前項の、名護市への交付金削減額と、並べて読んでください……★
 米軍関係費 3189億円に
 政府予算案 過去2番目の規模

 2011年度政府予算案で、米軍「思いやり」予算、米軍再編関係経費、沖縄に関する日米特別行動委員会(SACO)関係経費の合計額は3189億円の巨額に上り、過去最多だった今年度に次ぐ規模になりました。
 米軍再編経費は、総額1230億円を計上。沖縄の一部海兵隊を米領グアムに移転するとして、同島の米軍基地増強を図る経費として、司令部庁舎の建設工事費や上下水道整備事業への出資を初めて計上するなど、過去最高の352億円を盛り込みました。
 また、今年5月の日米合意に基づいて米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)に代わる新基地を同県名護市辺野古に建設する経費として、環境現況調査費と下士官宿舎など付帯工事費の計16億円を計上。岩国基地(山口県)への米空母艦載機移転経費も10億円増の280億円を盛り込みました。米軍家族住宅の設計費や、艦載機の関連施設建設費が計上されています。
 「思いやり予算」は今月14日の日米合意を踏まえ、総額1858億円になりました。日米合意では、基地従業員の労務費などを削減する一方、その分、基地の施設整備費を増強し、現行水準を維持するとしました。
 その結果、
▽施設整備費206億円
▽労務費1399億円
▽光熱水費249億円
▽訓練移転費4億円
-となりました。
 施設整備費では、日米合意で決めた「環境に配慮した施設の整備」として初めて調査・設計費約5000万円を計上しました。
 沖縄の米軍基地・訓練を “たらい回し”するためのSACO経費は101億円になりました。

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.12.25.)


>沖縄の一部海兵隊を米領グアムに移転するとして、同島の米軍基地増強を図る経費

 参照> http://85358.diarynote.jp/201012241149031407/
 (==#)

>基地従業員の労務費などを削減する一方、その分、基地の施設整備費を増強し、現行水準を維持するとしました。

 「国益」や「国防」に従事するはずの愛国的「公務員」の手取りは減らして悪条件の官製ワーキングプア「非正規」雇用のみにして……

 で、政治献金しまくり~の、施工受注ゼネコンに支払う金額だけは据え置きます。って……

 そういうことね??!(==#)

>総額3189億円

 ……言うまでもなく、しつこく繰り返しますが、みなさんの払った、税金の、これが、使い道です……

 (==#)

 そして、名護市への「嫌がらせ」予算……「マイナス10億円」!!

 沖縄・基地 「移設」 の地ならし
 振興予算10年ぶり増

 沖縄振興予算の総額は前年度比0.1%増の2301億円。菅直人首相が米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の県内「移設」に向けた地ならしのため、「前年度を下回らないように」と指示したことを受け、2001年度以来、10年ぶりの増額となりました。
 一括交付金については、他の都道府県とは区別した「沖縄振興自主戦略交付金」(仮称)として321億円を計上しました。(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.12.25.)


 北海道部隊初参加へ
 自衛隊 九州・沖縄離島演習に

 24日に閣議決定された2011年度軍事費の予算案資料で、自衛隊が来年度、九州・沖縄地域で離島侵攻を想定し、陸自の北部方面隊(北海道)が初参加する実動演習を計画していることがわかりました。新防衛大綱で、対中国を想定して南西方面への自衛隊増強を打ち出した「動的防衛力」構想の具体化です。

 「動的防衛力」 の具体化
・ 「そうりゅう」型潜水艦の建造 577億円
・ 固定翼哨戒機P1を3機取得 563億円
・ 次期輸送機C2(仮称)を2機取得 657億円
・ PAC3を沖縄に追加配備 206億円
・ 新他用途ヘリの開発 35億円
・ 「離島対処」での陸海空実動演習 1億円(略)


 予算案では同実動演習に1億円を計上。西部方面隊の実動演習は今年度から実施している陸海空の共同演習です。そこに加えて北部方面隊の地対艦ミサイルを配備する部隊が参加し、九州・沖縄に配備されている地対艦ミサイル部隊と連携します。(略)

(日本共産党 http://www.jcp.or.jp/
 機関紙「しんぶん赤旗」http://www.jcp.or.jp/akahata
 2010.12.25.)


 ★★(==#)★★

コメント

最新のコメント

日記内を検索