に来た男性(67)が、この日もテントに立ち寄り「昨夜はカプセルホテルに泊まれて助かった。寒さが厳しいので、まだ路上にいる人は今夜もつらいだろう」と話しました。来年1月4日の朝までの宿と食事の心配はなくなりましたが、その後はとの問いに、「近く建築の仕事を見つけたので、寮に入れる。でも長くて数カ月で仕事は終わるから、その後のことはわからない」と不安な表情でした。
 「70歳にもなると全く日雇いの仕事もないです」と話す男性は、通りかかったところを顔なじみに声をかけられました。「毎日の食事をどうするか悩むところで、炊き出しやなんかで何とか路上で暮らしてきた」。応急宿泊支援の施設に入っていた経験もあり、「狭い部屋にタコ部屋のように何人も押し込められ、人間扱いされなかった」と語りました。
 ぼらんてぃあで対応にあたったワンストップの会の(略)さんは「生活困窮している人の状況は来年4日で終わりじゃないんだから、行政として今後をどうしていくのか、あとは知らないでは済まされない」と話しました。
 日本共産党の大山とも子都議、田村智子参院議員秘書が参加しました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.12.31.)


 現在お困りのかた、あるいは、困っているかたをご存じのかた。
 どうか、緊急の場合は、年末年始でも、お近くの日本共産党事務所をお訪ねください。

 どうか、死なないで、絶望しないで。

 暖かくして、新年をお迎えくださいね……!!

 就職して24年
 初の自宅待機

   (愛知県(略)会社員 47歳)

(略)学校を卒業し就職してから24年になるが、初めて自宅待機を経験した。不況の影響で勤めている会社の商品が動かなくなり、在庫調整ということで、国からの補助金をもらいながら、自宅待機を命じられたのだ。これまで、休みがもっと増えないかなと思っていたが、仕事ができることのありがたさをしみじみと感じた出来事だった。
(略)自分が今生きていられることがいかに幸せなのかが理解できた気がした。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.12.31.)


 貧困の調査で ソウル訪ねる
   (名古屋市(略)66歳)

(略)昨年に引き続き、韓国ソウルへ貧困調査に行った。今回は弁護士なども参加。ドヤ(簡易宿泊所)、診療所などのほか、「地図にない街」として行政から見捨てられた地域などを見学。(略)ホームレスにならざるをえない貧困。日本と同じである。
 合間に西大門刑務所歴史館を訪れた。日本による残虐な拷問場面が再現されている。こうしたことを再びくり返させてはいけないと強く思った。(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.12.31.)


 仕事の合間に
 登山を楽しむ

   (神奈川・二宮町(略)社会福祉士 72歳)

(略)横浜市中区寿地区(簡易宿泊所街)で、生活保護のケースワーカーとして働いた。定年退職後十数年ぶりのケースワーカーだった。年齢不問ということで、昨年末に面接を受け、アルバイトで採用された。
 仕事始めの1月4日、生活保護費の支給日はすさまじかった。午前と午後、窓口にごった返す受給者の応接に終始し、疲れきってしまった。しかし、この年齢でこの仕事ができることは、うれしかった。(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.12.31.)


 ホイッスル

 貧困撲滅を掲げたサッカーの親善試合が先日ギリシャで開催されました。8回目となる国連開発計画主催の試合で、親善試合を務める元フランス代表・ジダン氏らが参加しました。
 ジダン氏ら、世界各地から集ったオールスターと地元の強豪オリンピアコスが対戦。ホームに集まった3万3千人のファンをわかせました。収益はすべて貧困打開のために使われ、今回は特にハイチとパキスタンの支援に使われます。30以上の国で生中継されました。
 社会貢献活動の大切さを発信してきたジダン氏は「この試合を通じ、ぼくらは苦しんでいる人々とともにあると世界中に知らせたい」と語ります。困難な状況におかれた人々に心を寄せ、連帯することの大切さを改めて教えてくれました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.12.31.)


>社会貢献活動の大切さ
>ぼくらは苦しんでいる人々とともにある
>困難な状況におかれた人々に心を寄せ、連帯することの大切さ

 次の項に続く……★(--;)☆

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